異端審問ラボ 魔女の事件簿1
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テーマは悪くないのに、読みにくい。 キャラ立ちがいまいちで、主要3人の口調が似たり寄ったりな場面もあり、途中まで台詞を読んでも誰が話しているのか分かりにくかった。 | ||||
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遠未来の地球を舞台としたSFミステリ。 人類以外の生物はほぼ死に絶え、ひとびとは無菌状態の閉ざされたドームで暮らしている。食事もすべて錠剤。 いかにもといった設定だが、そこに「失われた食べもの」という要素を投入した点がおもしろい。未来の人間にとって、だしや豆腐はどんなふうに味わわれるのか。 主人公3人は学校を出たての若者たち。キャラクター造形的には典型的な高里作品だった。 | ||||
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ハッキリとそれが語られることはないのですが,舞台はおおよそ1,000年先と思われ, 言語をはじめとし,人や生態系,さらには食事の概念さえも変わった世界を描く物語. とはいえ,その展開には少し戸惑いを覚え,不器用な主人公の成長物語かと思えば, 事件と軽めの謎解きがあり,さらには失われた古代(我々の時代)料理の復元までと, 『異端審問』のタイトルも含め,特に二章までは掴み所がというのが率直な印象です. ただ,その二章とその後の回想あたりから,チラリと話の軸らしきものが見え始め, 最後の三章ではそれが輪郭程度は浮かびますが,少しばかり意外な方へと向かいます. 反面,意図があまり見えないミステリ要素や,それらが曖昧な解決になること, また,探偵役の主人公も,その位置に収まるにはやや背景が物足りなく感じます. このあたりは,序盤での彼を巡る不可解な人事や,貴重な血筋であることといった, 意味ありげにチラつかせた設定によって,重みが増してくることに期待をしたいです. 果たして,免疫力を失い,無菌室みたいな街で暮らす人類の進化は正しかったのか, 食べることをやめ,『美味しい』という感覚まで棄てた食事の進化は正しかったのか. そうなるとこれはSFでもあり,謎の団体との今後も併せると,却って先行きは不透明に. 古代の文化,とりわけ食事に触れることが禁忌のようなやり取りも気になるところで, 結局,掴み所がとはなるものの,それは序盤とは違う,次への興味に変わっています. | ||||
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