呪殺島の殺人



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初公開日(参考)2020年05月
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長編小説

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呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)

2020年05月28日 呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)

秋津真白は、伯母・赤江神楽の遺体の前で目を覚ました。だが、全ての記憶がない。ここ赤江島は、呪術者として穢れを背負った祖先が暮らした島。屋敷には、ミステリー作家の神楽に招かれた8人が。真白の友人で民俗学研究マニアの古陶里の他に、顧問弁護士、ジャーナリスト、担当編集者、旧知の三姉弟たち。伯母を殺めた犯人はこの中に…。真白と古陶里ペアが挑む、新感覚密室推理。(「BOOK」データベースより)




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呪殺島の殺人の総合評価:4.86/10点レビュー 7件。Dランク


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(4pt)

呪殺島の殺人の感想

設定は面白いのですが、雰囲気作りや言動がそぐわなかったのが残念に感じました。

内容は呪われた孤島を舞台にしたクローズドサークル・館もの。屋敷を舞台に密室殺人から始まる連続殺人が発生。タイトルからしてミステリ読者がターゲットなので、ミステリ好きが好む要素を盛り込んだ作りは好感でした。冒頭にて主人公が目を覚ますと遺体と一緒の密室内にいるシチュエーション。さらに記憶喪失で状況不明。主人公と読者の情報量を合わせ、何が起きているのかという所から始まる物語です。

さて、これらの設定や要素はとても興味が沸きました。ただ残念なのが雰囲気作りと各人の言動です。悪い意味でライトな扱いになっていました。タイトル『呪殺島』にある通り一族が不幸な死を遂げる呪いを扱いますが、おどろおどろしさがなく、そもそも"呪い"を何で扱ってしまったのかと疑問に感じるほど意味がない。ただ単に人が多く死ぬ理由付けでしょうか。
登場する人物達の会話も緊張感がなくライトというよりボケや冗談を聞かされているように感じます。笑い話な感覚での会話であり、真面目さが感じられない。それでいて大事な所は急に固い口調で説明される。
例えるなら映画やドラマで役者のセリフが棒読み過ぎるとシラケますがその感覚に近いです。無理して悲鳴を上げたり推理しているのですかと感じる。特に主人公が大根役者で、言動が軽すぎて作品にまったく没入できませんでした。

所々に好みはあるのですが、残念に感じた読書でした。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(3pt)

物語の設定は魅力的だが後半展開は雑に処理しすぎる

呪術を行う一族を閉じ込めた島というのが、クローズドサークル好きには気になったので購入。
近年はネットとスマホの普及でクローズドサークル系統はなかなか四苦八苦している印象なんですが、だからこそ創作物の腕の見せ所とも思っているので楽しみにしておりました。

読み終わってみて、主人公ふたりや舞台設定はそれなりに魅力を感じたのですが、肝心のさつ人描写がかなり無理があるかなと思ってしまいました。特に後半の雑に処理されているような過程は情緒もへったくれもない、物語の都合を大きく感じさせるものでガッカリでした。もうちょっと丁寧にやってくれないといろいろ台無しだと思います。

でも語り部である主人公の謎やトリックはなかなか面白いものがありましたし、この後も呪殺シリーズは続いていくようにバックグラウンドは魅力的です。ぜひともパワーアップしてシリーズを続けていただきたいです。
呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)より
4101801924
No.5:
(1pt)

もう少し文章に緊張感を

タイトルに惹かれて購入しました。導入部や考察は楽しかったのですが、、どうにも要所要所の『ひとりツッコミ』に緊張感がその都度そがれました。最終的に真相がわかっても、いまいち感情移入出来ないままでした。
呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)より
4101801924
No.4:
(4pt)

記憶喪失がこんな簡単にできるなんて………

結構熱中しました
記憶が簡単になくなることはさておき
ストーリーが作り込まれていていい作品です
ですが小説をかなり読んでいる人にはお勧めできないかもしれないです
今から読み始める人などはいい作品です
呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)より
4101801924
No.3:
(2pt)

作品のバランスを壊す語り部の言動

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

終わってみれば,動機や背景の物語は悪くなく,少しわかりやすくはありましたが,
ミステリ的な『仕掛け』もうまくハマるなど,全体的にはまずまずだったと思います.
また,皮肉めいたやり取りが複雑な後味を残す後日談など,幕の下ろし方も印象的です.

一方で語り部の男子大学生については,かなり脳天気,また稚拙な言動が目立ち,
誰かを相手にした『表向き』の様子は,彼を襲った出来事から仕方がないにしても,
地の文には読むたびに苛立ち,気が削がれるなど,かなり人を選んでしまいそうです.

ライト層を意識したのかも知れませんが,起こる惨劇に対してバランスが悪すぎで,
帯の『民俗学オタク』や『呪術師の末裔』も,あまり前には来ていなかったようです.
呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)より
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No.2:
(4pt)

【ネタバレ無】 あいつは一体誰なんだ?

「目覚めれば目の前に死体。自分の手にはナイフ。部屋は密室。そして、目覚める前の記憶を喪失・・・」
始まりはこんな感じです。(帯にも書いてある通りです)
ここで涎が出ちゃう人は是非買った方がいいです。

だが欠点が2つほどある。
著者の文体があまりこなれたものじゃないこと。
最初の方はセリフが誰が誰のか分からなくなることが多い。
読み進めてキャラの口調がこっちにもハッキリ分かってきたら気にならなくなるけれど、
それでも後半に入ってもたまに誰のセリフか分からなくなることがしばしば。

もう一つの欠点は、屋敷見取り図やアリバイの時系列表を載せてくれてるにも関わらず、
あまり用をなしてないこと。
カッチリとした本格ミステリではないです。そこは期待しない方がいいです。

序盤から中盤まで何が起きているのか、誰が犯人なのか、全く分からない謎だらけの事件なので、
結構たのしめると思います。
ただし、最後まで読んで天地がひっくり返るほどの衝撃を受けるようなものではありません。
(この手のトリックが初体験の人ならひっくり返るでしょう)

新潮社nexシリーズは今回初めて読みましたが、対象年齢は12~20歳ぐらいですね。
文中の会話も若者向けになっているので、若者の会話についていけないような人が読むと辛いかも知れません。
星4つにしたのは、上記のいくつかの欠点に加えて、若年層向けのシリーズなのに値段が高いところ。
若年層をターゲットにするなら350ページの文庫は640円ぐらいが妥当と思う。
呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:呪殺島の殺人 (新潮文庫nex)より
4101801924



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