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デッドマン



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【この小説が収録されている参考書籍】
デッドマン
デッドマン (角川文庫)

デッドマンの評価: 3.77/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

がっかり

いわゆる猟奇的連続殺人事件。被害者の共通点は体の一部が切断されていたこと。冷酷な犯人は人間の体のパーツを集めて一体何をするつもりなのか?

ということで、いろいろとおぞましいものをドロドロと想像しながら読み進めたのだが、だんだんと登場人物たちのステレオタイプぶりや、やけに古めかしい昭和のオヤジの会話などにうんざりしてしまった。
最初は警察小説なのかと思ったが、警察官や警察機構の描き方がまるで稚拙。素人が書いたみたい。ということで、それなら本格推理風に、ありえない理論上の世界に連れて行かれるのかと思えば、そうでもない。とても中途半端。

結末はよく練られているようにもみえるのだが、現実的な問題提起がなされているように感じられても、結局は荒唐無稽なストーリーとしか言いようがない。それにも拘わらず、これだけ現実離れしたストーリーの割には登場人物のキャラクターはあまりに通俗的で浅薄で、ここも中途半端。
読んだ途端にすべて忘れてしまうような雑な本で、期待外れでした。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.2:
(2pt)

失望

次々と起きた猟奇的連続殺人事件の被害者たちは、体の一部、それもそれぞれが異なる部分が切断されていた。犯人は現代のフランケンシュタイン博士なのか?

なんて魅力的な始まりの割には、魅力に乏しい、やけに現実的な昭和のにおいプンプンなオヤジ刑事が捜査にあたる。警察のというか彼らの捜査の手法はまるで幼稚で素人くさい。おまけに会話があまりに低俗でうんざり。冗談もすべりまくりでイライラした。

結局、話は思ったよりも驚きは少なく、というのも、驚くに値する展開と結末のはずなのに、話の展開が下手だからか、なんだかちっとも盛り上がりを感じないまま最後まで行ってしまった感じ。
人を驚かせたり、喜ばせたりを文章で行うって本当はとても難しいっていうことをこういう本を読むと気づかせてくれます。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653
No.1:
(2pt)

占星術殺人事件をつかっただけ

色々な意味で中途半端な小説だと思いました。

まず冒頭警察小説のような始まり方を見せていますが、
なんの取り柄もないひとりの刑事に捜査権限を丸投げするところで興ざめしてしまいました。
なんのために警視庁を舞台に選んだのでしょう?

また符丁を多用していますが、小説の中になじんでいないので、
警察ごっこのような雰囲気になってしまっています。
これならば普通の言葉で話してくれたほうが良かった。

もう一つの謎の視点人物から語られるパートもそうですが、
登場人物に共感できないまま物語が進んでしまった印象です。

名作・占星術殺人事件のネタを扱っていて、
その点はおもしろいと思いましたが、
最初から最後まで謎解き以外に興味が持てない小説でした。
デッドマン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デッドマン (角川文庫)より
4041017653

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