特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦



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初公開日(参考)2010年08月
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長編小説

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特異家出人

2010年08月23日 特異家出人

有村礼次郎という資産家老人が失踪した。警視庁捜査一課の堂園晶彦は、自身の祖父と有村老人が県立鹿児島第一中学校で同級生だったことを知る。有村の拉致には、彼と堂園の祖父の過去が大きく関わっていた……。 東京都葛飾区在住の有村礼次郎という一人暮らしの資産家老人が失踪した。捜査すべき“特異家出人"であるかを探ることになった警視庁捜査一課特殊犯の堂園晶彦は、老人と唯一交流があったという少女・加藤奈々美から、老人と電話で話した際「変な音」を耳にしたことを知る。有村邸の玄関からは血痕が検出され、預金通帳や証書、有価証券、不動産の登記書、時価二億と推定される根付のコレクションが消えた。目撃証言により、彼を拉致したのは鹿児島の元指定暴力団員・中俣勇夫であることが判明。中俣の消息を追い鹿児島に飛んだ堂園は、自身の祖父と有村老人が県立鹿児島第一中学校で同級生だったことを知る。二人は高等学校の替え玉受験が発覚したことを機に、故郷・鹿児島を追われていた。県警の刑事・大迫らとともに中俣の潜伏先を特定した堂園は突入をはかるが、その直前、錯乱に陥った中俣が相棒に射殺されてしまう。しかし、拉致されたはずの有村老人は、その場に居合わせていなかった。有村の拉致には、彼と堂園の祖父の過去が大きく関わっていた……。 編集担当者からのおすすめ情報 デビュー作にして10万部超のロングセラー『時の渚』+代表作『越境捜査』 作家生活10周年を飾る、記念碑的大作! 特に警察小説、ミステリー好きの方にはぜひオススメの読み応えです! (「BOOK」データベースより)




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特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦の総合評価:7.20/10点レビュー 5件。Cランク


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No.5:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

楽しく読んでいます。

笹本良平さんの本はジャンルがいろいろあって面白いと思います。
特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)より
4094060790
No.4:
(4pt)

好きな作家である

好きな作家の作品であり、読むのが楽しみな作家での作品です。今後も読み続ける予定である。
特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)より
4094060790
No.3:
(4pt)

被害者を「生きて」大切な人の元へ取り戻す。それを最上の使命とする刑事の、奮闘の物語。

東京、亀有署管内の青戸で、一人の資産家の老人が失踪する。老人と仲の良かった利発な少女の必死の訴え、そして主人公の刑事・堂園の上司である高平と亀有署の警察官の縁によって、堂園はこの事件を担当する事になる………。
 浮かび上がる拉致事件。そして老人が若き日を過ごした鹿児島での事件。やがて堂園の亡くなった祖父とその老人の知られざる関係が、焙り出されてゆく……。

 一言でいってしまえば、二時間ドラマになりそうな刑事モノだなあとは思いましたが、この物語の特徴は堂園が老人を「生きて返す」事に情熱を傾けている事です。堂園が所属するのは警視庁捜査一課ではありますが、「特殊班」という聞き慣れない部署です。なんでも立てこもり事件や誘拐事件を担当する部署だそうで、「人を死なせない。人を殺させない」事を目的としているそうです。
 刑事小説・ドラマの良作は「ストロベリーナイト」や「相棒」などなど数え上げればきりがないのですが、それらの多くは殺人班、すでに人が殺されてしまった事件の解決を捜査しているわけで(勿論それもとても大事ですが)、老人の救出を最大の目的とする部分が、この物語がそれらと一線を画している部分なのです。

 堂園は、かつて高平と共に仕事をした(そして少女とのパイプ役となる)浜中と共に、青戸から、自らの祖父の故郷でもある鹿児島・志布志へ。そこで今起こっている、堂園の親戚の苦境、そして祖父と老人・有村らの遠い様な近い様な過去の物語。更にそこでかつて起こった幾つかの事件が長い因縁を経て現在の事件と繋がり、堂園が老人の救出を目指す上でのヒントとなってゆくのです。

 そんな物語を、地方経済の疲弊、警察機構の腐敗、そして戦中戦後の激動の物語を交え、500ページ近くを費やして、じっくりと書かれています。

 ジェットコースターの様な物語というよりは、登場人物一人一人の過去や、物語の背景、設定を細やかに描いた物語が好き、という方に特にオススメしたいお話です。私はこれを読んで、鹿児島に行きたくなりました。

特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)より
4094060790
No.2:
(2pt)

本筋だけならページ数は半分で済む

本筋は近所の資産家おじいちゃんが誘拐に遭って,
ある江戸趣味が解決の糸口になって大団円。
しかし,しかし。
回想 回顧 憶測 伝聞 又聞き 時代背景説明にページ半分が割かれている。
しかも,「知っていますよ」という筆者の思い入れが随所に現れて
鼻白むことしばしば。
私の時間を返してほしいと思った本の1冊が増えた。
ただし,時代考証などにかなり労力を傾けただろう筆者の努力を評価して,★2つ。
特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)より
4094060790
No.1:
(3pt)

誘拐事件とあまり変わらないように感じた

「特異家出人」という珍しい分野の事件だったのだが、結局は人質の救出といった展開となり、誘拐事件とあまり変わらないように感じた。特異家出人とするからには、家出人自らが行動を起こすような動機や展開を少なからず期待していたので残念だった。また、現在発生している事件と、主人公の祖父の話を強引に結びつけようとした結果、話がご都合主義になってしまったような気がした。犯人とのやりとりも緊張感がなく、全体的に物足りなかった。
特異家出人Amazon書評・レビュー:特異家出人より
4093862826



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