エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ



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エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)

2011年05月13日 エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)

ミステリ界注目の新鋭によるシリ-ズ第一作有名画廊の社長が密室で殺された。生真面目な刑事・海埜と甥の瞬一郎は、美術書を紐解きながら謎を解く。新本格・期待の新鋭による「芸術探偵」シリ-ズ第一作! (「BOOK」データベースより)




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エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの総合評価:8.00/10点レビュー 26件。Bランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

芸術探偵登場


 芸術探偵・神泉寺瞬一郎シリーズの一作目。 エコール・ド・パリの画家に魅了された画廊の屋敷での密室殺人を描く。 
目を惹くのはあちこちに散りばめられた芸術論だろう、この絵画にまつわるエピソードを楽しめるかにどうかが問題だ。 そして芸術家ゆえに展開される推理劇は芸術に興味なくても瞠目することだろう。 深水作品は殺人事件、高度な蘊蓄も堅苦しくなくて良い。

りーり
9EDFH0HC
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの感想

先日読んだステンドグラスの話よりはましだったかな。あっちはどうでもいい芸術の話が2/3以上を占めていて、正直読むのがつらかったが、こちらは各章に数ページ挟まる程度で、体裁としてはちゃんとしたミステリーでした。

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの感想

テーマがマニアック故、絵画に対して造詣のない自分には敷居が高いかもと不安はありました。
また、エコール・ド・パリに関する薀蓄が多く披露されていますが、芸術音痴には思いもつかない形で事件と結びついているので、作者としても読み手にしっかり読ませる必要があります。
その点、素人にも理解できるように噛み砕いた解説がなされています。
幕間に作中作の形で挿入されていたのが良かったのかもしれません。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
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エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの感想

芸術ミステリーシリーズ第一作だそうで、エコール・ド・パリという時期の画家たちについて詳しく説明されています。今まで興味の無かった絵画についての記述が多いですが、読み易く面白かったです。
実際に起きた事件は画商殺人事件で、状況は密室。どうやって密室を作ったのか、その犯人は?その謎を解くのは素人探偵。ガチガチの本格推理ですが、意外とユーモアミステリー的な雰囲気で書かれており、サクサク進むので最後まで楽しめました。
マニアックで取っつきにくいイメージの作家でしたが、決してそんな事は無かったです。本格好きの方に是非オススメします。

なおひろ
R1UV05YV
No.2:
(7pt)

エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの感想

様式美や絵画は昔からミステリの雰囲気作りに大いに貢献している要素の1つ。
探偵や刑事の造形、屋敷や密室の扱いなど全体的に本格物を意識した堅実さを感じた。
作中作の扱いが面白かった。

Ariroba78
5M53WTS6
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芸術とミステリーの見事な融合

エコール・ド・パリに関する芸術論が舞台の雰囲気作りの為だけではなく
ミステリーと密接に絡み合っている事に驚きました。

作中に出てくる芸術論については大変読みやすく
モディリアーニやスーチンなどこの本を読むまではまったく知らなかった画家の絵に興味がでる程です。

繰り返しますがこの芸術論がたんなる薀蓄だけで終わらない所が本当にお見事。
密室や犯人の意外性は弱かったのですが、あの凶器(?)や舞台裏について明かされた所は鳥肌物で、
密室や犯人はさておき、この仕掛けが本書のメイン舞台なんだと感じました。

いくつもの伏線による必然的な舞台づくりの巧さに大変驚きです。
個人的にお薦めの一冊。

egut
T4OQ1KM0
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