愚か者の島
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内容的には「無人島サバイバルホラー嫌ミス」(?)といった感じ。 登場人物は、一部を除いてまったく好感を持てないというか、むしろ殺されてくれてスッキリという感じの人たちばかり。殺人事件を起こして逃亡中の青年が、一番まともというかいい人に見えてくるレベル。 何よりも、登場人物たちの「愚か者」ぶりのタイプ(事情とか思考とかキャラクターとか)が、一人も被っていないのがすごい。 個人的には、「次は誰が殺されるのかな」「早くこいつにバチが当たらないかな」と期待しながら読むという変な読書体験でした。 | ||||
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南の孤島で繰り広げられる、わけあり男女たちの生き残りを描いた物語。 序盤から中盤は、サイトウと名乗る指名手配犯、元医師の土岐と自然主義に傾倒した咲良の不倫カップル、引きこもりの息子諒を持つ教師一家、そして不動産会社の社長婦人嘉門とその従者の亀石と阿久津たちの四つ巴ともいえる駆け引きや、それぞれの思惑が入り混じっていて楽しめた。 その均衡が崩れたときに何が起こるのか楽しみに終盤を読んだのだが、緊迫感もなくてわりとあっさりした展開だったのが物足りなかった。 嘉門たちの狙いはすぐに判明するのだが、土岐と咲良の対立や、目立つことを避けたいサイトウの振る舞い、外部の島の杉本医師の対応など、もっと狂気じみた展開を楽しみにしていたのに、当てが外れた。 中盤まで非常にスリリングだったのに、最後はきれいにまとまりすぎてしまった。 | ||||
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