山狩
- 復讐 (158)
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うーん、評価が難しいなぁ。 警察(犯罪)小説として成立しているけど、「すげー!」っていうほどでもない。 村松さんがやりたかったのは、多くの警察官が見ている中で被弾することだったと思うんだけど、その辺りがいまいち明確に描かれていないように思いました。故、ちょっと盛り上がらないままで終局を迎えたように思われます。 | ||||
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アルプスの高山を舞台にした山岳ミステリーは多いが、この小説は千葉県の山が舞台。低山ながらブッシュな感じが伝わってきておもしろかった。じっさいに起きた事件をパッチワークのように組み込んだストーリーも秀逸。一気に読み終えました。 | ||||
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日本人はやくざが好きなんだろうか? しかし最近の封じ込めでヤクザも元気がないとのことで、やくざの小説を書いてもいまいち人気も現実味もない。そうなると今度は警察の裏話的な小説に流れ着くのだろうか…。 ある山で女性の遺体が見つかり,警察が捜査したが事件を感じられるような不審な点がなく,単なる転落事故として処理されてしまう。ただその女性は地元の有力企業のバカ息子からストーカーされていて,その娘の家族は絶対にあいつがやったに違いないと思いその捜査を陳情するが,暖簾に腕押しで全く受け付けてくれない。ただ一部の警官は,何か少しおかしいなぁ…と感じ,業務としてではなく個人的に調べを始めたのだが…。 その息子の親父は,地元の経済界を牛耳る大物で,警察官の退職後の就職のあっせんなどにも力を発揮するという事で,誰も頭が上がらず,まともに調べるなんてことは誰もしない。 そこで亡くなった女性のおじいちゃんが立ち上がる。犯人と警察の癒着を暴き出すためにある大きな罠を考えて自ら実行をする する。この爺さん元警官で今でも猟銃を持っているため,ライフル持ってそのバカ息子を自ら撃ち殺す!!という 暴挙。当然警察は止めにかかり,町の実力者はヤクザも総動員して爺さんを殺しにかかり…と大変なことになるのだが,これは爺さんの作戦だった。私はこの本読みながら,クリント・イーストウッドの「グラントリノ」を思い出していた。自分のみを犠牲にすることで,世論や警察を動かし,巧みに法の裏をかこうとする悪人に天罰を与えようとする。実際にこの爺さんの無謀な賭けで巨悪が告発されたわけなので,成功と言えば精巧なのだが…。 この話は映画にすれば面白いと思った。爺さん薬は渡哲也がお似合いだが,もう亡くなってしまったので,誰がいいんだろう。高倉健とかでも良かったが彼も…。この二人の後に続くのは誰なのだ… | ||||
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被害女性の祖父がライフル銃を持って失踪・不明になったあたりから、展開が・・・。 「そのとき、 が鳴った。」は著者の得意技? 本物語の千葉県警の腐った面々は懲戒免職処分とし、 神奈川県警刑事部長竜崎伸也&東京湾臨海署安積班を千葉県警察本部&安房署に異動させてほしい。 笹本稜平氏のご冥福をお祈りいたします。 追伸 はて?、ライフル銃での狩猟は、千葉県内はダメではないか?北海道のみOK? | ||||
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事件性なしと判断された女性の遺体発見に、違和感を覚える生安の刑事を主体に事件の真相を探る。 警察ものとしては刑事課と生安との対比を軸にしておりが、ストーリー展開的には大きな意外性はない。 著者らしい山を絡めるようなタイトルではあるが、冒険小説的な要素はなく、あくまえ事件の解決に向けて周辺人物の関係性をなぞっていく。 難しい展開はなく読みやすいが、著者の作品としては警察ものとしても山岳ものとしてももう一つ。 帯を見て始めて知ったのだけど、お亡くなりになっていたとは。 著者の冒険小説好きだったのに、もう読めないのは残念。 | ||||
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