月光蝶 NCIS特別捜査官



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初公開日(参考)2013年04月
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長編小説

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月光蝶: NCIS特別捜査官

2013年04月01日 月光蝶: NCIS特別捜査官

米軍女性士官の死体が基地内で発見された。同時に基地の外で大量の血痕も見つかり、米海軍犯罪捜査局(NCIS)が捜査を開始する。だが被害者が基地を出入りした痕跡はゼロ。行き詰まる捜査、難攻不落の出入記録。犠牲者は、いかにして基地を出て、殺されて戻ってきたのか?全てのゲートと鉄壁の警備をすり抜けて、二つの死体が移動する!空前の着想、どんでん返しと皮肉な幕切れ。新鋭が放つ話題必至の本格ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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月光蝶 NCIS特別捜査官の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Bランク


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(8pt)

月光蝶 NCIS特別捜査官の感想

横須賀米軍基地の内側と外側が舞台の本格ミステリ。

日本でいながらアメリカの法律が適用される米軍基地の特殊な舞台。
基地の内側で発見された惨殺死体と基地の外側で発見された大量の血痕の関連性の謎から始まる『基地の密室』という問題が新鮮でした。

基地の内側と外側、事件現場はどちらなのか?被害者or犯人はどうやって出入りしたのか?
密室殺人でのテーマが基地の規模で行われている面白さがあり、さらに法律の違いから、基地の内側の米軍と外側の日本警察とで情報共有の制限が生まれ、今ある手がかりで事件を推理するロジカルな面も楽しめます。

本書を読む前は、警察小説のサスペンス的な本なのかと思っていたのですが、上記の密室問題。手がかりを得るための推理考察。最後は関係者を集めての推理披露の解決編。などなど、好きな様式の本格ミステリを味わえました。
また、作品の中に組み込まれているテーマや話題など無駄なく関連していたり、手がかりの散りばめ方が綺麗で読み直すと発見もある。かなり整ってます。

雑誌のランキングからは外れている作品なのですが、見落とされて読まれていないのでは?と思う気がするぐらい、よく出来ている作品だと思います。
好き嫌い分かれそうな要素もありますが、とてもよかったです。

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egut
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No.2:
(2pt)

策に溺れる…

(少しネタバレかも、注意下さい)
小説としては面白かった。が、推理小説としての評価は★2つまで。論理的に飛躍・無理がある部分が目立つ。
一つめの問題は密室トリック。犯人の仕掛けたトリックは、結果的に目論見通り進んだが、『主人公が直接データを検証すれば』当然に気づくはずであり、従って、犯人がそれを想定しないで行動することはあり得ない。
二つめは、第三の殺人。機会があったことは納得できるが、その機会に犯人が被害者とどういうやり取りをすれば犯行をなしえたかを考えてみれば、無理があることに気づくだろう。
三つめは、最後の仕掛け。確かに面白いアイデアではあるが、第二の殺人の後、主人公たちには自明のこととなったはずで、それが小説の中で語られないのは不自然に思える。
まさに、策士策に溺れる、という感が強い。
以上のような難点があるということで評価を下げたが、話としては読みやすいので、上記のような指摘が的を射ているかという見方で読んで見られるのも面白いかもしれない。
月光蝶: NCIS特別捜査官Amazon書評・レビュー:月光蝶: NCIS特別捜査官より
4103338717
No.1:
(5pt)

2013年度の収穫

大変良く出来たミステリーだ。
おそらくこのミス・本ミスともに結構な順位に上ると思う。

「密室」トリック自体はやや呆気ない感はあるが、それを上回る大胆な仕掛けが施されており
あとから読み直して「おお!」と感心するような伏線が随所に張り巡らされている。

主人公となるキャラの立ち位置が今ひとつはっきりしない、という欠点はあるが、
こちらはぜひシリーズ化のうえ、徐々に其の辺も書き込んでいけば良いだろうと思う。
今年度の収穫として記憶されたい。
月光蝶: NCIS特別捜査官Amazon書評・レビュー:月光蝶: NCIS特別捜査官より
4103338717



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