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デッドマン



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【この小説が収録されている参考書籍】
デッドマン
デッドマン (角川文庫)

デッドマンの評価: 3.77/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 1~20 1/2ページ
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No.31:
(4pt)

占星術殺人事件にオマージュを捧げた佳作

遺体の各部を持ち去られた六つの遺体が都内で次々に見つかり、その事件の捜査に奔走するミステリー。

ご存じ『占星術殺人事件』にオマージュを捧げているということは事前に知っていたものの、なるほど、こう着地するのかと膝を打たされた佳作。決してオマージュのみに終始せず、きちんと独自の展開と解決で締め括られている。伏線も丁寧で、その分真相が見えやすいきらいはあったものの、警察小説としての側面も備えているため(それもまた伏線というのが心憎い)、癖のない文章もあいまってするすると読めた。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.30:
(3pt)

次作は期待できるか

頭部、胴体、手足一本づつをそれぞれ持ち去られた死体がつぎつぎと見つかる。昼行燈の鏑木刑事補、口うるさくて粘り強い玉木警部補、刑事オタクの姫野巡査、科警研から出向してきた澤田の4人が中心となり犯人を追っていくが、捜査は困難を極める。すると、何人もの人間の体の一部をつなぎ合わせて生まれたというデッドマンからメールが届く。
よくプロットを考えて書いているが、無理やり感が無いとは言えない。4人の刑事たちも個性があって面白いのだがもう一息というところか。次作に期待したい。
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4041017653
No.29:
(4pt)

社会的人情ミステリーとしては是非オススメです!

著者のデビュー作品です(^-^*)/
個人的には見事な面白さでした!

体の一部が切り取られる連続殺人事件の理由にはビックリしましたし、
死体から甦ったデッドマンの真相も見事でしたし、
ロボトミー手術の恐ろしさと、とある社会的な事件の恐ろしさも見事で、
社会的人情ミステリーとして屈指の面白さでした!

ただ、平の刑事の主人公が突然抜擢される理由は有り得ませんし、
仲間のキャラクター性もありふれていてオリジナリティーがいまいちでした(>_<)
まぁこれらはデビュー作品なので、今後改善されていくと願いながら、シリーズとして続いてるので続編を読むのが楽しみです(^-^*)/
社会的人情ミステリーとしては是非オススメです!
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4041017653
No.28:
(3pt)

後味があまりしない作品

タイトルに惹かれ購入。

初期展開からのどんでん返しで幕を閉じるのだが、捜査過程の描写がないため物語の厚みが出ていない。
捜査員の葛藤や感情、苦悩などが描かれると更に惹かれるのではないかと思う。

文章自体は読みやすく、あっさりと読みたい人には勧められる作品
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4041017653
No.27:
(5pt)

完成度高いです

l謎解き、サスペンス、情感 三拍子揃った完成度の高い推理小説でした。lobotomyという題材もドラマティックでした。
シリーズの他の巻もクオリティ高いと期待して購入します。
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4041017653
No.26:
(4pt)

デッドマンをつくることができない現実が制約に。

首のない死体が見つかる。
その現場は、整理されていて、なにも盗まれていない。
『きれいすぎる。』という疑問だけが残った。
その次に 胴のない死体が見つかる。
なぜなのか?

盗んだのはアタマなのではないか?
と 推定する 鏑木警部補。
それが、事件の捜査本部の部長代行に命じられる。
(ちょっと、ありえないが、物語をすすめるために必要)
経験の豊富な広木、暴走する姫野、プロファイラー澤田。
4人組が 中心となって 事件を解決する。

プロファイラーは、異常嗜好、怨恨、隠蔽のいずれにもはまらないと言う。
猟奇犯罪ではないと言う。

アタマ、胴、そして 手と足が接合されて、
生き返るというのが この物語の ツボとなる。
無理だよね。血液や免疫の問題、接合技術、様々な問題があり、
それを、接着剤のように くっつけることができてしまう。
つまり、それが できたように思わせることに 編集手腕がある。

あわせて、時間軸が ある一定のところでとまっている。
それが ロボトミー技術とつながる。
確かに、私が学生の頃に 反対の動きがあった。
それに、この作者は 私と同世代より少し若いくらいですね。
会話のたたみ方が おじさん臭い。

接合されたアタマが 記憶を 呼び戻しながら、
自分とは何か?を考えるのだが、
女医の高坂紫苑に アタマの名前を教えてもらう。
介護猿のアプに 助けられて 目覚ましく回復する。
志津という女性にも会い、自分の存在が見えてくる。
そして、タブレットも使い メールができるようになる。
限られた情報の中で 自分が何ものか 理解し始める。
自分が 死んだもの デッドマンの自覚が芽生える。

そして 捜査は デッドマンのメールから
急展開し始める。
物語の構成は 実にたくみだが、
やはり、デッドマンがつくれないことに、
物語が 記憶の存在とロボトミーにつながっていく。
医療技術は そう簡単に発展しない。
それでも、鏑木は シッポをつかんで 真犯人に迫っていく。
推理小説としては、あたらしい視点を持ち込んで、
うまく構成されている。
しかし、警察の組織構造が、物語に会わせすぎなところが、残念。
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No.25:
(3pt)

不気味な謎の魅力で中盤までは盛り上がったが、後半から失速

六つの死体から切り取った肉体で作られた「デッドマン」を巡る連続殺人事件の謎を追う刑事たちの本格サスペンスミステリー。

「死体から作られ、生き返った男は本物なのか」という謎をメインに据え、次々に起こるバラバラ殺人事件の謎は最高にミステリアスで、中盤まではどんどん引き込まれてしまったが、「デッドマン」が平成という年号を知らなかったり、過去の医療裁判とかに絡んで引退した刑事が出てくる辺りから一気に謎の見当が付いてしまい、その真相には意外性が無いまま、かなりご都合主義的で性急な展開でラストまで行ってしまった感じ。

本格ミステリーである以上、本当に死体が蘇ったというオカルト以外の真相となるとだいたい見当が付いてしまうが、デッドマンの存在を「ひょっとしたら本物かも」と思わせる描写が上手く、そのギリギリの怖さのバランスが後半の情報開示のために崩れるのが早すぎたのが残念。
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No.24:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

「合理的な説明」による真相が、「デッドマン」という謎の強烈なインパクトを上回らないジレンマ

六つの死体から切り取った肉体で作られた「デッドマン」を巡る連続殺人事件の謎を追う刑事たちの本格サスペンスミステリー。

※ 少し真相に触れているレビューです ※

「死体から作られ、生き返った男は本物なのか」という謎をメインに据え、次々に起こるバラバラ殺人事件の謎はとてもミステリアスで、中盤まではどんどん引き込まれてしまったが、「デッドマン」が平成という年号を知らなかったり、過去の医療裁判に絡んで引退した刑事が出てくる辺りから謎の見当が付いてしまいました。その真相は概ね予想したとおりのオチで、そのままかなり性急な展開で最後まで行ってしまった感じ。

デッドマンの存在を「ひょっとしたら本物かも…」と思わせる描写が上手いだけに、本格ミステリーである以上、本当に死体が蘇ったというオカルト以外の真相となるとだいたい見当が付いてしまい、やはりその「合理的かつ常識的な説明」に落ち着く真相が、「デッドマン」という謎の強烈なインパクトを決して上回らないところが難しいところ。
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4041017653
No.23:
(3pt)

不気味な謎の魅力で中盤までは盛り上がったが、後半から失速。

六つの死体から切り取った肉体で作られた「デッドマン」を巡る連続殺人事件の謎を追う刑事たちの本格サスペンスミステリー。

「死体から作られ、生き返った男は本物なのか」という謎をメインに据え、次々に起こるバラバラ殺人事件の謎は最高にミステリアスで、中盤まではどんどん引き込まれてしまったが、医療裁判の件とか引退した刑事が出てくる後半辺りから一気に謎の見当が付いてしまい、そのままかなりご都合主義的で性急な展開でラストまで行ってしまった感じ。

本格ミステリーである以上、本当に死体が蘇ったというオカルト以外の真相となるとだいたい見当が付いてしまうが、デッドマンの存在を「ひょっとしたら本物かも…」と思わせる描写が上手く、そのギリギリの怖さのバランスが後半の情報開示のために崩れるのが早すぎたのが残念。
デッドマンAmazon書評・レビュー:デッドマンより
404110291X
No.22:
(3pt)

「合理的な説明」による真相が、「デッドマン」という謎の強烈なインパクトを上回らないジレンマ

六つの死体から切り取った肉体で作られた「デッドマン」を巡る連続殺人事件の謎を追う刑事たちの本格サスペンスミステリー。

※ 少し真相に触れているレビューです ※

「死体から作られ、生き返った男は本物なのか」という謎をメインに据え、次々に起こるバラバラ殺人事件の謎はとてもミステリアスで、中盤まではどんどん引き込まれてしまったが、「デッドマン」が平成という年号を知らなかったり、過去の医療裁判に絡んで引退した刑事が出てくる辺りから謎の見当が付いてしまいました。その真相は概ね予想したとおりのオチで、そのままかなり性急な展開で最後まで行ってしまった感じ。また犯人と被害者の動機関係など、過去の事件の真相は非常に胸糞悪いもので、ラストの「ちゃんと司法に委ねよう」という優等生的なエンディングにカタルシスが感じられません。

デッドマンの存在を「ひょっとしたら本物かも…」と思わせる描写が上手いだけに、本格ミステリーである以上、本当に死体から蘇ったというホラー的結末ではないのは当然で、そうするとその謎にもだいたい見当が付いてしまい、やはりその「合理的な説明」に落ち着く真相が、「デッドマン」という謎の強烈なインパクトを決して上回らないところが残念。
デッドマンAmazon書評・レビュー:デッドマンより
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No.21:
(3pt)

ミステリ初心者には面白かった

身体の一部がない死体が次々見つかり、その遺体の寄せ集めであると信じる「デッドマン」から警察にこの犯罪についての情報提供がなされる・・・。この始まりは非常に魅力的で、ぐいぐいひきこまれていきました。
けれど、最後の方は予定調和というか、ご都合主義的な、犯人に都合の良い偶然の積み重ねばかりで、そこはがっかりでした。
ですが、総じていえばミステリ初心者には面白い内容でした。
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No.20:
(3pt)

ミステリとしては竜頭蛇尾で、むしろ人情劇の趣きが強い凡作

私は先に「ダンデライオン」を読んでいるので、先後が逆転してしまったが、読後感はほぼ同一だった。即ち、ミステリとしては竜頭蛇尾で、むしろ人情劇の趣きが強いという点である。冒頭で提示される謎の強烈さ、言葉のギャグを多用した軽妙な筆致、軽快な物語展開とミステリ・ファンに対するサービス精神は評価出来るが、謎の解決という意味での実装が弱い(この点、カーの凡作を想起させる)のである。本作を読んで、本当に人造人間(デッドマン)を創造出来ると考える読者が存在するのであろうか ? 連続猟奇殺人事件の目的を人造人間創造と見せかけて、実は「***」物だったというアイデアも平々凡々でお粗末。更に、捜査陣が「***」に気付く過程も安易に過ぎると感じた。

むしろ、上述した通り、社会問題(「ダンデライオン」では環境活動や反原発運動に対するシニカルな視線が印象に残った。本作では別の社会問題を扱っている)を絡めた人情劇が作者の持ち味なのではないか。軽妙な筆致の割には、意外と重いテーマを扱う事を本意としている節がある(作者はミステリ作家としては新人だが、相当な人生経験を踏んでいるのではないか)。この点、現状は曖昧で、ミステリ的アイデアを主体としたいのか、社会問題を絡めた人情劇を主体としたいのか判然としない。ミステリ・ファンにとって、スカッとした読後感を味わえない恨みがある。筆力はあるのだから、作者にとっての今後の課題は作風の確立だと思う。そうした事を感じさせる、発展途上(新人作家だから仕方ないが)の作家の作品だと思った。
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4041017653
No.19:
(2pt)

がっかり

いわゆる猟奇的連続殺人事件。被害者の共通点は体の一部が切断されていたこと。冷酷な犯人は人間の体のパーツを集めて一体何をするつもりなのか?

ということで、いろいろとおぞましいものをドロドロと想像しながら読み進めたのだが、だんだんと登場人物たちのステレオタイプぶりや、やけに古めかしい昭和のオヤジの会話などにうんざりしてしまった。
最初は警察小説なのかと思ったが、警察官や警察機構の描き方がまるで稚拙。素人が書いたみたい。ということで、それなら本格推理風に、ありえない理論上の世界に連れて行かれるのかと思えば、そうでもない。とても中途半端。

結末はよく練られているようにもみえるのだが、現実的な問題提起がなされているように感じられても、結局は荒唐無稽なストーリーとしか言いようがない。それにも拘わらず、これだけ現実離れしたストーリーの割には登場人物のキャラクターはあまりに通俗的で浅薄で、ここも中途半端。
読んだ途端にすべて忘れてしまうような雑な本で、期待外れでした。
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4041017653
No.18:
(2pt)

失望

次々と起きた猟奇的連続殺人事件の被害者たちは、体の一部、それもそれぞれが異なる部分が切断されていた。犯人は現代のフランケンシュタイン博士なのか?

なんて魅力的な始まりの割には、魅力に乏しい、やけに現実的な昭和のにおいプンプンなオヤジ刑事が捜査にあたる。警察のというか彼らの捜査の手法はまるで幼稚で素人くさい。おまけに会話があまりに低俗でうんざり。冗談もすべりまくりでイライラした。

結局、話は思ったよりも驚きは少なく、というのも、驚くに値する展開と結末のはずなのに、話の展開が下手だからか、なんだかちっとも盛り上がりを感じないまま最後まで行ってしまった感じ。
人を驚かせたり、喜ばせたりを文章で行うって本当はとても難しいっていうことをこういう本を読むと気づかせてくれます。
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No.17:
(5pt)

この作家は並ではない!

驚愕のミステリーとは、こういう作品のことを言うに違いない。横溝正史ミステリ大賞受賞作。

身体の一部が持ち去られた猟奇連続殺人事件を巡り、鏑木警部補が率いる捜査班が事件の真相に迫る。その先にある結末は…

おぞましい猟奇連続殺人事件も鏑木警部補らのユーモラスな会話でオブラートに包まれ、嫌な気持ちにならずに読み進む事が出来た。それにしても、この小説に描かれる前代未聞の事件の背景、全く予想も出来なかった展開、この作家は並ではない。

帯に記載された『警察小説、新次元!』に偽り無し!
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4041017653
No.16:
(4pt)

「占星術殺人事件」を読んでいれば、面白さも倍加

第32回(2012年)横溝正史ミステリ大賞を受賞した本作品は、ミステリ好きなら、何らかの関心は持たずにいられないと考えられます。

巻末の主要参考文献の筆頭にあるとおり、本作品は、「占星術殺人事件」(島田荘司著)を題材にしたミステリです。

「肉体を支配する星座に従って、六人の若い女性から必要な各部を切り取り、新しい肉体を合成する」という奇怪な遺言状と、それが予言するかのように、六人の女性が行方不明になり、次々と発見されるバラバラ死体──そんな猟奇的な殺人事件を描いた「占星術殺人事件」は、いまや日本のミステリでは古典の域に入ってきているのかもしれません。

本作品では、このミステリを真似たかのような、体の一部が切り取られるという殺人事件が次々と発生し、やがて、これらの死体から失われた各部を合成して、生き返ったと名乗る人物──デッドマンからの文書が警察に届く、という内容となっています。

つまり、「占星術殺人事件」の設定を借りて、新たなミステリを構築したのが、本作品なのです。

島田荘司とは全く違う、軽妙さを含みつつ、スピーディーな展開で読ませる本作品は、「デッドマンとは、本当に死体の一部をつなぎ合わせて甦った人物なのか?」「体の各部を切り取るという殺人の目的とは何か?」といった謎を、ミステリの鉄則である「合理的な説明」で、解決に導きます。

有名作品の独自設定を模して、新作を作る──ある種、無謀な試みですが、私は十分に成功した、快作だと感じました。

それにしても、「占星術殺人事件」は、「占星術のマジック」と題して、江戸川乱歩賞に応募され、最終候補に残ったものの、受賞を逃した作品。
もし、本作品が、江戸川乱歩賞に応募されていたら、どんな結果になったのか──そんな想像もしてみたくなりますが、いずれにせよ、初投稿作で大賞を射止めたということなので、この新人作家の今後には期待が持てると思っています。
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No.15:
(4pt)

大筋では面白いけど、若干青臭い台詞回し。

金田一少年の事件簿でトリックが丸パクリされて問題になった小説へのオマージュ作品。
骨董無形な話かと思いきや、割と正統な推理小説でした。
中盤までの展開で、あぁ、これはSFチックなオチではないだろうな・・と判ってしまうほどに文章がしっかりしてるので、6人の死体がくっついたというのもデッドマンの思い込みだと想像できてしまい、終盤も、あっと驚く大どんでん返しというより、上手くまとまった作品だった。
警察組織の描写がよく描けている一方で、キャラ設定や台詞まわしが「あぶない刑事」や「刑事貴族」っぽく昭和の古臭さが気になる。「ヒメ」や「カブ」ってあだ名も、ちょっとアレですね。ただ、唯一警護課の男との友情は良かった。
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4041017653
No.14:
(5pt)

面白い!!

「ドラゴン・フライ」に興味があったので、その前作であるこの本から読みました。あまりあらすじは話したくないのですが、期待せずに読んだのですが、かなり面白かったです。上手く作者にミスリードにのってしまったのですが、猟奇的な話ですが、とても楽しめ、一日で読み切ってしまいました。次回作も期待します。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.13:
(3pt)

着想は面白い!でも内容は平凡

死体の一部をつなぎ合わせた生まれたデッドマン。
その内容に惹かれて、購入!

文章も端正感じで、無駄がなく読みやすい。
それによく調べてるなーって感心しながら読みました。
特にロボトミー手術に関しては、自分は全く知らなかったので
こんなことがあったのか、と興味がひきつけられました。

ただ、警察の隠語?(マンジュウとか……)が羅列されて
ちょっとそこが鼻についてあまり好きになりません。
更に、キャラもなんかマンガ的な感じで感情移入も出来ません
物語の内容も、結構ありきたりな感じで
デッドマンと言う着想の割には平凡な結果でした。

全体として、
読みやすいけど、のめり込んで読めない感じ
悪くないと思いますが、あまり期待し過ぎない方がいいと思います。
点数的には2.5位ですが、読みやすさと着想の面白さから評価は3にしてみました。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.12:
(5pt)

単純に面白い

面白いです。
次の作品も、絶対読みます。

ミステリー好きは読んで間違いないと思います。
起承転結が、しっかりしていて
一気に読んでしまいました。

誰にでも、お勧めできます。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653

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