代償



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初公開日(参考)2014年03月
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長編小説

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代償 (角川文庫)

2016年05月25日 代償 (角川文庫)

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか?衝撃と断罪のサスペンスミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.38pt

代償の総合評価:7.31/10点レビュー 158件。Aランク


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全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(9pt)

代償の感想

最初から最後まで道子と達也には嫌悪感を覚えるが、完成度の高い作品だと思う。

alex+
S06F3P1G
No.7:
(8pt)

代償の感想

不遇な少年時代を過ごした圭輔が弁護士となり、達也親子に復讐(合法的に)を果たすという分かり易い構図。達也親子の屑の部分をこれでもかというくらい描いており、青年期は純粋な勧善懲悪物となっている。読みやすく、早く続きが読みたいと思える作品だった。

BOY
IM7XWAPW
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一気読みでした。

この方の作品は、悪寒に続いて2作目です。
一気読みしてしまいました。
悪寒とは異なり二転三転するわけではありませんが、引き込まれます。
主人公の単純さというか、ふがいなさにイライラするのですが、そういう男性のひ弱さを表現するのが、この作者意図するところでしょう。悪寒の時も、感じました。
ただ、最後のオチとしては、やや物足りなさを感じています。
もう少し爽快感を出して欲しかった。
あの程度の罰では、代償にはならないでしょう。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.5:
(7pt)

代償の感想

二章構成。第一章は本当に胸クソ悪くて読み続けるのが苦痛でした。代償というタイトルなので結末に期待して読みましたが…。
第二章の展開はテンポよく、納得できる結末でした。

kmak
0RVCT7SX
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

代償の感想

達也は超最低の悪の権化。
予想と違い、主人公の圭輔はヤサ男。
人が良くても、救いはあると言いたいのかもしれないが、読んでスカッとしないのだな。
美味しいはずのラーメンがなぜかぬるく、伸びちゃった感じ。
私がもっと熱い話が読みたかっただけかもしれない。


みやはら
TL5WJ5W1
No.3:
(7pt)

代償の感想


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松千代
5ZZMYCZT
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

代償の感想


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FSD78H58
No.1:
(8pt)

悪人の造形が秀逸

伊岡瞬の書き下ろし作品。正義の側より悪の側のインパクトが強く、歯応え十分な本格的なクライムノベルである。
都内の中流家庭の一人息子としてのほほんと暮らしていた奥山圭輔だが、母親の遠縁の一家が近くに引っ越してきて、同い年の達也が遊びにくるようになったときから、達也が苦手で心穏やかではいられなくなっていた。さらに小学六年生のとき、自宅の火事で両親を亡くし、達也の家に預けられ非道な扱いを受けたことから、中学に入学してからは生きる気力さえ失いかけていた。そんな圭輔に友人として接してくれたのが諸田寿人と木崎美果だった。
圭輔が25歳になり、新人弁護士として働いていたある日、達也から「冤罪で逮捕されているので弁護して欲しい」という手紙が届く。過去のいきさつから依頼を断りたかった圭輔だが、強引な達也に押し切られて弁護を引き受けることになる。本心では「達也は有罪だ、一生刑務所に入ればいい」と思いながら始めた裁判で圭輔は、達也の意を受けた証人に裏切られ、弁護士生命を失いそうな危機に陥った。そのとき、ジャーナリスト修行中だった寿人が助けの手を差し出してくれ、二人で達也に反撃することになった。
本作品の魅力は何と言っても、悪役の達也のキャラクターが強烈なこと。自分は手を出さず、いわゆるマインドコントロールで多くの人に罪を起こさせる様相が、近年の日本各地での同種の事件を想起させてスリリングである。それに引き換え、正義の側の圭輔が弱々しく、途中で圭輔を叱咤激励したくなった。
クライムノベル好きにはもちろん、ミステリーとしての構成もしっかりしていて最後まで緊張感が途切れることがないので、多くのミステリーファンにオススメだ。

iisan
927253Y1
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