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未踏峰



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未踏峰

未踏峰の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(10pt)

自己啓発書の様な、そして絵空事ではない1冊

レビューっていうのは読んだ人のスタンスを明からさまにするものですね。みなさんの感想を拝見にして痛感しました。自分の場合、実生活と読んだ時期が見事に符号したせいでひさびさに救われた一冊となりましたが。自己啓発書の様に読むことが出来た、というか。それは多くの方と違って笹本さんの事をまったく知らず、従って冒険小説の、とか、山岳小説の、とかいった期待はゼロで接する事が出来たせいもあるかもしれませんけれど。
ただ登山に関しては私も歴20年ぐらいはあります。その部分で言わせてもらうと「冬富士の厳しさはヒマラヤとも比肩できる」というのは先輩の時代から言われてきたこと。八ヶ岳の寒さも同様です。そして例の南谷真鈴さんがセブンサミッターになったのは19歳の時。別に幼少の頃から鍛えてきたわけでもないのに17歳の時にはもう8000m峰であるマナスルに登頂してるんですよね。そんなこんなを考えると、主人公たちがあの年齢とあのキャリアで6000m峰に挑戦、というのはあながち絵空事ではないのではないでしょうか?

KEI
KI4OK8UO
No.1:
(5pt)

冒険小説ではなかった。

表題から言って山岳冒険小説だと期待したが、中身は程遠いものでどちらかというと青春小説。

元トップクライマ-が運営する山小屋でバイトする3人が、ヒマラヤの未踏峰に挑むというもの。
この3人というのが、仕事に翻弄され軽度な犯罪を犯してしまった主人公と、障害を持つ二人。
まず、主人公の状況で万引きという犯罪を犯してしまう事に全く共感・理解が出来ない。
人生の再生・再出発がテ-マかもしれないが、ちょっと厳しい。

どちらかというとトップクライマ-だった通称パウロさん(日本人であだ名)の、若か知り頃からの山岳冒険シ-ンと辞めるに至ったところを詳細に描いて欲しかった。

この3人の山岳シ-ンはちょっと現実見がなさすぎた。

タカタソン
HU0OGV5Q

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