未踏峰
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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レビューっていうのは読んだ人のスタンスを明からさまにするものですね。みなさんの感想を拝見にして痛感しました。自分の場合、実生活と読んだ時期が見事に符号したせいでひさびさに救われた一冊となりましたが。自己啓発書の様に読むことが出来た、というか。それは多くの方と違って笹本さんの事をまったく知らず、従って冒険小説の、とか、山岳小説の、とかいった期待はゼロで接する事が出来たせいもあるかもしれませんけれど。 | ||||
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表題から言って山岳冒険小説だと期待したが、中身は程遠いものでどちらかというと青春小説。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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心の障がいを持つ二人と、人生のルートを外れた2人、計四人の物語。 感動した! 最後までドキドキしながら、彼らの登頂を祈っていた。 <みんなで、チカラを合わせればできないことなんかないじゃない。 ここで諦めちゃったら生きている価値なんか無いんじゃない!!> こんなクサイ言葉が素直に心に落ちる素晴らしい小説です。 色々な形の障がい者の方たちがいるのですね。 登場人物のセリフを通してうまく表現されています。 こちらも慌てず騒がず、うまく付き合っていきたいですね。 | ||||
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大した経験を持たない3人組がヒマラヤの未踏峰に挑むとは。ヒマラヤはそんなに甘くない。「お話し」に終始した。 | ||||
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ずいぶん昔に新田次郎の山岳小説を読んでいました。 時が流れて、今やネットやDVDで一流の登山家が登るシーンを空中映像まで交えて簡単に見られるようになりました。 そんな世の中で、山岳小説を出版するのは、それ自体が冒険です。 結論から言うと、おもしろかったのひとことです。 粗探しができる隙はありますが、読んでいる間はぐいぐい引っ張って時間を忘れる、そんな牽引力を持った良作でした。 | ||||
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『還るべき場所』が8000m峰の公募登山を題材としているのに対して、本作品が題材としているのは、6000m台の未踏峰の一番容易なルートからの登山。尖鋭性はなく、ニュースにもならない、ある意味、自己満足の登山と言える。 登山を行うのは、北八ヶ岳のビンティ・ヒュッテの従業員の裕也、サヤカ、慎二の3人。過去にちょっとした出来心から、不祥事を起こして失職した裕也。アスペルガー症候群で他人から理解されずに苦しむサヤカ。知的障害を持つ慎二。 この作品の最大の特徴は、社会的に疎外され、登山経験の少ない3人が、彼ら3人を結びつけ、理解し、支えてくれたパウロさんの遺志を継いで、力を合わせて、4人の共通の夢である未踏峰初登頂に挑戦する姿にある。障害を持っている人と健常者とが、支え合い、協力する姿を描いたひとつのモデルと言える。 この作品を魅力的なものとしているのは、ビンティ・ヒュッテのオーナーのパウロさんの「ブナの古木」のような人柄だ。 また、作中には、人生や山に関する味わい深い言葉が随所に織り込まれている。 読み進めていくにしたがって、最後に何か大きなアクシデントに遭遇するものと思っていたが、二人パーティーの登場ぐらいであり、やや拍子抜けした。 情景描写や心理描写に関しては、重複していて、やや冗長に感じる箇所がある。また、サヤカはアスペルガー症候群であるにも関わらず、パウロさんの心情を理解しているような描写があったり、知的障害者である慎二にちょっとしたミスが命取りになる高所冬山登山ができるのかと疑問を感じるなど、リアリティーに欠けていると感じるところもある。 | ||||
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うまくいきすぎる部分がありますが、それだけに安心して読めます。 | ||||
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