分水嶺
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
分水嶺の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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ミステリとしてよりも、山岳小説として、また文明批評の書としての側面がより強く感じられました。事前にトムラウシ山遭難に関する書籍を読んでいたこともあり、山の美しさや恐ろしさがわかる描写や、登攀の様子などより臨場感を持って読むことができました。 | ||||
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この著者の小説に共通するのは、全て一本道でありゴールに向けて一直線に進む。 メインに主人公の目的があり副菜に事件がある。なので真犯人が誰か? みたいな推理物では無く単に物語の為、最後に事件の全貌がサラッと解説される所も有りと言えば有り。 犯人あてみたいな読み方をすると低評価になる。 頭を使わずに読める上に山の描写は非常に良いので、単純に物語としては面白い。 | ||||
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何か物足りなさを感じた。 いや、内容的には詰め込みすぎではないかというくらいで、主要人物に起こるもろもろの厄介事はてんこ盛りだ。 見所はもちろんオオカミに会えるのか。存在を証明出来るのか。 ということなのだが、 終盤のクライマックスも予想できた上に、 まるで作者が考えることを放棄したよう厄介事も最後の数ページでバタバタと全て丸く収まってしまった。 内容はけっして読み終わった後に満足感を得られる作品ではなかった。 話の肉付け全てに少しづつ無理がある。 そこに何か気持ち悪さを感じるのだ。 何より気になった、いや気に食わないのが"人との縁"というものが重なりすぎていて、本来なら心揺さぶられるであろう出会いが、コイツもか…と辟易してしまったことだ。 0の気持ちが100に向かう気持ちの移り変わりがこちらとしては読み応えがあるというものだが、この"縁"というものを絡めてくるので90くらいから意図も簡単に100に気持ちが動くだけであって何の面白味もない。 何故こんな楽な描写を選択したのか笹本氏に伺ってみたい。 | ||||
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狼の存在は、あっていいし、あって欲しい。それとともに信じることの大切さが学べた。本気で何かを信じられる人間になりたい。 | ||||
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読み進めていくうちに本当に日本狼や蝦夷狼が本当にいるのではないかと ひっそりと暮らしているのではないか そんな感じをしながら最後まで一気に読み終えました。 | ||||
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たぶん、山岳小説の分野では、現役作家の中では最高レベルでしょう。本作ではそれに加えて写真・カメラに関する描写もすごくリアルで、この分野についても相当な知識をお持ちなのだろうなと思いました。 ただ、ラスト近くになってからの展開があまりにもファンタジー的であったのと、冤罪事件の真相があまりにも浅薄であったのが惜しいと感じました。 これだけの知識と描写力があるのだから、無理にサスペンスにしなくてもよかったような気がします。 | ||||
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