首無館の殺人



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初公開日(参考)2018年09月
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長編小説

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首無館の殺人

2018年09月28日 首無館の殺人

首のない死体が一つ。浮遊する首が一つ……。没落した明治の貿易商、宇江神家。 令嬢の華煉は目覚めると記憶を失っていた。家族がいて謎の使用人が現われた。館は閉されており、出入り困難な中庭があった。そして幽閉塔。濃霧たちこめる夜、異様な連続首無事件が始まる。奇妙な時間差で移動する首、不思議な琴の音、首を抱く首無死体。猟奇か怨恨か、戦慄の死体が意味するものは何か。首に秘められた目的とは。本格ミステリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

首無館の殺人の総合評価:5.80/10点レビュー 10件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

首無館の殺人の感想

表紙の雰囲気とタイトルは抜群に良いです。世のミステリ好き読者を釣り上げる事間違いなし!と感じます。
中身は、、、好みの問題でちょっと名前負けしている気がしました。
読後に知りましたが本書は『使用人探偵シズカシリーズ』2作目でした。シリーズという事はあえて隠している気がします。知らずに本書から読んでも問題ありません。

切断される首の謎というのはミステリのテーマとして興味津々でした。
定番の首切り理由の数々を挙げながら何処に着地するのかがミステリとして楽しめました。
探偵役のシズカはアクが強く、犯人が首を切りたいなら首が切れないように対策しましょうとか、身元を隠すのが目的なら予め皆の顔を潰して犯人を困らせましょう、という具合に、ぶっ飛んだ発言をするのが面白い。あえての極論を提示しているのはわかります。既存の首無しミステリとは違った個性を感じました。
本書の特徴として感じたのは、犯行現場から真実をロジカルに解決するのではなく、犯人の次の手を予想し、対策したり犯人を挑発したりする点。この探偵は連続殺人を前提に話を進めており、場違いな傍観者をとても感じました。その為、読んでいて館の連続殺人にドキドキするような緊迫感はなく、他人事に感じる作品で惹きこまれませんでした。

真相の首無しテーマについては面白い所を突いてきて良かったのですが、そこに至るまでの全体像が把握し辛いのが難点。場景や登場人物が分り辛い為、もう少し読みやすくする為に、館の見取り図と登場人物一覧は欲しかったです。また、舞台となる1800年代に合わせてか、回復⇒恢復 という具合に難しい漢字を使い、人物名も読み辛くなっています。ページ後半では慣れかもしれませんが現代語に感じる為、序盤の読み辛さが緩和されて内容の把握がしやすければ、もっと作品に惹き込まれると思いました。
過去に著者の『月光蝶』を読んでおりますが、その時の読みやすさが本書では感じられなかったのが残念でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.9:
(1pt)

印象にも残らない作品!

ストーリーの展開の速さは回りクドさは無いけど、何か事件の結末を知っても著者の言うべき事が素直に伝わらない、屋敷物が好きなので読んで見たが、事件の流れの中に何か乗って行かれない違和感を感じてしまった。後味の悪さだけを残してしまい、この作者の力量に見切りを付けたくなったのは事実でしたね、
首無館の殺人Amazon書評・レビュー:首無館の殺人より
410180138X
No.8:
(3pt)

回りくどく癖がある

1作品から見ても、ちょっと回りくどく癖が強かた。後登場人物の名前について、私だからかなちょいややっこしく感じたため、戻って人物見直したりしました。
ただし、館の雰囲気やトリックに関しては私は良いなと思うところや、首無しの目的については面白いと思いました。
首無館の殺人Amazon書評・レビュー:首無館の殺人より
410180138X
No.7:
(4pt)

少し都合良すぎるかな。

なかなか面白くて悪くはないけど、都合良すぎる状況が読んでいて私は気になりました。そこが欠点かなと思います。
首無館の殺人Amazon書評・レビュー:首無館の殺人より
410180138X
No.6:
(2pt)

やっぱり、今一つだった。

使用人探偵シズカの二作目?
四作目の鏡館を購入した際、間に二作分あると知り、追加購入し、鏡館の後に読了。

題材は良さそうなのにそれを活かしきれずに...
妙にこねくりまわす言い回し、展開に少々しらけ気味に。
一作目、四作目の鏡館と同様に、浅い部分でストーリーが展開し、そのまま終了と言った印象。

館の雰囲気は良いはずなのに、描写が少なく読んでいてイメージがわかない。
シズカが戯言の様な推理とも言えないものを披露しつつ物語は進み...
そう終わるのかと言う終わり方に。
残る三作目はどうしようか。
買ってしまったけれど。
首無館の殺人Amazon書評・レビュー:首無館の殺人より
410180138X
No.5:
(4pt)

独特な世界観が癖になります。

ある館にて繰り広げられる凄惨な事件とその背景にある陰謀。事件の真の姿は最後まで読み進めることでその全貌が明らかに・・・。探偵役を務める使用人シズカの独特の言い回しが多少わかりづらく、癖のある世界観は好みの分かれるところでしょうか?事件の意外な真相には驚かされました。個人的には楽しめる作品だと思います。
首無館の殺人Amazon書評・レビュー:首無館の殺人より
410180138X



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