未踏峰

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種別
長編
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3,830回
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1
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5
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あらすじ

2009年10月27日 未踏峰

ここで逃げたら、死ぬまで人生から逃げ続けることになる――ハンデを背負った三人の若者と、未来を手放した伝説の登山家。運命の出会いが、「祈りの峰」への扉を開く。ヒマラヤを舞台に、人間の希望を描く感動長編!著者について(「BOOK」データベースより)

評判

未踏峰の評価:

7.50/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.50pt

未踏峰の総合評価:

7.76/10点 レビュー 21件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(10pt)

自己啓発書の様な、そして絵空事ではない1冊

レビューっていうのは読んだ人のスタンスを明からさまにするものですね。みなさんの感想を拝見にして痛感しました。自分の場合、実生活と読んだ時期が見事に符号したせいでひさびさに救われた一冊となりましたが。自己啓発書の様に読むことが出来た、というか。それは多くの方と違って笹本さんの事をまったく知らず、従って冒険小説の、とか、山岳小説の、とかいった期待はゼロで接する事が出来たせいもあるかもしれませんけれど。
ただ登山に関しては私も歴20年ぐらいはあります。その部分で言わせてもらうと「冬富士の厳しさはヒマラヤとも比肩できる」というのは先輩の時代から言われてきたこと。八ヶ岳の寒さも同様です。そして例の南谷真鈴さんがセブンサミッターになったのは19歳の時。別に幼少の頃から鍛えてきたわけでもないのに17歳の時にはもう8000m峰であるマナスルに登頂してるんですよね。そんなこんなを考えると、主人公たちがあの年齢とあのキャリアで6000m峰に挑戦、というのはあながち絵空事ではないのではないでしょうか?

KEI
KI4OK8UO
No.1
(5pt)

冒険小説ではなかった。

表題から言って山岳冒険小説だと期待したが、中身は程遠いものでどちらかというと青春小説。

元トップクライマ-が運営する山小屋でバイトする3人が、ヒマラヤの未踏峰に挑むというもの。
この3人というのが、仕事に翻弄され軽度な犯罪を犯してしまった主人公と、障害を持つ二人。
まず、主人公の状況で万引きという犯罪を犯してしまう事に全く共感・理解が出来ない。
人生の再生・再出発がテ-マかもしれないが、ちょっと厳しい。

どちらかというとトップクライマ-だった通称パウロさん(日本人であだ名)の、若か知り頃からの山岳冒険シ-ンと辞めるに至ったところを詳細に描いて欲しかった。

この3人の山岳シ-ンはちょっと現実見がなさすぎた。

タカタソン
HU0OGV5Q

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.19
(5pt)

期待を裏切らない至福の読後感

運や、生まれつきの特性や、環境で、たくさんの人が辛く不幸な日々を送って、時には犯罪に手を染めてしまう今日、この本は、他の笹本稜平の山シリーズと同様に、まさにあたたかい希望を与えてくれる名作です。
未踏峰 Amazon書評・レビュー: 未踏峰より
4396633262
No.18
(5pt)

人間賛歌

心の障がいを持つ二人と、人生のルートを外れた2人、計四人の物語。
感動した! 最後までドキドキしながら、彼らの登頂を祈っていた。

<みんなで、チカラを合わせればできないことなんかないじゃない。 ここで諦めちゃったら生きている価値なんか無いんじゃない!!>

こんなクサイ言葉が素直に心に落ちる素晴らしい小説です。

色々な形の障がい者の方たちがいるのですね。 登場人物のセリフを通してうまく表現されています。 こちらも慌てず騒がず、うまく付き合っていきたいですね。
未踏峰 Amazon書評・レビュー: 未踏峰より
4396633262
No.17
(2pt)

ヒマラヤは甘くない

大した経験を持たない3人組がヒマラヤの未踏峰に挑むとは。ヒマラヤはそんなに甘くない。「お話し」に終始した。
未踏峰 Amazon書評・レビュー: 未踏峰より
4396633262
No.16
(5pt)

後半に入ると読むのをやめられなかった

ずいぶん昔に新田次郎の山岳小説を読んでいました。
 時が流れて、今やネットやDVDで一流の登山家が登るシーンを空中映像まで交えて簡単に見られるようになりました。
 そんな世の中で、山岳小説を出版するのは、それ自体が冒険です。
 結論から言うと、おもしろかったのひとことです。
 粗探しができる隙はありますが、読んでいる間はぐいぐい引っ張って時間を忘れる、そんな牽引力を持った良作でした。
未踏峰 Amazon書評・レビュー: 未踏峰より
4396633262
No.15
(4pt)

4人の共通の夢

『還るべき場所』が8000m峰の公募登山を題材としているのに対して、本作品が題材としているのは、6000m台の未踏峰の一番容易なルートからの登山。尖鋭性はなく、ニュースにもならない、ある意味、自己満足の登山と言える。
登山を行うのは、北八ヶ岳のビンティ・ヒュッテの従業員の裕也、サヤカ、慎二の3人。過去にちょっとした出来心から、不祥事を起こして失職した裕也。アスペルガー症候群で他人から理解されずに苦しむサヤカ。知的障害を持つ慎二。
この作品の最大の特徴は、社会的に疎外され、登山経験の少ない3人が、彼ら3人を結びつけ、理解し、支えてくれたパウロさんの遺志を継いで、力を合わせて、4人の共通の夢である未踏峰初登頂に挑戦する姿にある。障害を持っている人と健常者とが、支え合い、協力する姿を描いたひとつのモデルと言える。
この作品を魅力的なものとしているのは、ビンティ・ヒュッテのオーナーのパウロさんの「ブナの古木」のような人柄だ。
また、作中には、人生や山に関する味わい深い言葉が随所に織り込まれている。
読み進めていくにしたがって、最後に何か大きなアクシデントに遭遇するものと思っていたが、二人パーティーの登場ぐらいであり、やや拍子抜けした。
情景描写や心理描写に関しては、重複していて、やや冗長に感じる箇所がある。また、サヤカはアスペルガー症候群であるにも関わらず、パウロさんの心情を理解しているような描写があったり、知的障害者である慎二にちょっとしたミスが命取りになる高所冬山登山ができるのかと疑問を感じるなど、リアリティーに欠けていると感じるところもある。
未踏峰 Amazon書評・レビュー: 未踏峰より
4396633262

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