復活するはわれにあり



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初公開日(参考)2013年04月
分類

長編小説

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復活するはわれにあり

2013年04月17日 復活するはわれにあり

余命を宣告された、車椅子のワンマン経営者・権藤。 ジエイゾと名乗る者に拉致され、男が所有する大型船「南シナ海号」に乗船することになった。 船はハイジャックされ、権藤は人質となってしまう。 犯人の背後に蠢く得体の知れない陰謀を感じつつ、超ハイテク車椅子(サイボイド)と共に果敢に立ち向かう。 海上を舞台とした、著者久々の冒険小説! (「BOOK」データベースより)




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復活するはわれにありの総合評価:9.20/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(5pt)

久々の冒険物、面白くないはずがない。

久しぶりの冒険物。冒険物は時代物と同じく肩を張らず単純にストーリーに入っていける。また、今回の主人公、権藤がいけてる。スーパーヒーローでもなく、もちろん正義の味方でもない、ふてぶてしい中年ワンマン社長。これまでの中年主人公は、どちらかというと人生の落伍者、というのが多かった。今回は権藤グループの社長、しかし全身末期がんに侵された、その意味ではすでに人生が終わってしまっている落伍者。そんな権藤がスーパーハイテク「サイボイド」を操り、テロリストたちに立ち向かう。面白くないはずがない。究極のミステリー、SFを目指しながら、時々時代物や冒険物を書いてもらえれば、読者としてこれに勝る喜びはない。
復活するはわれにありAmazon書評・レビュー:復活するはわれにありより
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No.4:
(3pt)

もっと復活を

昔、「火神を盗め」を繰り返し読んだ者としては、もっともっと頑張って欲しいと感じる作品でした。
 感情移入が余りできなかった最大の原因は、SFチックな車椅子の、著者自身よく説明できない機能が、ストーリーの大きな部分を左右するという点にありました。
 車椅子を使う主人公のミステリーとしては、沢木冬吾の「償いの椅子」という傑作があり、それを10とすると、こちらは5くらいの面白さでした。
 ただ、あの山田正紀が、冒険小説のジャンルにカムバックしてくれただけで、今回は大満足です。
 本作をリハビリ作品として、次回作で完全復活を期待します。
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No.3:
(5pt)

ちゃんと「21世紀」の冒険小説

四肢不自由で余命いくばくもない主人公が、得体の知れない取引を持ちかけられ、謎の大掛かりなテロに巻き込まれる中、目的があって提供された試作ハイテク車椅子と知恵を駆使して、血まみれ汚物まみれになりながら、意地を通します!

21世紀という今に合わせてネタも、金融工学、民間軍事援助会社、アジア間の海域の利害対立、無人偵察機だの
昨今のトピックが重要な題材になってます。もちろんスマホなんて言葉も当たり前にでます。
21世紀に入って初めて今世紀らしい冒険小説読みました。

山田正紀らしい半端な打ち切りエンドみたいな事は今作はなく、きちんとオチてます。
(「撮影したか、しないか?」の重要性や、最後のテロリストのセリフの録画にはいつ気づいたのか?
とか読んでて納得できないところもありましたが)

泥臭く常に牙を向いてないと気がすまない・感傷を持ち合わせているが浸っている間もなく這い進む、
など山田作品でこんな野性的で男臭く地べたに近いキャラは初めてですね。
ハードボイルドでも珍しいくらい、非情に突き放した一文で終わるのもまた良いです。

本当にタイトルにふさわしい新しい作風の作品でした。
今作を機に、山田氏にも是非復活してもらいたいですね。
復活するはわれにありAmazon書評・レビュー:復活するはわれにありより
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No.2:
(5pt)

冒険小説の復活

と帯の惹句にあるように、山田正紀氏、久々の冒険小説ジャンルの物語。 とはいえ、SF的要素もアリな一筋縄ではいかない、山田正紀ワールド全開で、一癖も二癖もある、アクの強い、魅力的な登場人物とともに、グイグイと引き込まれ、ラストは、そう来たか〜とスッキリ。 またこういうジャンル書いてほしいなあ〜。 「復活するはわれにあり」というタイトルも色んな思いが込められていたんだとあとがきを読んで感慨深いです。
復活するはわれにありAmazon書評・レビュー:復活するはわれにありより
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No.1:
(5pt)

余命2年、聖人、蠍、そして。

主人公の権堂はワンマンで人でなし、という設定なのですが、言動は普通に良識のある人で、
素直に主人公に共感出来ます。
そして、ハイジャック犯の謎の行動、山田正紀の伝統的な謎なヒロイン、
サイボイドの目的、聖人を思わせる謎の男、等々が絡み合って最後に怒濤の結末が。

ただの小道具と思われた蠍が結末において物語を統合する新しいシンボルとして機能する所が
素晴らしいのです。
あまり上手い説明ではないですが、この物語の蠍は最後に梶井基次郎の「檸檬」の様な働きをするのです!
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