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翳りゆく午後



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【この小説が収録されている参考書籍】
翳りゆく午後

翳りゆく午後の評価: 4.60/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

読み応えあり

終章の「武の手記」で事件の全容が明らかになる所はミステリー小説として見事だと思いました
ドキドキしながら涙を浮かべて読みました
翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
4087718883
No.4:
(4pt)

現在の闇

これからの社会問題が主題。
高齢化、教育、不祥事隠蔽。
最後40頁くらいまで、終わるのかなぁ?
とか、思いましたが、後半の急展開は最高でした。
翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
4087718883
No.3:
(5pt)

高齢ドライバー事故とその家族は。

認知症の症状例の中に、”自分が最も充実していた時代に心が戻ってしまう”のがあると。
高齢ドライバー事故をテーマに。
最近もの忘れする厳格な元教師の父が息子に「人を轢いたかもしれない」と。
それに連鎖するように、息子宅では家庭崩壊していく過程を描いている。
真相は緊迫感あるサスペンス仕立てに。
翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
4087718883
No.2:
(5pt)

全部入りの面白さ

本当にありそうな、リアルな設定に惹かれて購入。
ハラハラする展開あり、どんでん返しありで最後まで読むのが楽しかったです。
とあるシーンでは主人公と一緒に涙しました。
翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
4087718883
No.1:
(5pt)

もし認知症の親が犯罪者になったらどうする?という直球の質問をぶつけられつつ、中身の濃いサスペンスを楽しめる小説。

主人公は、私立高校の教師で、息子と奥さんの3人で暮らしている40代後半の男性、敏明。
独居生活を送る父親の言動が明らかにおかしいと感じていた頃、その本人から「車で人を轢いたかもしれない」と打ち明けられます。

実のところ、「事故」的な要素だけでなく、「事件」が関わっている話になるので、サスペンスとして楽しい小説です。

「本当に事故を起こしたのか?」
主人公の敏明が自分なりに調べていくと、その事故に前後して一人の女性の存在が浮き彫りになります。さらに追い打ちをかけるように、敏明に謎の脅迫メールが届いたり、トランクから見覚えのない物が出てきたり。。。。
後半では、当初想像できなかった陰謀が明らかになります。
最後までなかなか手に汗を握る展開でした。

そう言えば、家庭をもつ人間として、老親への対処には家族の協力・理解も必須になるわけですね。話の中では、敏明の「奥さんとの関係」「息子との関係」にもスポットライトが当たり、一枚岩となって対処することの難しさもひしひしと感じました。

最後は、その認知症が進んでいく父親の手記で締めくくられています。
自分の認知症状が進んでいくことを自覚する中で書かれたもの。
哀愁とやるせなさを感じる一方で、実は陰の立役者がいたことが明らかに!
これはいわゆるどんでん返しの一種だろうか???不意打ちでした。。。

2025年になろうというこのご時世、団塊世代が後期高齢者となり、働き盛りの団塊ジュニアが親とは離れて暮らすケースが多い中、これは社会に一石を投じる小説になるような気がしています。
翳りゆく午後Amazon書評・レビュー:翳りゆく午後より
4087718883

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