駐在刑事
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面白かった | ||||
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山岳小説を書いてきた作者だけあり、風景描写が巧みで、逆に私のような普段無粋なミステリーばかりを読んでいる者からすると描写が過剰と感じた(好みの問題だろう)。基本的に心の底からの悪人というのが少なく、悪人も最終的に改心する性善説的な世界観で読後感が良い。物語も練られていて悪くないと思った。 どうでもいいことだけれど、警察小説を読んでいるとほぼ必ず悪役として描かれるキャリア組はこの作品でも悪役として描かれているのだが、この手のキャリア組=エリート官僚=悪人のステレオタイプの図式は現実には当てはまらないし、偏見を植え付けるだけなのでそろそろ警察小説家も止めるべきだろう。 まあ、現場視点の小説を書こうとすると上層部を悪役にせざるを得ない事情があるんだろうが。 | ||||
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描写が的確鮮明で、文章力もあり、この作家の技量の高さをうかがい知れる。 | ||||
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ミステリーとしては、起こる事件とその解決のプロセスがあまりに都合よくできすぎていていま一つ。しかし、奥多摩の山にはかなり親しんだという個人的な理由により、その場面場面の情景がリアルに思い浮かんで思わず郷愁に浸ってしまった。でもなぁ、あの奥多摩の水根あたりでこれほどまでに頻繁に禍々しい事件が起きるというのはどう考えても不自然だよなぁ。いや、分かる。フィクションなんだし刑事物語なのだから何かしら事件を起こさないとお話が始まらないというのはよ~く分かるのではあるが何か割り切れない。続編もあるみたいで、奥多摩の情景描写を目当てにおそらく読むと思うけど、あまり奥多摩の治安を悪化させないでほしいものである。 | ||||
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この作家の他の作品を読んでいないので相対的な評価はできないが、警察関連の小説によくある論理的に無理のあるトリック、あるいは猟奇的殺人で読み手の興味を高める方法ではなく、人物とそれを囲む社会性が幅広く描けていると思う。たまたま古本屋で手に取った縁ではあるが、読み進むにつれ引き込まれた好感の持てる一書。今後もこの作家の作品を読んでいくだろう。 | ||||
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