(短編集)

人間の尊厳と八〇〇メートル

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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5,623回
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1
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あらすじ

2014年02月21日 人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫)

こじんまりとしたバーで、「わたし」が初対面の男から持ちかけられた、謎めいた“賭け"の行方は――推理作家協会賞受賞作を含む、技巧を尽くした短編集。(「BOOK」データベースより)

評判

人間の尊厳と八〇〇メートルの評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

人間の尊厳と八〇〇メートルの総合評価:

6.67/10点 レビュー 9件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

人間の尊厳と八〇〇メートルの感想

初めて読む作家です。始めに短編って難しいと思うんです。作家のなかには短編の名手と呼ばれる人もいますが・・・。タイトルが意味深で面白かったので手にしました。五つの作品が収められていますが、テーマは旅とのことです。表題作の
人間の尊厳と800メートルは推理作家協会賞受賞作だそうですが、自分としてはそれほどの作品だろうかと言った感想です。妙な話を持ち出しズーっとその話でああだこうだと引っ張ってオチはそれなのかといったところです。残念ながら短編集なら他にもっと面白い本があります。ミステリ色が唯一強い「完全犯罪あるいは善人の見えない牙」にしても倒叙ものとしてはそれほどのインパクトを感じません。むしろ「北欧二題」のほうが自分的には面白かったです。
近年のもので短編の面白さが抜群なのは北村薫の「空飛ぶ馬」などの女子大生と円紫師匠のシリーズものが最高だと思います。

ニコラス刑事
25MT9OHA

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(5pt)

久生十蘭を思い出す、エスプリのきいた作品集。

5つの短篇を収録しているが、どれも面白かった。人間心理の微妙な綾を描き、エスプリもきいている。こういう小説を書ける人は現代にはいない。あえて探せば、久生十蘭みたい。十蘭同様、知的だけど、知的さをひけらかせない節度がある。特に表題作と「蜜月旅行」が面白かった。
人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫)より
448840412X
No.7
(5pt)

久生十蘭を思い出す、エスプリのきいた作品集。

5つの短篇を収録しているが、どれも面白かった。人間心理の微妙な綾を描き、エスプリもきいている。こういう小説を書ける人は現代にはいない。あえて探せば、久生十蘭みたい。十蘭同様、知的だけど、知的さをひけらかせない節度がある。特に表題作と「蜜月旅行」が面白かった。
人間の尊厳と八〇〇メートル Amazon書評・レビュー: 人間の尊厳と八〇〇メートルより
4488024823
No.6
(5pt)

北欧二題

表題作も面白く読みましたが、それよりも私は「北欧二題」の「老城の朝」の方に感銘を受けました。意外でありながらあり得そうな話です。実際に作者の経験を基にしているそうで、日常系の本格ミステリとして非常にレベルが高い。これがなぜこの年のベスト本格ミステリ・アンソロジーに選出されてないのか疑問に思うくらい。たぶん漢字を多用した読みにくさがネックになってあまり評判にならなかったのではと邪推しています。
人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫)より
448840412X
No.5
(5pt)

北欧二題

表題作も面白く読みましたが、それよりも私は「北欧二題」の「老城の朝」の方に感銘を受けました。意外でありながらあり得そうな話です。実際に作者の経験を基にしているそうで、日常系の本格ミステリとして非常にレベルが高い。これがなぜこの年のベスト本格ミステリ・アンソロジーに選出されてないのか疑問に思うくらい。たぶん漢字を多用した読みにくさがネックになってあまり評判にならなかったのではと邪推しています。
人間の尊厳と八〇〇メートル Amazon書評・レビュー: 人間の尊厳と八〇〇メートルより
4488024823
No.4
(3pt)

趣向を凝らした全五篇

11年09月の単行本からの文庫化.既発の四篇に書き下ろしを加えた全五篇の短篇集で,
文庫化にあたり『あとがきにかえて』には加筆が,また新たに解説も収録されています.

収録作は『旅』を扱ったものが多く,ストレートに旅先での小さな謎解きはもちろん,
中でも「旅に行きたくない」という設定の篇では,テーマを逆手に取ったおもしろさや,
事件の真相に大きな驚きはないものの,フーとホワイの二段オチといった巧さが光ります.

ただ,カタカナ語をすべて漢字表記で描いた篇では,演出とはいえ読みづらさは否めず,
いささか堅苦しさのある言い回しや,250ページにも満たないボリュームも物足りません.

とはいえ,小難しい話をしておきながら,まるで関係のないオチとなる表題作をはじめ,
全体的にミステリの要素は薄めですが,趣向を凝らした篇がそろっているという印象です.
人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫)より
448840412X

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