テンペスタ 最後の七日間
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2014年に出た単行本の文庫化。 9歳の少女に振り回される話だ。美少女だけど、小生意気でわがまま。やたらと変な知識だけは持っている。 そういう女の子に振り回されたいというひとにはオススメ。ただし、受け付けないひとには、かなりきついだろう。私もちょっとこれはつらい。 ストーリーはよくできていると思う。ミステリ的な部分には、あまり重点が置かれていないか。 | ||||
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美術非常勤講師のおじと、9歳の姪の共同生活あれこれ記…。のノリで全編行くのかと思ったら、最終的な落とし込み所が全然違う方向に行っちゃった。という感じでした。楽しく読んだのですが、7日からの展開が余りに突飛過ぎに思えてしまいました。 西洋画や天文関係のうんちく部分は面倒くさく感じる人もいると思います。私自身はそっち方面のうんちくが結構好きなので、その部分も楽しく読めましたが、ミドリの解釈と境遇に絡める為だけなら前振り量としては多過ぎかなw 装丁イメージと副題で「子供向け」感が強いのが少々損してる感じがなきにしもあらずです。 | ||||
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夏休み1週間の間、親戚の姪っ子と同居することになった30代独身の主人公の賢一。しかし姪っ子のミドリは我が道を突き進むわがまま娘で……。 東京の名所観光を楽しみにしていたので同伴での東京見聞と洒落込みますが、首討ち獄門水子地蔵に将門首塚、心霊名所を巡るミドリの行動力に親切な伯父さんも思わずドン引き&振り回されっぱなし。 しかしそんなドタバタの裏で、東京では連続少女誘拐事件が横行していて……というのが本作の状況です。 あとは大抵の人の想像通りに絡み、予定調和な展開をしていくわけですが、しかし終了間際、予想外からの急転直下には読者も回しが外れるくらい驚くのではないでしょうか、 著者の作品を読むのは初めてでエンタメの出来としては中々のものだとは思いますが、西洋美術に関する知識・シーンがストーリーを運ばせるのに貢献していないのがすこし勿体無いかなと感じました。あるいは「いやいや、終盤でのデレに繋がってるんだよ!」という意見が出れば、そりゃ認めます。うん。 あとは全体を通して繁用される言い回し(「言い間違い」回しとも言う)のセンスに共感できるか。美少女設定とはいえ、ともすればオヤジ臭いともとれるミドリの言動――もっとも自分はクレヨンしんちゃんのしんのすけのようなパーソナルに感じました――に魅力を感じるかどうかが、分かれ目かと思います。 ちなみに自分は最後に見せるデレ&ツンも含めて……、「あり」だと思います。 | ||||
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