エニグマ奇襲指令
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点10.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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これは傑作!正に掘り出し物だ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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昔、読んで面白かったので買いましたが、今読むと表現が大げさで時代遅れな感じ。フォーサイスのような時代を越えた普遍性を感じられない。 | ||||
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配送も翌日で、届いた本もコンディションが良く、ありがとうございました! | ||||
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時に1940年代。開戦以来、破竹の進撃を続けてついにはフランスをも手中に収めたドイツ第三帝国の作戦遂行の要、エニグマ暗号機を奪取せよ! パリ陥落の年、ウィンストン・チャーチルの「ヨーロッパに火をかけよ」という言葉と共に新設されたSOE(英国特殊作戦執行部)は、占領下のパリに潜入し、秘密警察(ゲシュタポ)と軍情報部の厳重な監視と警備の網の目をかいくぐってエニグマ暗号機に迫るという困難どころか不可能に近い任務を、獄中にあった一人のフランス人に打診する。彼の名はフランシス・ド・ベルヴォアール。通称、「男爵」。かつて世界を股にかけて暗躍した犯罪者にして、ナチの秘密警察すらもペテンにかけてみせたことのある、半伝説的な大怪盗である。 スパイ小説の大家にして後にイスラエル国会議員となったマイケル・バー=ゾウハーの手になる活劇風の冒険小説。スリルとサスペンスは勿論のこと、裏切りもあればどんでんがえしもあり。これに薄幸の美少女との恋と、尊敬に値する好敵手とのコン・ゲームが加わるのだから、まさに全方位隙なし。これ以上何を望むことが出来ようかという極上の娯楽作品である。映画化もされているが、舞台が冷戦時代の東ベルリンに移されてしまっており、アルセーヌ・リュパンばりの怪盗も登場しない普通のスパイ・ドラマになってしまったのがファンとしては残念なところだ。 | ||||
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時に1940年代。開戦以来、破竹の進撃を続けてついにはフランスをも手中に収めたドイツ第三帝国の作戦遂行の要、エニグマ暗号機を奪取せよ! パリ陥落の年、ウィンストン・チャーチルの「ヨーロッパに火をかけよ」という言葉と共に新設されたSOE(英国特殊作戦執行部)は、占領下のパリに潜入し、秘密警察(ゲシュタポ)と軍情報部の厳重な監視と警備の網の目をかいくぐってエニグマ暗号機に迫るという困難どころか不可能に近い任務を、獄中にあった一人のフランス人に打診する。彼の名はフランシス・ド・ベルヴォアール。通称、「男爵」。かつて世界を股にかけて暗躍した犯罪者にして、ナチの秘密警察すらもペテンにかけてみせたことのある、半伝説的な大怪盗である。 スパイ小説の大家にして後にイスラエル国会議員となったマイケル・バー=ゾウハーの手になる活劇風の冒険小説。スリルとサスペンスは勿論のこと、裏切りもあればどんでんがえしもあり。これに薄幸の美少女との恋と、尊敬に値する好敵手とのコン・ゲームが加わるのだから、まさに全方位隙なし。これ以上何を望むことが出来ようかという極上の娯楽作品である。映画化もされているが、舞台が冷戦時代の東ベルリンに移されてしまっており、アルセーヌ・リュパンばりの怪盗も登場しない普通のスパイ・ドラマになってしまったのがファンとしては残念なところだ。 | ||||
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舞台は一転して第2次世界大戦中のヨーロッパ。英国情報部は、ドイツの暗号機エニグマを盗み出すよう、フランス人の怪盗ベルヴォアールに持ちかける。バー=ゾウハー作品をいくつか読んでいれば、オチはさほど意外ではない。また、エニグマは実在した暗号機なので、その逸話を知っている人なら、容易にオチを予想できるだろう。だが、オチがわかっていてもおもしろい話があるが、本書はまさにそれである。話はとにかくおもしろい。ページ数は少ないが、とても密度が濃い。波瀾万丈、スリル満点の展開。シビアなスパイ小説と、古き良き時代の冒険小説との、絶妙なブレンドが楽しめる。そして、何と言ってもキャラクターが魅力的。アルセーヌ・ルパンを彷彿とさせる怪盗ベルヴォアールを筆頭に、男気たっぷりの親友ブルーノ、薄幸のユダヤ人娘ミッシェル、切れ者だが良心的なドイツ国防省情報部員フォン・ベック…と印象的なキャラクターが顔をそろえる。無惨な死を遂げるレジスタンス戦士エマールも、チョイ役なのだが鮮烈な印象を残す。だが最も印象的なのは、英国情報部のブライアン・ボドリー長官。目的のためには手段を選ばない、冷酷非情きわまる人物なのだが、私情を排した徹底した非情さには、かえって感嘆させられる。 | ||||
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