使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件



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初公開日(参考)2017年09月
分類

長編小説

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使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)

2017年09月28日 使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)

謎の絵の通りに、紳士淑女が縊られていく……。ご主人様、見立て殺人でございます――。死人の唇をした無感情の使用人・栗花落静が、閉ざされた洋館で、奇怪な難事件に挑む! 「あと、二人、死にます」使用人は容赦なく云った。嵐に閉された異人館で、「名残の会」と称する奇妙な宴が始まった。館の主は謎めいた絵を所蔵する氷神公一。招かれたのは画家に縁のある6人の男女──。次々と殺されていく招待客たち。絵の下層には、なぜか死んだ者が描かれていた。縊られた姿もそのままに。絵は死を予言しているのか。絵画見立てデスゲームの真相とは。使用人探偵ツユリシズカの推理が冴える本格ミステリー。(「BOOK」データベースより)




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使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件の総合評価:4.92/10点レビュー 13件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件の感想

見立て殺人がメインの本格ミステリもの。クローズド・サークル、館もの、次々に殺される招待客、絵画に見立てられた殺人。といった具合で設定は抜群に面白い。ですが好みにそぐわない理由として、雰囲気や情景が浮かび辛く読んでいて面白くなかったからです。

ミステリの仕掛けや見立て殺人をテーマとした中で、犯人が見立て殺人ができないように環境を破壊してしまいましょうといった偏屈した展開は楽しめました。探偵役のシズカの発言や行動は、連続殺人は100%起きるという前提の元に行われており、物語の中の人物というより外側のメタ視点で本書を眺めていると感じます。本書の面白かった所はこの探偵役の思考と行動でして、他のミステリでは味わえない新鮮さを感じました。

読み終えてから、以前シリーズ2作目にあたる『首無館の殺人』を読んでいる事を思い出しました。
2作目は切断される首がテーマで、犯人が首を切ろうとするなら切れないように対策しましょうと言った展開がなされるので、本シリーズの探偵の特徴が1作目から構築されていると感じます。ロジカルに推理するのではなく、連続殺人が前提の中で犯人の行動を抑制していくスタイルです。

シリーズ他本も気になる所ですが、評判の理由が同じ傾向なので少し様子見かな。

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件の感想



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氣學師
S90TRJAH
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No.11:
(1pt)

これはない…

中途半端で取ってつけたようなキャラクターと設定、ご都合主義な展開で緊迫感はゼロ。見立て殺人が重要な要素なのだが、リアリティもなければ、逆に非日常的なおぞましさもなく、よくわからない理屈が展開されて置いてけぼりにされる。最後のトリックや動機の種明かしも「それでいいの?」という感じ。あまりに薄味でサクサク読めるとは言えるか…
使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)より
4101801088
No.10:
(3pt)

登場人物少なすぎ。

明治の横濱である必然性がない。
登場人物が少なすぎて、つまらない。
シズカに意味なく振り回されすぎ。
最後の方は、とにかくお話を完結させねばという都合のいい説明文が多い。
シズカがなぜ雇われてそこにいるのか、が最大の謎。
強調の意味で文章につけられた句読点はいらないと感じた。
全体的には好きな設定。
「見立て」について語る感じも面白い。
設定にも登場人物にももっともっと肉をつけて、ラストももうひとひねりふたひねりしたものが読みたいと思いました。
使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)より
4101801088
No.9:
(4pt)

新たな名探偵誕生?

本作品のように、時代設定が現代ではない場合、状況説明や人物描写がついついクドくなりがちなものですが、文体自体は割とシンプルにまとめられているので、読み難さはあまり感じませんでした。謎解きの方も適度にヒントが描かれているので、あれやこれやと想像しながら楽しんで読み進めることが出来ました。最後に、何故犯人が恐ろしい凶行に及んだのか、その動機と目的が明らかとなります。ただ、惜しいのは、生き残った登場人物たちの後日談をエピローグとして描いてほしかったのと、明治初期の横浜が舞台設定なので、そのあたりの状況も作品中にもっと織り込んでも良かったのでは?と思いました。本作品の続編もあるようなので、是非読んでみようと思います。
使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件 (新潮文庫nex)より
4101801088
No.8:
(3pt)

不思議な世界観が少しくどい

嵐に閉された異人館で、招かれたのは画家に縁のある6人の男女が次々と殺されていきます。探偵役の使用人シズカが結構独特で怪しい雰囲気なのですが、その怪しさの意味がちょっとよくわかりませんでした。相変わらず会話の横の点が多くて、それが意味のあることなのかないことなのか…不思議な世界の演出なのでしょうが、多少くどいなあとは思いました。個人的にはトリック含め「首無館の殺人」のほうが面白かったかな、という印象です。
館の主が車椅子の老人で、というシチュエーションから、だいたいは想像がついてしまったのが少し残念ではありましたが、素人の拙い想像以上のトリック等はもちろんありましたし、しっかりとしたミステリだなとは思いました。文章自体もとても読みやすく、考え事をしていたり多少乱読したりしても、ちゃんと話が理解できましたので、その点ではこの作家さんの作品をもっと読んでみたいなとは思いました。
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4101801088
No.7:
(3pt)

見立て殺人

見立て殺人を中心に話が進む。居留地というクローズドサークル。本格推理小説の醍醐味が味わえる作品。
読みやすい文章であっという間に読めた分、展開をひねろうとする作者の意図が随所に読み取れるのが、気になった。
面白い展開なのに軽い印象を受けるのは残念。
次作にも期待したい。
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4101801088



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