阿弥陀(パズル)

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種別
長編
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あらすじ

2000年09月30日 阿弥陀(パズル) (幻冬舎文庫)

「恋人がエレベーターに乗ったまま戻ってこない」という男の訴えを聞いた警備員がビル内を捜すが女の姿はなかった。監視カメラの目をかいくぐり、ビルの外に出ることは不可能な状況。女の行方は、そしてなぜ姿を消したのか。本格ミステリーのひとつの到達点と称された傑作長編。(「BOOK」データベースより)

評判

阿弥陀(パズル)の評価:

7.00/10点 レビュー 2件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

阿弥陀(パズル)の総合評価:

8.00/10点 レビュー 8件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(6pt)

阿弥陀(パズル)の感想


▼以下、ネタバレ感想

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こしあん派
8OHZXGSI
No.1
(8pt)

試行錯誤の推理が楽しい

純粋な推理とパズルの事柄が組み合わさる展開が大変面白かったです。
全編が謎の発見と推理だけの構成です。パズラー小説が好きな方へはおすすめです。

事件の始まりは、残業した男女二人のうち、女性の方が忘れ物をしたと言い、
エレベーターに乗ってオフィスに戻る途中そのまま行方不明になるというもの。

あらすじから感じる話の内容はとても地味なのですが、
監視カメラに映る内容の違和感や、何故忘れ物をしたのか?そもそも忘れものは何だったのか?
エレベーター搭乗後オフィスに戻れたのか?戻ってないのか?
と、細かく疑問点をロジカルに推理していく展開が楽しめます。

また、話に登場してくる胡散臭い人物達、細かい手がかりの数々など、
読んでいく中で、あぁこれは何かある。怪しいと読者は感じると思いますが、
それらの要素が物語中、無駄なく活用されるのが見事です。

タイトルの『あみだくじ』の印象通り、
起点となる要素から推理していく中で、
外れの道もあれば断片的に当たりの道も通っていく推理。
誤推理だったとしても真相に触れて近づいている前進感は得られ、
パズルゲームのコンテニューをしている気分でした。

突拍子もない手がかりや結末の失望感はあるものの、
推理やパズルの魅力が勝り、楽しく読めました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6
(5pt)

あみだのような純粋本格推理

山田正紀氏による本格ミステリー作品。氏のノベルス媒体のミステリーはイマイチなものもあるが、この幻冬舎ノベルスから出した作品はかなりの傑作揃いである。
本作はこのレーベルからは3作目となるが、前2作の伝奇的大作路線からはうって替わって軽いタッチの純粋なパズラー的本格推理に仕上がっている。
監視の行き届いたビルからの人体消失ネタ一本で余計な人物背景ドラマや薀蓄は全てそぎ落としたソリッドなトリックとその解明のみという要素で構成されている。
一つの要素からある結論を導いたと思ったら、それは外れで・・とまさにあみだクジのような推理展開である。
しかもその外れた推理の方で重大事件が明かされて、肝心の人体消失の真相は・・という粋な構成である。
本格推理ファンは必読の一冊と言える。
阿弥陀(パズル) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 阿弥陀(パズル) (幻冬舎文庫)より
4344400380
No.5
(5pt)

あみだのような純粋本格推理

山田正紀氏による本格ミステリー作品。氏のノベルス媒体のミステリーはイマイチなものもあるが、この幻冬舎ノベルスから出した作品はかなりの傑作揃いである。
本作はこのレーベルからは3作目となるが、前2作の伝奇的大作路線からはうって替わって軽いタッチの純粋なパズラー的本格推理に仕上がっている。
監視の行き届いたビルからの人体消失ネタ一本で余計な人物背景ドラマや薀蓄は全てそぎ落としたソリッドなトリックとその解明のみという要素で構成されている。
一つの要素からある結論を導いたと思ったら、それは外れで・・とまさにあみだクジのような推理展開である。
しかもその外れた推理の方で重大事件が明かされて、肝心の人体消失の真相は・・という粋な構成である。
本格推理ファンは必読の一冊と言える。
阿弥陀(パズル) (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 阿弥陀(パズル) (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289216
No.4
(5pt)

あみだのような純粋本格推理

山田正紀氏による本格ミステリー作品。氏のノベルス媒体のミステリーはイマイチなものもあるが、この幻冬舎ノベルスから出した作品はかなりの傑作揃いである。
本作はこのレーベルからは3作目となるが、前2作の伝奇的大作路線からはうって替わって軽いタッチの純粋なパズラー的本格推理に仕上がっている。
監視の行き届いたビルからの人体消失ネタ一本で余計な人物背景ドラマや薀蓄は全てそぎ落としたソリッドなトリックとその解明のみという要素で構成されている。
一つの要素からある結論を導いたと思ったら、それは外れで・・とまさにあみだクジのような推理展開である。
しかもその外れた推理の方で重大事件が明かされて、肝心の人体消失の真相は・・という粋な構成である。
本格推理ファンは必読の一冊と言える。
阿弥陀(パズル) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 阿弥陀(パズル) (幻冬舎文庫)より
4344400380
No.3
(5pt)

あみだのような純粋本格推理

山田正紀氏による本格ミステリー作品。氏のノベルス媒体のミステリーはイマイチなものもあるが、この幻冬舎ノベルスから出した作品はかなりの傑作揃いである。
本作はこのレーベルからは3作目となるが、前2作の伝奇的大作路線からはうって替わって軽いタッチの純粋なパズラー的本格推理に仕上がっている。
監視の行き届いたビルからの人体消失ネタ一本で余計な人物背景ドラマや薀蓄は全てそぎ落としたソリッドなトリックとその解明のみという要素で構成されている。
一つの要素からある結論を導いたと思ったら、それは外れで・・とまさにあみだクジのような推理展開である。
しかもその外れた推理の方で重大事件が明かされて、肝心の人体消失の真相は・・という粋な構成である。
本格推理ファンは必読の一冊と言える。
阿弥陀(パズル) (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 阿弥陀(パズル) (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289216
No.2
(5pt)

本格推理小説の定義を覆すような、本格推理小説の大傑作。

SFファンにとっては本格SF作家として馴染み深い【山田正紀】先生が書いた、本格推理小説の大傑作が本書です。
この作品の凄さに関しては、なかなか一言では言い表せません。
パッと読んだ限りでは出来の悪いユーモアミステリみたいで、あの【赤川次郎】先生の粗悪な模倣品みたいなのですが、これがよく読み込むと全然違うのです。
初読の段階ではさっぱりの凡作で「あの山田先生がこういうの書くようになったら、もう終わりだよなあ」と思ったのですが、山田先生にしてはあまりにも出来が悪い作品なので念の為にもう一度最初から読み返してみたら、これが全然違うのです。
初読の段階では出来の悪いユーモアミステリみたいに見えた作品が、二度目に読んでみるとあり得ないほどの凶悪犯罪を描いた本格推理小説の傑作であることが明らかになって来るのです。
普通の本格推理なら初読の段階で最後の謎解きがなされるのですが、この作品は本格推理のその定式を打ち破って、初読の謎解きは全部嘘で再読の段階であまりにも悪質な凶悪犯罪の全貌が明らかになって来るという構成になっているのです。
これはもう本格推理の定式を打ち破りながらも、新たな本格推理の在り方を提示した革命的な傑作としか言いようがありません。
という訳で、本格推理の定義を覆すかのような、本格推理の大傑作である本書。
面白いですよ(笑)。
阿弥陀(パズル) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 阿弥陀(パズル) (幻冬舎文庫)より
4344400380

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