翳りゆく午後



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    初公開日(参考)2024年12月
    分類

    長編小説

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    翳りゆく午後

    2024年12月13日 翳りゆく午後

    「人を轢いたかもしれない」 厳格な父親からの一本の電話。それが悪夢の始まりだった―― 80歳目前の武は、教職退任後、市民講座で教える地元の名士。父の武と同じ教職に就く敏明は、妻の香苗と反抗期の息子・幹人との平凡な生活を送っていた。 このところ父の愛車に傷が増え、危険運転が目に余るようになってきたため、敏明は免許返納を勧めるが武は固く拒絶する。 さらに、市民講座の生徒である西尾千代子と武との親密な関係を怪しむ噂が広がり、敏明は悩みを深めていた。 そんなある日、近隣で悪質な轢き逃げ事件が発生。 「あれって――まさか」 疑念に駆られ、事件の真相を探る敏明が辿り着いた“おぞましい真実”とは? 『悪寒』『不審者』『朽ちゆく庭』に続く、不穏で危険な家族崩壊サスペンス!(「BOOK」データベースより)




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    翳りゆく午後の総合評価:9.20/10点レビュー 5件。Bランク


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    No.5:
    (4pt)

    読み応えあり

    終章の「武の手記」で事件の全容が明らかになる所はミステリー小説として見事だと思いました
    ドキドキしながら涙を浮かべて読みました
    翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
    4087718883
    No.4:
    (4pt)

    現在の闇

    これからの社会問題が主題。
    高齢化、教育、不祥事隠蔽。
    最後40頁くらいまで、終わるのかなぁ?
    とか、思いましたが、後半の急展開は最高でした。
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    4087718883
    No.3:
    (5pt)

    高齢ドライバー事故とその家族は。

    認知症の症状例の中に、”自分が最も充実していた時代に心が戻ってしまう”のがあると。
    高齢ドライバー事故をテーマに。
    最近もの忘れする厳格な元教師の父が息子に「人を轢いたかもしれない」と。
    それに連鎖するように、息子宅では家庭崩壊していく過程を描いている。
    真相は緊迫感あるサスペンス仕立てに。
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    4087718883
    No.2:
    (5pt)

    全部入りの面白さ

    本当にありそうな、リアルな設定に惹かれて購入。
    ハラハラする展開あり、どんでん返しありで最後まで読むのが楽しかったです。
    とあるシーンでは主人公と一緒に涙しました。
    翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
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    No.1:
    (5pt)

    もし認知症の親が犯罪者になったらどうする?という直球の質問をぶつけられつつ、中身の濃いサスペンスを楽しめる小説。

    主人公は、私立高校の教師で、息子と奥さんの3人で暮らしている40代後半の男性、敏明。
    独居生活を送る父親の言動が明らかにおかしいと感じていた頃、その本人から「車で人を轢いたかもしれない」と打ち明けられます。

    実のところ、「事故」的な要素だけでなく、「事件」が関わっている話になるので、サスペンスとして楽しい小説です。

    「本当に事故を起こしたのか?」
    主人公の敏明が自分なりに調べていくと、その事故に前後して一人の女性の存在が浮き彫りになります。さらに追い打ちをかけるように、敏明に謎の脅迫メールが届いたり、トランクから見覚えのない物が出てきたり。。。。
    後半では、当初想像できなかった陰謀が明らかになります。
    最後までなかなか手に汗を握る展開でした。

    そう言えば、家庭をもつ人間として、老親への対処には家族の協力・理解も必須になるわけですね。話の中では、敏明の「奥さんとの関係」「息子との関係」にもスポットライトが当たり、一枚岩となって対処することの難しさもひしひしと感じました。

    最後は、その認知症が進んでいく父親の手記で締めくくられています。
    自分の認知症状が進んでいくことを自覚する中で書かれたもの。
    哀愁とやるせなさを感じる一方で、実は陰の立役者がいたことが明らかに!
    これはいわゆるどんでん返しの一種だろうか???不意打ちでした。。。

    2025年になろうというこのご時世、団塊世代が後期高齢者となり、働き盛りの団塊ジュニアが親とは離れて暮らすケースが多い中、これは社会に一石を投じる小説になるような気がしています。
    翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
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