言霊たちの反乱(言霊たちの夜)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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言葉遊びのネタに特化した短編集です。短編4つの作品のテーマはそれぞれ | ||||
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ん~、期待していた分ガッカリ。ツッコミ?のテンポもいまいちで面白さにかける。知的な人には面白いのかも・・・。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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くだらない、バカバカしい、ってのが最高の褒め言葉であろう。声だして笑った。 | ||||
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<芸術ミステリ>とも呼ばれる長編ミステリを発表し続けてきた著者の最新作は、「コミカルな日本語の言葉遊び」小説でした。 これまでのイメージを完全に覆す、連作ミステリ、次の4編が収録されています。 【漢(おとこ)は黙って勘違い】 「日本語の同音異義語の多さ」をフル活用した作品で、主人公は、日本語を「聞き間違い」しまくります。 その影響で、主人公の運命はどんどん悪い方向へ向かっていくことに…。 【ビバ日本語!】 こちらは、日本語の「非論理的な構造」がモチーフ。 主人公の日本語講師は、外国人に日本語の文法を詳細に説明。 でも、その外国人が文法ルールどおりに話すと、「変な日本語になってしまう」、この不思議。 【鬼八先生のワープロ】 これも「同音異義語」がモチーフ。 文芸評論家である主人公は、原稿の締め切り期限ぎりぎりのところで、ワープロが故障。 故人の作家「伴鬼八」の持ち物であったワープロを借りるのですが、「変換ミスが続出」。 本作品、物語前半に、手書き原稿である「文芸時評」が5頁ほど載っていて、きちんとした「評論」になっています。 ところが、「変換ミス」によって、全然違う読み物に。 どんな読み物かは、作家名で、ある年代以上の人は想像がつくと思いますが、感心したのは、5頁程度の「全文」が、変換ミスされること。 途中を省略したりしないところが、この著者のフェアなところです。 【情報過多涙腺刺激性言語免疫不全症候群】 ステレオタイプ化された言葉づかいへの痛烈な批判である本作品は、一時期ネットを賑わせた著者自身の体験がベースになっていると思われます。 <芸術ミステリ>の「花窗玻璃 シャガールの黙示」で、外来語をすべて漢字表記するという離れ業を演じた著者が全く別のアプローチで、「日本語の面白さ」を追求した傑作短編集。 最初の2編を読んだあたりで、表紙中央の青い部分をじっくり見てみたら、書かれている内容に、思わずニヤリでした。 | ||||
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近年のライトノベル化するメフィスト賞受賞作家のなかで、大人向けの博識系本格ミステリーの書き手として評価を高めてきた深水黎一郎氏の非ミステリー短編集。全てが日本語の構造から来る勘違い(一部英語もあり)をメインテーマにしたギャグ短編。簡単に言うと、アンジャッシュの勘違いコントと言うのか、一昔前の清水義範が書きそうな雰囲気の内容。いずれも軽く読んでいるとどういう勘違いが仕掛けられていたのか気付かないので、何度も読み返したくなる構造だ。 体裁としてはギャグ小説だが、読み終わると日本語という言語の不思議さと高尚さと面倒くささに必然的に気づかされる。やはり博識系ミステリーの深水氏らしい作品だと思えてくる。 | ||||
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なかなか、言いまつがいならぬ聞きまつがい系が楽しめました。 てっきり長編だと思っていたら短編で。 一話目も、すごいのですが、日本語教師の話もナカナカすごい。 外資系勤務で多国籍なので、何となく理解できるところもあって、うんうんと。 でも、最後の話はちょっと救いようがなく、グロさもあり、好きぢゃ無いかもです。 | ||||
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本を読んでこんなに笑ったのは生まれて初めてです。 帯にもありますが、正に言葉の魔術師。 深水黎一郎、お剃るべし、いやもとい、恐るべし! 最初、この作者のこれまでの作品とのギャップに戸惑いましたが、 終わってみると一本芯の通った、やはり作者ならではの作品でした。 これは余技なのではなく、かなり時間と手間をかけて書かれたものだと思います。 | ||||
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