伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~



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長編小説

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伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)

2017年09月13日 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)

島と二つの異形建築。"瞬間移動"殺人と謎の教団。新たな"館"本格ミステリ第四弾! 奇跡と不吉の島。"堂"不可能殺人! 謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる"瞬間移動"殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く"堂"シリーズ第四弾。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.33pt

伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の総合評価:6.00/10点レビュー 14件。Dランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の感想


 堂シリーズ四作目。 前作のラストにて物語の重要パーソンになりうる数学者・藤衛が逆転無罪判決を受け出所、そこからの不穏流れが今作の事件にも漂っている。 十和田、善知鳥、宮司姉妹、それぞれの過去や因果を仄めかす本作は一つの事件としては勿論解決を施されたがシリーズ作としてはまだまだ先の見えない、寧ろ一層見えなくなってきたのが今回の伽藍堂での事件である。  次作が気になるところだが単品としてみると大味な展開なのと事件と人物の描写が下手なのは否めない。 

りーり
9EDFH0HC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の感想

堂シリーズ4作目。シリーズ全7作の内、中間にあたる本書は予め著者が構想していた転換となる作品というだけあって、驚かされる一面がありました。この先どうなっていくのだろうと、主要メンバーが固まってきた本シリーズの今後が楽しみです。

孤島を舞台に30m四方の立方体の堂で事件が発生。
堂の構造から密室ものミステリを予想していたのですが、本書は瞬間移動ものでした。一時行方不明となった人物が巨大空間の中に被害者として現れる。どうやって移動されたのか?が謎となります。館ものの大トリックとしては島田荘司っぽい壮大さで好みです。ただ、物語やその事件の背景の魅力が弱すぎて、残念な印象でした。トリックは素晴らしいです。シリーズとしての仕掛けも相まって、名作に成りそびれた勿体なさが残りました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(6pt)

伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の感想

堂シリーズ4作目。バックストーリーの転機となるであろう作品。今までのシリーズの中では一番謎解き部分と数学ネタが面白く感じられたが、結末と動機が理解しにくいせいか消化不良な印象がある。

水生
89I2I7TQ
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No.11:
(2pt)

殺人の動機は?

トリックは予想を上回る壮大なものだった。しかし、犯人と思われる人物の殺人の動機が最後まで全く分からなかった。自分が読み飛ばしてしまっただけなのか?
伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)より
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No.10:
(1pt)

ジャンルを間違えています

連絡手段の無い孤島に建つ、奇怪な館に招待された人々、そしてそこで行われた不可解な殺人事件……
と聞くだけで、所謂本格推理が好きな方にとっては魅力的ですよね
色々と制約の多いクローズドサークルものですから、多少非現実的でも、強引な設定でも、バカミスに近いトリックでも個人的には許せてしまうのです。

ただ、限られている人物、場所にて行われる事件なので、登場人物の書き込み、逃げ場の無い孤島での事件に対する緊張感、恐怖などをしっかり書ける筆力が無いと、とたんに話は陳腐になってしまいます。
そして、この作者にはその筆力は全くありません。

冒頭の、招待された妹と、それについていきたい心配性のシスコン兄とのやりとりを見た時点で嫌な予感はしましたが、登場人物がこれまた酷い。
ヘンテコなアニメかゲームのキャラクターみたいなのしか出てきません。
現実に「ほっほっほ」と笑う爺さんなんて居るんですかね。
主人公は、40歳前にして警視正までになっている有能な人物のはずですが、言動は稚拙で知能はチワワくらいしかありません。
そのくせ、初対面の目上の人に対しても常にタメ口です。これはキャリア警察官の傲慢さを表現してるんですかね?
そして、こういうアニメ調の話に必ず出てくる、思わせ振りな意味不明のことを口走る神秘的な超絶美少女。さらに、血のつながらない妹‼️
さらに探偵役の小汚い天才数学者が、屁理屈っぽい喋り方をするので、
「事件のあった部屋に抜け穴があるかもしれないから、調べに行こう」「わかった」
ですむ会話に、だらだらと2ページほどを費やします。
この屁理屈と(数学者らしさと変人っぽさを出すキャラ付けだとは思いますが)、本編に関係のない主人公のモノローグがなければ、半分以下のページですむ話だと思います。

本の帯には「心配性のお兄ちゃんが血のつながらない妹と、変人ながら天才数学者と共に事件解決に挑む萌え萌えミステリー
伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)より
4062937557
No.9:
(4pt)

とんでもない展開です。

トリックは先の3作が普通だったのですが、今回のはぶっ飛んでて面白かったです。このぐらいアクロバティックじゃないと面白くない。4作の中では個人的には一番好きですが、普通の殺人トリックが好きな人はこんなのありか?って人もいるのではと思います。
話は本作でとんでもない展開となります。びっくりです。1作目からは絶対想像つかない展開と思います。
ところどころに訳の分からん数学の話をぶっこんで来るので、一般の人にはとっつきにくいと思いますが、個人的には文章自体が読みやすいので、あまり苦になりません。
個人的にはあまりトリックを暴く推理小説は好きではないので、ストーリー展開を楽しんでいます。推理小説としてはよく分かりませんが、物語としては★4つです。この先どう展開していくのかとても楽しみです。
伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)より
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No.8:
(4pt)

ここまで動かすのか

「堂」シリーズの第4弾。
 今回も、あまりにも大胆なトリックだ。まさか、こんなものまで、と驚愕させられる。
 とはいえ、きちんと論理的に構成されており、納得。
 シリーズが進むに連れ、どこまで大仕掛けになっていくのか楽しみだ。
伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社文庫)より
4062937557
No.7:
(5pt)

お気に入り

建築物を使った殺人シリーズ。一気読みできます、おもしろいです。
伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社ノベルス)より
4062990229



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