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伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~
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伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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トリックは予想を上回る壮大なものだった。しかし、犯人と思われる人物の殺人の動機が最後まで全く分からなかった。自分が読み飛ばしてしまっただけなのか? | ||||
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連絡手段の無い孤島に建つ、奇怪な館に招待された人々、そしてそこで行われた不可解な殺人事件…… と聞くだけで、所謂本格推理が好きな方にとっては魅力的ですよね 色々と制約の多いクローズドサークルものですから、多少非現実的でも、強引な設定でも、バカミスに近いトリックでも個人的には許せてしまうのです。 ただ、限られている人物、場所にて行われる事件なので、登場人物の書き込み、逃げ場の無い孤島での事件に対する緊張感、恐怖などをしっかり書ける筆力が無いと、とたんに話は陳腐になってしまいます。 そして、この作者にはその筆力は全くありません。 冒頭の、招待された妹と、それについていきたい心配性のシスコン兄とのやりとりを見た時点で嫌な予感はしましたが、登場人物がこれまた酷い。 ヘンテコなアニメかゲームのキャラクターみたいなのしか出てきません。 現実に「ほっほっほ」と笑う爺さんなんて居るんですかね。 主人公は、40歳前にして警視正までになっている有能な人物のはずですが、言動は稚拙で知能はチワワくらいしかありません。 そのくせ、初対面の目上の人に対しても常にタメ口です。これはキャリア警察官の傲慢さを表現してるんですかね? そして、こういうアニメ調の話に必ず出てくる、思わせ振りな意味不明のことを口走る神秘的な超絶美少女。さらに、血のつながらない妹‼️ さらに探偵役の小汚い天才数学者が、屁理屈っぽい喋り方をするので、 「事件のあった部屋に抜け穴があるかもしれないから、調べに行こう」「わかった」 ですむ会話に、だらだらと2ページほどを費やします。 この屁理屈と(数学者らしさと変人っぽさを出すキャラ付けだとは思いますが)、本編に関係のない主人公のモノローグがなければ、半分以下のページですむ話だと思います。 本の帯には「心配性のお兄ちゃんが血のつながらない妹と、変人ながら天才数学者と共に事件解決に挑む萌え萌えミステリー | ||||
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トリックは先の3作が普通だったのですが、今回のはぶっ飛んでて面白かったです。このぐらいアクロバティックじゃないと面白くない。4作の中では個人的には一番好きですが、普通の殺人トリックが好きな人はこんなのありか?って人もいるのではと思います。 話は本作でとんでもない展開となります。びっくりです。1作目からは絶対想像つかない展開と思います。 ところどころに訳の分からん数学の話をぶっこんで来るので、一般の人にはとっつきにくいと思いますが、個人的には文章自体が読みやすいので、あまり苦になりません。 個人的にはあまりトリックを暴く推理小説は好きではないので、ストーリー展開を楽しんでいます。推理小説としてはよく分かりませんが、物語としては★4つです。この先どう展開していくのかとても楽しみです。 | ||||
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「堂」シリーズの第4弾。 今回も、あまりにも大胆なトリックだ。まさか、こんなものまで、と驚愕させられる。 とはいえ、きちんと論理的に構成されており、納得。 シリーズが進むに連れ、どこまで大仕掛けになっていくのか楽しみだ。 | ||||
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建築物を使った殺人シリーズ。一気読みできます、おもしろいです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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何故かアマゾンでは低評価の多い周木氏の堂シリーズだが、私は久しぶりの王道新本格館ものミステリーとして断固支持する。 いつものごとく森博嗣と京極夏彦の劣化版とかいう批判があるが、はっきり言って全くこの二者とはミステリーとして目指すところは異なる。 京極夏彦はテイストが全く違うので置いておくとして、森博嗣の作品なんかよりは遥かにこちらのシリーズの方が出来がいいし面白い。 本作はシリーズの4作目だが、シリーズ中はもちろん、新本格ミステリー史上でも過去例のない大仕掛けのトリックが展開する。 このシリーズはトリックが既視感があると批判されているが、確かに過去3作は似たような例が思いつくが、本作の死体消失と出現の不可能移動トリックは独自のアイデアであり、読んでいてこれぞ物理トリックの見本だと大いに感動させられた。 この大仕掛け移動トリックに対してバカらしいとかリアリティがないとかいう読者はもう本格ミステリーなど金輪際読むなと言いたい。 ラストではこのシリーズ中でターニングポイントとなるであろう事実が明かされる。 ストーリー展開は平凡だが、とにかくこの大仕掛けトリックだけでもミステリーとして星5つ分の賞賛は受けるべきであろう。 | ||||
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ノックスの十戒で禁じ手とされる手法を使っている異色作。 新本格派の正統後継者と目されていた著者なので、反発を覚える読者もいるのは理解できる。 しかし、ミステリーという枷を外して「物語として」読むと、非常に面白いです。 枠に囚われないで書ける作家なのだと私は高く評価しました。 邪道を敢えて端正に味わわせてくれる一冊です。 思い切って、ミステリーの常識から自由になって読んでみて欲しいです。 | ||||
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オチがひどい。 ストーリーだけ追えば、バカミスみたいで、何を目指して書いているのかさっぱり分からないです。 また、毎回、表紙のイラストがオカシイと思います。 イラストレーターは中身を読まずに適当に絵を書いているように思います。 | ||||
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なんか期待して買ってしまいました。結論から言うと次も買いそうです。 しかし一般的にはさらに支持者を失ってしまった内容です。勿論この第4弾から読むのはまったくおすすめできません。今回は前回ほど伏線にさいたところは少なく(かといってこれまでの伏線が回収されてもいませんが)またわりと読みやすいです(単に中身が薄いだけ?)。孤島ものになっていますがまさかの一泊二日。登場人物もなんでわざわざ来たのか、それ以上になんで殺されなければいけなかったかがさっぱり分かりませんでした(そういう意味ではこの作品自体がまるまる伏線というか次の展開へのつなぎというか)。まぁ一応理由づけされてますがなんかイマイチ。トリックもいつもの感じです。しいて言えばオチが意外でした。ただしこれについては次の作品で何らかのフォローがあるんだろうと思います、または気になったままさらに伏線を盛り込むのか。その点でも中途半端な印象受け残念でした。すでに一冊一冊の内容で勝負できるものではなくなりました。あとはお金を出して読むかそれとも立ち読み等安く読むかまたはもういいやとなるかは人それぞれ。作者よりもこの程度のレベルで出版する講談社に呆れます。 | ||||
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本格ミステリとして懐かしさを感じます。 しかし、構成、文章の端々に森博嗣氏と京極夏彦氏との類似が感じられます。 それがとても残念です。せっかくの作品が台無しになってしまいます。きっと強く影響されているのだろうと思いますが、もっと作者の本に出来ると思います。 今後を期待して、厳しいですが星一つです。 | ||||
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