(短編集)

犯罪乱歩幻想



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    初公開日(参考)2018年09月
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    短編集

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    犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫)

    2021年09月18日 犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫)

    ミステリ×ホラーの名手が誘う新たな乱歩の世界。禁断の犯罪が幕をあける! 本格ミステリ大賞受賞の鬼才が乱歩に挑む!「屋根裏の同居者」「赤過ぎる部屋」「G坂の殺人事件」など乱歩トリビュート5編に加え「骸骨坊主の話」「影が来る」を収録。刺激的かつ挑戦的な珠玉のミステリ!(「BOOK」データベースより)




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    No.7:
    (4pt)

    乱歩の生誕百二十年&没後五十年を記念して…

    乱歩の生誕百二十年&没後五十年を記念して“屋根裏の~・赤い~・D坂の~・夢遊病者の~・押絵と~”の五つの短編をもとに創作、ミステリマガジンに掲載された作品が纏められた一冊、それぞれ完成度も高く〈乱歩趣味〉に溢れている。オマケの特集『貞子3D2』ムックからの転載作品のベーシックな怪談噺と、また『ウルトラQ』のいちエピソードとして「S・Fマガジン」に掲載されたドッペルゲンガーを扱った作品も楽しめた。
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    4041069165
    No.6:
    (4pt)

    トリビュート作品集

    江戸川乱歩の短編集『犯罪幻想』を発想元にした5編と、『リング』『ウルトラQ』を元にした作品をそれぞれ1本ずつ収録した短編集です。
    私はこの中でしっかりと元ネタを理解しているのがリングだけだったのですが、普通に楽しめました。
    ミステリとしての軸にしっかりとした謎解きがありつつ、そこに収まりきらない怪奇色が残る作者らしい作品が多いです。
    作品内で作者の他作品のキャラクターがほのめかされることもあるので、むしろ三津田信三ファン向けともいえます。
    ただ、ウルトラQのトリビュートである『影が来る』だけは、元ネタをわかっていた方がより楽しめるものに思えました(観ていないので、これもあくまで想像ですが)。

    解説はネタバレがあるので先に読まない方がいいでしょう。
    また元ネタの方にも興味があるなら、内容が本書である程度わかってしまうので、そちらを先にするべきですね。
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    4041069165
    No.5:
    (3pt)

    一気読み

    かなりの読み応えがあり楽しく読ませていただきました。
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    4041069165
    No.4:
    (4pt)

    江戸川乱歩ファンには楽しめる内容になっています。

    作家さんが乱歩ファンであることが、文面からもよく感じられる内容で ご本人の作風を取り入れながら 乱歩ワールドをうまく表現しておられます。しかし全作拝見して、どちらかといえばホラー小説です。 ご本人の作風からか、ホラー、怪談物のおどろおどろしい感じはうまいです。 ただし探偵推理小説として期待される向きには不向きです。 どんでん返しのミステリーにありがちな展開はまったく期待できませんし。 名探偵も出てきません。 推理小説もありません。G坂・・にて用いたトリックなどは およそ実現実に欠けるトリックで少し興ざめでした。 少年探偵団のエピソードでも難しいかな・・・。 しかし 作品としては 全体的に、乱歩大好きの迷宮になっておりたのしめました。
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    No.3:
    (3pt)

    期待はずれ

    表紙の絵とタイトルから、江戸川乱歩のおどろおどろした夢幻の世界にせまるものが描かれているのか、と期待したのですが……。
    残念ながら期待はずれでした。

    まず、収録作品に違和感があります。
    乱歩趣味で描かれているのは、全7編のうちの最初の5編だけです。後ろに載っている2編は、乱歩とはまったく関係のない短編です。
    特に、最後の「影が来る」は、昔のテレビドラマ「ウルトラQ」の新作を書いてみた、といった感じの小説です。
    「ウルトラQ」を知らない人には興味がわかないでしょうし、そもそも、乱歩とはまったく雰囲気の違う小説なので、本のなかで浮いてしまっています。

    次に、乱歩趣味の短編ですが。
    意図的に古めかしい文体にしているようです。
    その文体から、私はてっきり、作品の時代設定が昭和初期くらいかな、と思っていました。
    ところが、読み進むと、スマートフォンその他が出てきたので、ようやく現代の話だとわかりました。
    この、文体と時代設定の間に違和感を感じました。
    もっと露骨に言うと、シラけてしまいました。

    最後に、推理小説として。
    乱歩趣味の短編は、論理的な推理の部分に重みをおいて描かれています。
    しかし、それが必ずしも効果をあげていません。
    たとえば「赤すぎる部屋」。
    解決部分で、意外な展開になります。
    筆者はさぞかし「どうだ、見たか。すごいどんでん返しだろう」と鼻高々なのでしょう。
    しかし、私は「ふうん」としか感じられませんでした。
    理由は(たぶんですが)取り上げられている犯罪が、さして興味をひくようなものではなく、「ふうん」としか感じられないからではないでしょうか。
    起きた犯罪が「ふうん」ですから、ドンデン返しを見せられても、「ふうん」としか感じられなかった、ということではないかな、と思います。

    なお、感じ方には個人差があるわけですから、本書を非常におもしろいと感じる人がいても不思議はない、ということは申し添えておきます。
    犯罪乱歩幻想Amazon書評・レビュー:犯罪乱歩幻想より
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