デッドマン



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初公開日(参考)2012年09月
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長編小説

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デッドマン (角川文庫)

2014年08月23日 デッドマン (角川文庫)

頭部がない死体、胴体がない死体、右手がない死体…。遺体の一部が持ち去られる猟奇殺人事件が6件連続して発生した。捜査が混乱を極める中、ある日本部に1通のメールが届く。僕は継ぎ合わされた死体から蘇った死人です。僕たちを殺した犯人を見つけてください―。鏑木警部補率いるクセ者揃いの特捜班が前代未聞の謎に挑む。度肝を抜く結末が待ち構える警察小説新次元!横溝正史ミステリ大賞受賞作、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

デッドマンの総合評価:7.52/10点レビュー 33件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

デッドマンの感想

頭部がない死体、胴体がない死体、右手がない死体……と言う具合に遺体の一部が持ち去られる猟奇事件の警察小説。
小説内でも示されていますが、島田荘司『占星術殺人事件』を模した事件です。横溝正史ミステリ大賞を受賞した作品でありますので、単純に占星術殺人事件を使わせてもらっただけの作品ではない、何かある期待を感じた為の読書でした。

島田荘司の御手洗シリーズの初期の頃を読まれている方は、あの作品やあの作品を感じさせる話なのでオチが見えてしまうのが残念。見立ての元ネタのファンがターゲットに含まれているのですが、ファンには仕掛けが見えてしまうという、もどかしい気持ちを味わいました。ただ、社会派的なテーマを盛り込んだ現代警察としては、面白い立ち位置にいる作風だと感じます。堅くなく、捜査はそれとなく熟し、特徴的でわかり易いチームメンバー物の雰囲気が軽い警察小説です。

悪い意味では、捜査の苦労が見えなく、解決へも理論的でなく思いつきの発想で真相へ辿り着いてしまう根拠の無さが納得できない。物語背景も壮大なんだけど何か重みがなくて軽い設定を読んでいる感じがする。と、不満はいっぱいなのですが、作品は面白く感じる不思議。たぶん好きな系統で、不満はもっと面白くなりそうな期待の裏返しなんだと思います。今後の作品に期待。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

デッドマンの感想

著者初読み。第32回横溝正史ミステリ大賞受賞作です。警察小説では有りますが、リアル感を持った社会派と言う訳では有りません。警察のパートでは、不可解な事件が起き動機がどうにも分からない。一方デッドマンのパートでは、額面通り受け取ればSF?になってしまう様な記述が続きます。中盤からは、少しづつ繋がりながらクライマックスへ進むのですが、ラストはねぇ、好き嫌い分かれるかな?両パート共、色々都合よく展開するので、詰まる事無くスイスイ読めます。刑事たちのキャラが好みなら、満足出来る作品だと思います。悪くはない。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.31:
(4pt)

占星術殺人事件にオマージュを捧げた佳作

遺体の各部を持ち去られた六つの遺体が都内で次々に見つかり、その事件の捜査に奔走するミステリー。

ご存じ『占星術殺人事件』にオマージュを捧げているということは事前に知っていたものの、なるほど、こう着地するのかと膝を打たされた佳作。決してオマージュのみに終始せず、きちんと独自の展開と解決で締め括られている。伏線も丁寧で、その分真相が見えやすいきらいはあったものの、警察小説としての側面も備えているため(それもまた伏線というのが心憎い)、癖のない文章もあいまってするすると読めた。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.30:
(3pt)

次作は期待できるか

頭部、胴体、手足一本づつをそれぞれ持ち去られた死体がつぎつぎと見つかる。昼行燈の鏑木刑事補、口うるさくて粘り強い玉木警部補、刑事オタクの姫野巡査、科警研から出向してきた澤田の4人が中心となり犯人を追っていくが、捜査は困難を極める。すると、何人もの人間の体の一部をつなぎ合わせて生まれたというデッドマンからメールが届く。
よくプロットを考えて書いているが、無理やり感が無いとは言えない。4人の刑事たちも個性があって面白いのだがもう一息というところか。次作に期待したい。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.29:
(4pt)

社会的人情ミステリーとしては是非オススメです!

著者のデビュー作品です(^-^*)/
個人的には見事な面白さでした!

体の一部が切り取られる連続殺人事件の理由にはビックリしましたし、
死体から甦ったデッドマンの真相も見事でしたし、
ロボトミー手術の恐ろしさと、とある社会的な事件の恐ろしさも見事で、
社会的人情ミステリーとして屈指の面白さでした!

ただ、平の刑事の主人公が突然抜擢される理由は有り得ませんし、
仲間のキャラクター性もありふれていてオリジナリティーがいまいちでした(>_<)
まぁこれらはデビュー作品なので、今後改善されていくと願いながら、シリーズとして続いてるので続編を読むのが楽しみです(^-^*)/
社会的人情ミステリーとしては是非オススメです!
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.28:
(3pt)

後味があまりしない作品

タイトルに惹かれ購入。

初期展開からのどんでん返しで幕を閉じるのだが、捜査過程の描写がないため物語の厚みが出ていない。
捜査員の葛藤や感情、苦悩などが描かれると更に惹かれるのではないかと思う。

文章自体は読みやすく、あっさりと読みたい人には勧められる作品
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.27:
(5pt)

完成度高いです

l謎解き、サスペンス、情感 三拍子揃った完成度の高い推理小説でした。lobotomyという題材もドラマティックでした。
シリーズの他の巻もクオリティ高いと期待して購入します。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653



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