監獄島
- クローズド・サークル (178)
- シャルル・ベルトランシリーズ (4)
- バラバラ殺人 (74)
- 人間消失 (23)
- 十字架 (70)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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古典ミステリ好きが古典ミステリ好きのために書いたミステリです。 | ||||
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まるでジョン・ディクスン・カーが現代日本に蘇ったがごとく、21世紀の世において、あざといまでの古典的本格ミステリの魅力溢れる世界を展開する、シャルル・ベルトランシリーズ第二弾。 | ||||
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(上)長編第2作。島での豪華絢爛な連続殺人事件の開幕! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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内容はもちろん面白かったですが、大変読みやすかった(海外を舞台にしたモノはカタカナが非常に多くて私個人的に読みずらい傾向が有った)です。おかげで内容の理解度も高くラストなどは一気に読めました。 | ||||
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加賀美雅之氏のベルトラン長編シリーズの2作目の下巻である。 上巻で孤島状態となった刑務所内での連続不可能殺人が巻き起こり、更に新たな過去の事件が発覚というところでこの下巻に続くとなる。 当然この下巻でもさらに連続殺人が続き、半分くらいからは上巻のボリュームあり過ぎの複数の不可能殺人が解き明かされていく。 個々の密室トリック等もしっかりできており、それらが相互に関与しての複雑な犯人との関係も非常に凝っており、最後の最後まで引きつける見事な王道本格推理が堪能できる。 次の風果つる館の殺人を読んでいると、ある登場人物の先入的思い込みから、更に終盤の展開に意外性が加わる。これはまあ実際この順に読んでもらうと分かるだろう。 著者の作品としては本作が最高傑作であろう。 | ||||
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加賀美氏のベルトラン長編シリーズの2作目でノベルス版で上下巻構成かつ、一冊が500ページ超えという総計1000ページ超えという大長編大作となっている。 孤島に建てられた監獄が舞台で、例によって船が運航できなくなり、完全なクローズドサークルとなった状況で、不可能殺人が連続して発生する。 いずれも刑務所内の密室や、屋上など物理的な密室構造の上に、第三者からの視線による人の出入りがなかったという二重の堅牢な密室状態が設定されており、読者の興味をそそる。 この上巻では脱獄したと思しき大犯罪者の犯行かと思わせつつ、最後の方で視察者のある過去の刑務所での事件の暴露が行われ、更に事件の行方は混沌としたところで下巻へと続く。 この上巻を読んでしまうと、確実に下巻にも手を出さずにはおれない。 | ||||
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『監獄島』上巻。『双月城の惨劇』に続く、シャルル・ベルトランのシリーズ2作目。 前作『双月城ー』に続いて、血塗られた歴史、密室内の死、おどろおどろしい舞台設定などなどカーテイスト満載の今作である(時系列的には、こちらの方が『双月城ー』よりも先にあたる)。本作内で起きている事件やそこで使われているトリックなどに関して、特段の不満はない。勿論、冷静になって見れば、それは無理だろうというような部分も少なからずあるが、その辺りはご愛嬌というか、それも含めての魅力だと思うので、個人的には良いと思う。 しかしながら、不満が全くないわけではない。具体的に言うと、2点ある。一つは、記述者を務めるワトソン役キャラクターの余りにもワトソンなところである。もう一つは上下巻それぞれ500ページ強という長さである。通常、ワトソン役を務める人物は、読者の代わりを担うという意味でも、あまり頭が良すぎないよう設定されている(読者と同程度か、少し頭が悪いくらいが多い)。本作に関して言えば、ちょっと悪すぎるというか、一つ一つが大げさに過ぎるきらいがある。したがって、2点目の不満点とも関わってくるが、地の文での記述、或いは会話の中でも説明口調が過ぎるところが気になる。 また、ワトソン役に限らず、同じ説明の重複がやや多いのが目につく。会話の中で、或いは地の文で、ほぼ同じ内容を繰り返しているために、ページ数がかさばっている。本作に関して言えば、事件も数多く起こり、必然、長さも長くなりがちなので、それ以外の不必要な部分はシンプルにした方が、読み易く、また印象も強くなるのではないかと感じた。 | ||||
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『監獄島』下巻。『双月城の惨劇』に続く、シャルル・ベルトランのシリーズ2作目。 前作『双月城ー』に続いて、血塗られた歴史、密室内の死、おどろおどろしい舞台設定などなどカーテイスト満載の今作である(時系列的には、こちらの方が『双月城ー』よりも先にあたる)。本作内で起きている事件やそこで使われているトリックなどに関して、特段の不満はない。勿論、冷静になって見れば、それは無理だろうというような部分も少なからずあるが、その辺りはご愛嬌というか、それも含めての魅力だと思うので、個人的には良いと思う。 しかしながら、不満が全くないわけではない。具体的に言うと、2点ある。一つは、記述者を務めるワトソン役キャラクターの余りにもワトソンなところである。もう一つは上下巻それぞれ500ページ強という長さである。通常、ワトソン役を務める人物は、読者の代わりを担うという意味でも、あまり頭が良すぎないよう設定されている(読者と同程度か、少し頭が悪いくらいが多い)。本作に関して言えば、ちょっと悪すぎるというか、一つ一つが大げさに過ぎるきらいがある。したがって、2点目の不満点とも関わってくるが、地の文での記述、或いは会話の中でも説明口調が過ぎるところが気になる。 また、ワトソン役に限らず、同じ説明の重複がやや多いのが目につく。会話の中で、或いは地の文で、ほぼ同じ内容を繰り返しているために、ページ数がかさばっている。本作に関して言えば、事件も数多く起こり、必然、長さも長くなりがちなので、それ以外の不必要な部分はシンプルにした方が、読み易く、また印象も強くなるのではないかと感じた。 | ||||
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