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B 7.50pt 7.50pt 3.89ptここで逃げたら、死ぬまで人生から逃げ続けることになる――ハンデを背負った三人の若者と、未来を手放した伝説の登山家。
ここで逃げたら、死ぬまで人生から逃げ続けることになる――ハンデを背負った三人の若者と、未来を手放した伝説の登山家。
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自己啓発書の様な、そして絵空事ではない1冊
(KEI)レビューっていうのは読んだ人のスタンスを明からさまにするものですね。みなさんの感想を拝見にして痛感しました。自分の場合、実生活と読んだ時期が見事に符号したせいでひさびさに救われた一冊となりましたが。自己啓発書の様に読むことが出来た、というか。それは多くの方と違って笹本さんの事をまったく知らず、従って冒険小説の、とか、山岳小説の、とかいった期待はゼロで接する事が出来たせいもあるかもしれませんけれど。ただ登山に関しては私も歴20年ぐらいはあります。その部分で言わせてもらうと「冬富士の厳しさはヒマラヤとも比肩できる」というのは先輩の時代から言われてきたこと。八ヶ岳の寒さも同様です。そして例の南谷真鈴さんがセブンサミッターになったのは19歳の時。別に幼少の頃から鍛えてきたわけでもないのに17歳の時にはもう8000m峰であるマナスルに登頂してるんですよね。そんなこんなを考えると、主人公たちがあの年齢とあのキャリアで6000m峰に挑戦、というのはあながち絵空事ではないのではないでしょうか?