使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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見立て殺人がメインの本格ミステリもの。クローズド・サークル、館もの、次々に殺される招待客、絵画に見立てられた殺人。といった具合で設定は抜群に面白い。ですが好みにそぐわない理由として、雰囲気や情景が浮かび辛く読んでいて面白くなかったからです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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中途半端で取ってつけたようなキャラクターと設定、ご都合主義な展開で緊迫感はゼロ。見立て殺人が重要な要素なのだが、リアリティもなければ、逆に非日常的なおぞましさもなく、よくわからない理屈が展開されて置いてけぼりにされる。最後のトリックや動機の種明かしも「それでいいの?」という感じ。あまりに薄味でサクサク読めるとは言えるか… | ||||
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明治の横濱である必然性がない。 登場人物が少なすぎて、つまらない。 シズカに意味なく振り回されすぎ。 最後の方は、とにかくお話を完結させねばという都合のいい説明文が多い。 シズカがなぜ雇われてそこにいるのか、が最大の謎。 強調の意味で文章につけられた句読点はいらないと感じた。 全体的には好きな設定。 「見立て」について語る感じも面白い。 設定にも登場人物にももっともっと肉をつけて、ラストももうひとひねりふたひねりしたものが読みたいと思いました。 | ||||
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本作品のように、時代設定が現代ではない場合、状況説明や人物描写がついついクドくなりがちなものですが、文体自体は割とシンプルにまとめられているので、読み難さはあまり感じませんでした。謎解きの方も適度にヒントが描かれているので、あれやこれやと想像しながら楽しんで読み進めることが出来ました。最後に、何故犯人が恐ろしい凶行に及んだのか、その動機と目的が明らかとなります。ただ、惜しいのは、生き残った登場人物たちの後日談をエピローグとして描いてほしかったのと、明治初期の横浜が舞台設定なので、そのあたりの状況も作品中にもっと織り込んでも良かったのでは?と思いました。本作品の続編もあるようなので、是非読んでみようと思います。 | ||||
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嵐に閉された異人館で、招かれたのは画家に縁のある6人の男女が次々と殺されていきます。探偵役の使用人シズカが結構独特で怪しい雰囲気なのですが、その怪しさの意味がちょっとよくわかりませんでした。相変わらず会話の横の点が多くて、それが意味のあることなのかないことなのか…不思議な世界の演出なのでしょうが、多少くどいなあとは思いました。個人的にはトリック含め「首無館の殺人」のほうが面白かったかな、という印象です。 館の主が車椅子の老人で、というシチュエーションから、だいたいは想像がついてしまったのが少し残念ではありましたが、素人の拙い想像以上のトリック等はもちろんありましたし、しっかりとしたミステリだなとは思いました。文章自体もとても読みやすく、考え事をしていたり多少乱読したりしても、ちゃんと話が理解できましたので、その点ではこの作家さんの作品をもっと読んでみたいなとは思いました。 | ||||
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見立て殺人を中心に話が進む。居留地というクローズドサークル。本格推理小説の醍醐味が味わえる作品。 読みやすい文章であっという間に読めた分、展開をひねろうとする作者の意図が随所に読み取れるのが、気になった。 面白い展開なのに軽い印象を受けるのは残念。 次作にも期待したい。 | ||||
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