双孔堂の殺人 ~Double Torus~
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.25pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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放浪する数学者を求めて訪れたのは"双孔堂"、警察庁キャリアである宮司はそこで密室殺人が起き、容疑者として尋人である十和田只人が捕まってることを知る。 自分が犯人であると結論づける十和田、既に出された解を変えるには事件の'前提'を覆さなければ・・・ シリーズ第二作。 | ||||
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1作目読書後、文庫化待ちしたまま手に取る機会を失っていました。今年シリーズが完結したとの事で読書。 | ||||
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相変わらずの十和田只人が高等数学の学問的なあれこれを長々と語るシーンが多く、いったいこの本は誰に向けて書かれたものかと首を傾げる思いです。単にページ数を増やすだけで原稿料の水増し請求じゃないのかと勘繰ってしまいます。トリックはネタばれのところで書くとして、前作はオーソドックスな書き方でしたが、今回は十和田只人が犯人として初めに逮捕されます。つまり、彼はアームチェア・ディテクティブの立場になるのです。東京から来た警視が動き回り調べた結果を彼に聞かせ、情報を組み立てた彼が犯人を指摘すると云う展開になっています。前作はハウダニットがメインでしたが今回はフーダニットです。トリックは単純ですが、ストーリーは良く組み立ててあります。彼女はどうやら魔賀田四季博士のような存在に見えます。このあとは主人公の十和田只人をもう少し魅力的な人物にしていくことでしょう。小難しい話ばかり喋る変人のようではついていけません。次回作に期待しましよう。 | ||||
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ガリレオ先生が館シリーズの事件に巻き込まれたらこんな感じだろうか。十和田さんのキャラは好きなだけに、前回よりも推理パートの内容が分かり辛く感じてしまったのが難点。次回に期待、 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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率直に言ってラノベ以下、 普通の本好きの方は買わない方が良い | ||||
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数学の話ばっかりなのと、鼻につく文章で途中からあーハイハイという感じになる。 安楽椅子探偵がやりたかったんでしょう。 あいつは現場にいないのにこんなことも頭の中だけで解いてしまうのか?! みたいな主人公ヨイショ。 謎回収部分は「ね?言ってたでしょ?」「ほら、ヒントあったでしょ?」みたいな文章で素直にあ、やられたと思えない。 犯人に纏わるエピソードも三文芝居を見せられたような微妙な話だった。 語り手役の警視はよかったが、前作から引き続き主人公のキャラが狙いすぎてて気持ち悪い。 もう次は読まないかな。 | ||||
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「堂」シリーズ第2弾。 前作はとても読みやすいと思っていたのですが、今回は(特に前半は)これでもか、というくらい数学についての議論ばかりといった感じで、丁寧に読むべきか、飛ばして読むべきかの葛藤があり、ストレスを感じました。 ただ後半からはなかなか面白くなってきたので何とか読み切りましたが…正直言うと、ミステリ部分は普通…ただそれを難しい数学に絡めているといった印象で、特別新しいものではなかったのかな、という感想です。 | ||||
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前作よりも数学話が圧倒的。 でも大丈夫です。どっちかというと数学者の業界話のようなのがメインで、 数学の難しい概念が出てくるわけじゃありませんから。 クラインの壺やメビウスの輪にまつわるトポロジーの話は少々難しいですが、 一度にドッと難解な説明をするわけじゃなく、登場人物の口々を借りて小出しに色々な 説明方法で書かれているので、読み進めるうちに漠然とだけどイメージ出来るようになります。 そうするとなんと、トリックが見えてくるんですよね。 数学概念がトリックを連れてくるというか。 その瞬間、なかなかの快感ですよ。 「あっ!」っと、突如ひらめきが湧いたときには、 少々難しい数学話を読み飛ばさずに、しっかり読み込んだ甲斐があったなぁ~と思いました。 本作には今後のシリーズ化のための伏線が色々張ってあるので、 前作よりも重要な作品になってると思います。 それから、前作を読んだ人だけに分かる驚きの仕掛けも用意されているので、 前作を読んでない人は今すぐ買いに走った方がいいです(笑) 自分はまだ堂シリーズの前作と本書しか読んでませんが、 日本ミステリ界に素晴らしい作家さんが登場してくれたと、非常に嬉しく思っています。 | ||||
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作者自身も後出しジャンケンに気付いたのか今作は「読者への挑戦状」が無い。 だがしかし、それ故に開き直ったのか、前作以上の後出しジャンケンが多数繰り出される始末で バカミスにさえ着地していない。 前作とは打って変わって、読みづらい漢字は激減、と言うか、実際には前作と同じ言い回しがされているだけ。例えば、この作者のお気に入りの時制表現「漸く」の一言で片付けてしまう悪癖は相変わらずで、今作でも10回以上出て来ると思う。 また、今回は登場人物の肩書きのプロットを活かかす云々以前の問題。前作以上に人物描が下手。 何はともあれ、一作目同様にジャケットの建築物のデザインと作品中の建築物のデザインが一致していないのがそもそも詐欺。 この作者の数学論って物凄くストレス。一作目は我慢して読み進められたが、今作はイライラがマックス。読み手でこの箇所を本当に理解しているのって読者の全体の何パーセントなんだろう?ただの自己満足でしょ?? | ||||
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