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伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~



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伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の評価: 5.33/10点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の感想


 堂シリーズ四作目。 前作のラストにて物語の重要パーソンになりうる数学者・藤衛が逆転無罪判決を受け出所、そこからの不穏流れが今作の事件にも漂っている。 十和田、善知鳥、宮司姉妹、それぞれの過去や因果を仄めかす本作は一つの事件としては勿論解決を施されたがシリーズ作としてはまだまだ先の見えない、寧ろ一層見えなくなってきたのが今回の伽藍堂での事件である。  次作が気になるところだが単品としてみると大味な展開なのと事件と人物の描写が下手なのは否めない。 

りーり
9EDFH0HC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の感想

堂シリーズ4作目。シリーズ全7作の内、中間にあたる本書は予め著者が構想していた転換となる作品というだけあって、驚かされる一面がありました。この先どうなっていくのだろうと、主要メンバーが固まってきた本シリーズの今後が楽しみです。

孤島を舞台に30m四方の立方体の堂で事件が発生。
堂の構造から密室ものミステリを予想していたのですが、本書は瞬間移動ものでした。一時行方不明となった人物が巨大空間の中に被害者として現れる。どうやって移動されたのか?が謎となります。館ものの大トリックとしては島田荘司っぽい壮大さで好みです。ただ、物語やその事件の背景の魅力が弱すぎて、残念な印象でした。トリックは素晴らしいです。シリーズとしての仕掛けも相まって、名作に成りそびれた勿体なさが残りました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(6pt)

伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~の感想

堂シリーズ4作目。バックストーリーの転機となるであろう作品。今までのシリーズの中では一番謎解き部分と数学ネタが面白く感じられたが、結末と動機が理解しにくいせいか消化不良な印象がある。

水生
89I2I7TQ

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