彼女をそこから出してはいけない



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    初公開日(参考)2022年07月
    分類

    長編小説

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    彼女をそこから出してはいけない(祥伝社文庫い34-2)

    2022年07月13日 彼女をそこから出してはいけない(祥伝社文庫い34-2)

    フリーライターの大塚文乃は注目の画家、荒木一夫のルポを書くため、個展を訪ねた。ダムに沈んだ荒木の故郷、小楷町を再現した絵の前に立ったとき、いるはずのない少女が絵の中に現れ、文乃は気を失ってしまう。後日、小楷町の歴史を調べるうちに、「ツキノネ」と呼ばれる土着宗教の神の存在を知るが、その名はある老夫婦の惨殺現場で発見された少女と同じものだった…………。 『ツキノネ』改題作品(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    傑作絵画ホラー

    正直まったくノーチェックの作品・作者だったのですが、怪奇幻想系のブログで紹介されていて、とても私好みっぽかったので購入。
    大正解でした。
    幼い頃に住んでいたダムに沈んだ町を憑かれたように写実的に描き続けている画家の絵の中に、存在しない少女を主人公が目撃して倒れるという出だしの展開から掴まれました。
    フリーライターの彼女が調査をしていくうちに、やがて失われた町の過去に絡んだ土俗伝奇ホラー的な側面が見えてくるのですが、それも一筋縄ではいきません。
    解説で、あえてジャンル分けするなら現代ミステリーということになるだろう、と書かれているように謎がじわじわと解明されていく過程もスリリングでした(ただ、必ずしも全てがすっきりするわけではないですし、私は無理やり分類するならやはり超自然ホラーといった方がしっくりくる気がしました)。

    同じ絵画怪奇モノということもあってか、ちょっと大好きなマレルの『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』を連想させる作品でもありましたね。
    あちらが好きな人は、きっとこの小説にも魅かれるのではないでしょうか。
    彼女をそこから出してはいけない(祥伝社文庫い34-2)Amazon書評・レビュー:彼女をそこから出してはいけない(祥伝社文庫い34-2)より
    4396348215



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