さよなら世界の終わり
- 虐待 (178)
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今読み終わりました。僕ごときが佐野さんの著書を評価するなどおこがましいですが、それを承知の上で書かせていただきます。 読みはじめの感触は良かったです。設定としても面白いし、主人公とヒロインのキャラも王道といった感じで。 半分に到達するかどうかの時点でも片鱗は見えていましたが、完全に路線を見失ったのは2/3のあたりでしょうか。フィクションとかいう次元を超えて理解不能な現象がおこり、読者の置き去り感が否めません。登場人物の言動、人格にも一貫性はなく、正直理解し難い部分が多いです。はじめの設定も登場人物の伏線も何も回収されることがないまま、知らないうちに終わりました。 しかしながら★5と言う評価にさせて頂いたわけですが、その理由は簡単です。間違いなく、ここが佐野徹夜の原点だからです。佐野さんが抱えるポテンシャルの全てがこの中にあるように感じます。アイディアとか哲学とかがラベリングされないまま箱の中に入れられている。そんな作品です。 以後発表される全ての作品は、この作品から抽出したエッセンスを理解可能な表現に『加工』したものに過ぎないのでしょう。間違いなくこれは原点にして終点の物語で、ここから始まってここに収束するのだと思います。 次回作も楽しみに待っています。ありがとうございました。 | ||||
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まだ読んでませんがら佐野徹夜さんの小説はどれも好きなので楽しみです。 | ||||
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読んで意味を見出せる人 ・作者さんの作品が好きな人 ・生きる意味を見出せず、生の価値観がわからない人 読んでもしっくりこないであろう人 ・中途半端な生きづらさを感じている人 ・感動を求めている人 ・青春を求めている人 読み終わった第一印象は、 ・あらすじから想像してた内容と違う ・パッとしない ・何が伝えたかったのかわからなかった ただし上の印象はあとがきを読むことによってかなり変わりました。 この作品は、作者さんが今回書いたものではなく、昔書いたものを改稿したものです。あとがきを読むとわかりますが、当時小説家として苦悩していた作者さんの思いをそのままぶつけたような作品だと感じました。それゆえに『何を伝えたいのかわからない』、『文章が稚拙』と感じられた方もいらっしゃるようです。 しかし、私の場合は読む価値のある一冊であったと感じています。この本を読んで、生に関する価値観を考えてしまうようになりました。以前から同じようなことをよく考えていたのですが、自分の価値観に新しい考えが加わったような気がします。思考をさらに深めるために、これから何度か読み返すことになると思います。一度読んでおしまいにはならない本だと思いました。 稚拙な文章で、おかしな部分もあるかと思いますが、以上が私の感じたことです。 作者さんの意図に反することを上には書いているかもしれません。 あくまで私個人のレビューであることをご了承ください。 | ||||
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作者曰く、初期衝動の塊のような作品らしい。 だが、リアリティや説得力のないキャラクター、青春を曲解したご都合だらけの歪んだストーリー、全てが悪い意味で自己満足で終っている。 もちろん、世の中には「素晴らしい自己満足」も存在するのだが、この作品はその域にはまるで達していない。 他に読むものも見るものもない、まとめサイトで掲示板創作ストーリーを読むのも飽きた、くらい時間に余裕があるひとは読んでみてもいい。 (ネットに転がっている掲示板創作の方が、まだ読んでいてワクワクするだろうが…) 作者は一発屋とは言わないが、新作が出るたびにがっかりしてしまう。 応援などするのはおこがましいし、本人のプライドを傷つけるだろうが、頑張ってほしい。 でないと離れてしまう読者も大勢いるだろう。 | ||||
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伝えたいことや、設定がどうだ、なんてことはどうでも良いんです。 小説なんて言わばフィクションをフィクションとして読むものなので、設定がどうだとかにケチをつけるつもりはないです。 ただ、小説に登場人物を描くなら、それを「人らしく」描いて欲しいです。 何故この人物はこのような性格なのか、考えなのか、何故このような行動をするのか、このような言動をするのか、についての理由づけが曖昧すぎます。あまりにも稚拙。 作者の頭の中にはあるのでしょうが、それを伝えることができないと小説としての価値はありません。 また、小説に出てくる全てのものには意味を持たせるべきです。何故この人物は存在するのか、この物は存在するのか、意味付けが曖昧すぎます。 作者が本当に描きたかった物語だと言いますが、全く伝わらない、面白くない、何を伝えたかったのか何を描きたかったのか全くわかりません。 ただ自分を投影したような現実で上手くいかない隅っこの自分の成れの果てみたいな主人公に、特別な能力を持たせて可愛いヒロインとくっつくみたいな小学生の妄想を描くなら、漫画でも書いてコロコロコミックにでも出してみればいかがでしょうか。 | ||||
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