恐怖の関門



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    初公開日(参考)1968年01月
    分類

    長編小説

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    恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)

    1977年02月28日 恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)

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    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    恐怖の関門の総合評価:8.38/10点レビュー 8件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    何が一体起きてるの?

    マクリーン5作目の作品はなんとある犯罪者が巻き込まれる数奇な運命を語った話だ。
    主人公のジョン・タルボはサルベージ会社を転々とし、そこで引き上げた財宝を盗んだり、または宝石泥棒と組んでダイヤモンドを盗んだりと悪行の限りを尽くした男が警察の追跡から逃げまくる逃亡劇が始まるかと思いきや、それは100ページほどで終わりをつげ、次は海底油田の採掘ステーションへの侵入劇、そしてヴァイランドと云う悪党によって潜水艦の技師として雇われ、ある仕事を頼まれる。

    とまあ、このように実に先が読めない事極まりない物語が読者の眼前で繰り広げられる。

    しかもその行動の真意が明らかにされないまま物語が進行するため、読者はタルボが何をしようとしているのかが解らない。とにかく読んでいて実に気持ちが悪い物語展開なのだ。

    例えばタルボがいきなり警察に捕まるのも突然食事をしていた彼の許に警察が現れ、有無を云わさずに連れていくところから始まり、そこから機転と隙を見て、その場にいた女性を人質に逃亡し、モーテルに隠遁するが、そこに突如殺し屋が現れ、女性の親である石油富豪のラスヴェン将軍邸に連れられる。
    更に将軍がタルボに自分の石油採掘ステーションに忍び込むよう依頼する。が、その後タルボは隠密裏に屋敷を抜け出して単独でステーションに忍び込む。何らかの目的があるのかは判るものの、それが何のためなのか明らかにされないまま、行動に移るのである。

    とにかく登場人物それぞれが秘密を抱いていることを仄めかしながらも、それが明確にされずに物語は進行する。これほど靄の掛かったままで進む小説も珍しい。
    本格ミステリならば殺人の犯人や殺害方法、動機など不明なままで物語は進行するが、それはそれを突き止めるための物語であるから、逆に云えば目的がはっきりしているのだが、本書においては主人公のタルボを筆頭に、彼に依頼をするラスヴェン将軍の仕事の内容も不明で、ヴァイランド一味の目的も不明で何が目的なのかがはっきりせず、焦点が絞れずに進行するため、実にもどかしい思いをしながらページを繰らなければならなかった。

    そしてそれら物語の靄は最終章、タルボの口から明かされる。

    専門家と見紛うような石油採掘ステーションの技術的な説明と描写はマクリーンの専売特許とも云うべき精緻かつ精密で作家が付け焼刃的に浅く薄く専門書を読んで物語に挟み込んだような代物ではない。
    そこは認めるものの、本書における作者の企みは決して効果的なサプライズを生んでいるとは云えない。プロローグで起きた事件が物語の布石であることは容易に知れるものの、そこから展開する物語は焦点が掴みにくく、さらに殺人犯として知らされる主人公タルボの不可解な行動の数々には上で書いたようにとにかくどこへ進むのかがはっきりとせず、終始やきもきさせられた。
    私はある明確な目的に向けて登場人物が生死の境で苦しみながらも前に進もうとする極限状態での苦闘を描き、その中で挟まれる意外な人間関係や本性がサプライズとして有機的に働くことで生まれる心震わせる人間ドラマこそがマクリーンの真骨頂だと思うが、物語全体を仕掛けにするという器用な創作は似つかわしいと本書を読んで思ってしまった。

    しかし上にも書いたようにマクリーンはどの分野を書いても専門はだしの詳細な内容を技術者が読んでも眉を潜めないほどの正確さをもって書けることが今回も解った。
    次はどのような舞台で専門知識と人間ドラマが絶妙に絡み合った作品を提供してくれるのかを期待したい。


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    No.7:
    (5pt)

    こんな不思議な冒険小説&不可解なミステリーは生まれて初めてでした

    この作品、冒険小説の王者アリステア・マクリーンが書いた「究極のミステリー」と言えそうです。
    開巻そうそう、プロローグでいきなり旅客機が謎の襲撃を受け撃墜されます。旅客機事業のオーナーらしい話者の「私」は別の場所にいて、無線をつうじて旅客機と交信しています。旅客機には「私」の妻が乗っており、たった二分の仲睦まじい会話のあと最愛の人が失われるという衝撃の幕開け。いったい何がどうなったの?
    プロローグを読んだだけでは話者の「私」がいったい誰なのかすら分からない。プロローグというものの性質上、この「私」が必ずしも本編の主人公とは限らないわけで・・・。

    その後、本編第1章以降も、エピソードや事件はガンガン起きてストーリーはズンズン進んでいくのに、読者にはこの先、物語がどういう方向へ向かうのか皆目見当がつかない。

    ふつうどんなミステリー(推理小説)でも、何か殺人事件なり大きな悲劇が起きてこの先、犯人捜しへと向かい、最後に解決が待っているくらいの大筋は分かりますよね。
    ところが本作「恐怖の関門」では、確かにプロローグで旅客機が墜落し乗客が死んでいて、たまたまその旅客機に事業主の「私」の最愛の妻や息子が乗っていたという大きな悲劇が起きているわけだけれど、それと第1章以降に出てくる話者の「私」が全く結びつかない。
    何しろ、第1章のページをめくれば、そこはいきなり法廷であり、被告の「私」は事もあろうに法廷で警察を射殺し傍聴人の娘を人質に必死の逃亡を開始。その後、手に汗握る決死のカーチェイス、危うい潜伏の果てに、別の警察に逮捕され、富豪である人質の娘の豪邸に連行されるというしまつ。その時、ようやく「私」がタルボという名前であることがわかる。

    そこから先も、読者は何が何だか分からぬままに、豪邸に監禁されているはずの「私=タルボ」の不可解きわまる数々の隠密行動に付き合わされる。
    読者のいだく謎は深まるばかりだが、中盤にさしかかったあたりで、ネタバレしない範囲内で、多少の状況説明や、今までの経過の説明が出てくる。
    このネタバレしない範囲内の必要最小限の説明がじつに巧妙で (女性読者には失礼かも知れないけれど) チャイナドレスの横のスリットから、女性の美脚がチラッと見えかくれするような効果を読者に与えます。つまり、先を読まずには死んでも死にきれないような、超もどかしい心境におちいってしまう。この段階で、読者の私は文字どおり興奮してページをめくる手が止まらなくなっていました。

    その後も、何が何やらわからないままに事態は急展開し、終りのほうでタルボの操縦する深海探査船バチスカーフ (伊藤哲訳ではバシスカーフ) を駆って深海探査というSF小説的なシチュエーションになったところで、誰も近寄れない深海のただ中の狭いバチスカーフ潜水函内という究極の密室において、すべての謎が明らかになる・・・。

    冒険小説好きな方 (女性?) のサイトで非常に面白い作品として紹介されていたので読んだんですが、こんな不思議な冒険小説、こんな不可解なミステリーは生まれて初めてでした。いったい何が起きているんだ? このタルボという男はいったい何を目指しているんだ? この男の目的は? このドラマの背後にどんな衝撃的な事実や事件がかくれているんだ? 
    そんなことをずーっと考えながら、300ページ以上読まされるのは、まさにチャイナドレスのスリット越しに美脚のほんのわずかの部分が見えかくれする悩ましい状態がずーっと続くようなもので、えもいわれず甘美な拷問 (!) としか言いようがないです。
    生半可の冒険小説&ミステリーでは飽き足りないとお感じのかたにぜひ読んでいただきたい作品です。
    恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)Amazon書評・レビュー:恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)より
    4150401357
    No.6:
    (5pt)

    こんな不思議な冒険小説&不可解なミステリーは生まれて初めてでした

    この作品、冒険小説の王者アリステア・マクリーンが書いた「究極のミステリー」と言えそうです。
    開巻そうそう、プロローグでいきなり旅客機が謎の襲撃を受け撃墜されます。旅客機事業のオーナーらしい話者の「私」は別の場所にいて、無線をつうじて旅客機と交信しています。旅客機には「私」の妻が乗っており、たった二分の仲睦まじい会話のあと最愛の人が失われるという衝撃の幕開け。いったい何がどうなったの?
    プロローグを読んだだけでは話者の「私」がいったい誰なのかすら分からない。プロローグというものの性質上、この「私」が必ずしも本編の主人公とは限らないわけで・・・。

    その後、本編第1章以降も、エピソードや事件はガンガン起きてストーリーはズンズン進んでいくのに、読者にはこの先、物語がどういう方向へ向かうのか皆目見当がつかない。

    ふつうどんなミステリー(推理小説)でも、何か殺人事件なり大きな悲劇が起きてこの先、犯人捜しへと向かい、最後に解決が待っているくらいの大筋は分かりますよね。
    ところが本作「恐怖の関門」では、確かにプロローグで旅客機が墜落し乗客が死んでいて、たまたまその旅客機に事業主の「私」の最愛の妻や息子が乗っていたという大きな悲劇が起きているわけだけれど、それと第1章以降に出てくる話者の「私」が全く結びつかない。
    何しろ、第1章のページをめくれば、そこはいきなり法廷であり、被告の「私」は事もあろうに法廷で警察を射殺し傍聴人の娘を人質に必死の逃亡を開始。その後、手に汗握る決死のカーチェイス、危うい潜伏の果てに、別の警察に逮捕され、富豪である人質の娘の豪邸に連行されるというしまつ。その時、ようやく「私」がタルボという名前であることがわかる。

    そこから先も、読者は何が何だか分からぬままに、豪邸に監禁されているはずの「私=タルボ」の不可解きわまる数々の隠密行動に付き合わされる。
    読者のいだく謎は深まるばかりだが、中盤にさしかかったあたりで、ネタバレしない範囲内で、多少の状況説明や、今までの経過の説明が出てくる。
    このネタバレしない範囲内の必要最小限の説明がじつに巧妙で (女性読者には失礼かも知れないけれど) チャイナドレスの横のスリットから、女性の美脚がチラッと見えかくれするような効果を読者に与えます。つまり、先を読まずには死んでも死にきれないような、超もどかしい心境におちいってしまう。この段階で、読者の私は文字どおり興奮してページをめくる手が止まらなくなっていました。

    その後も、何が何やらわからないままに事態は急展開し、終りのほうでタルボの操縦する深海探査船バチスカーフ (伊藤哲訳ではバシスカーフ) を駆って深海探査というSF小説的なシチュエーションになったところで、誰も近寄れない深海のただ中の狭いバチスカーフ潜水函内という究極の密室において、すべての謎が明らかになる・・・。

    冒険小説好きな方 (女性?) のサイトで非常に面白い作品として紹介されていたので読んだんですが、こんな不思議な冒険小説、こんな不可解なミステリーは生まれて初めてでした。いったい何が起きているんだ? このタルボという男はいったい何を目指しているんだ? この男の目的は? このドラマの背後にどんな衝撃的な事実や事件がかくれているんだ? 
    そんなことをずーっと考えながら、300ページ以上読まされるのは、まさにチャイナドレスのスリット越しに美脚のほんのわずかの部分が見えかくれする悩ましい状態がずーっと続くようなもので、えもいわれず甘美な拷問 (!) としか言いようがないです。
    生半可の冒険小説&ミステリーでは飽き足りないとお感じのかたにぜひ読んでいただきたい作品です。
    恐怖の関門 (1977年) (ハヤカワ文庫―NV)Amazon書評・レビュー:恐怖の関門 (1977年) (ハヤカワ文庫―NV)より
    B000J8U3R8
    No.5:
    (5pt)

    こんな不思議な冒険小説&不可解なミステリーは生まれて初めてでした

    この作品、冒険小説の王者アリステア・マクリーンが書いた「究極のミステリー」と言えそうです。
    開巻そうそう、プロローグでいきなり旅客機が謎の襲撃を受け撃墜されます。旅客機事業のオーナーらしい話者の「私」は別の場所にいて、無線をつうじて旅客機と交信しています。旅客機には「私」の妻が乗っており、たった二分の仲睦まじい会話のあと最愛の人が失われるという衝撃の幕開け。いったい何がどうなったの?
    プロローグを読んだだけでは話者の「私」がいったい誰なのかすら分からない。プロローグというものの性質上、この「私」が必ずしも本編の主人公とは限らないわけで・・・。

    その後、本編第1章以降も、エピソードや事件はガンガン起きてストーリーはズンズン進んでいくのに、読者にはこの先、物語がどういう方向へ向かうのか皆目見当がつかない。

    ふつうどんなミステリー(推理小説)でも、何か殺人事件なり大きな悲劇が起きてこの先、犯人捜しへと向かい、最後に解決が待っているくらいの大筋は分かりますよね。
    ところが本作「恐怖の関門」では、確かにプロローグで旅客機が墜落し乗客が死んでいて、たまたまその旅客機に事業主の「私」の最愛の妻や息子が乗っていたという大きな悲劇が起きているわけだけれど、それと第1章以降に出てくる話者の「私」が全く結びつかない。
    何しろ、第1章のページをめくれば、そこはいきなり法廷であり、被告の「私」は事もあろうに法廷で警察を射殺し傍聴人の娘を人質に必死の逃亡を開始。その後、手に汗握る決死のカーチェイス、危うい潜伏の果てに、別の警察に逮捕され、富豪である人質の娘の豪邸に連行されるというしまつ。その時、ようやく「私」がタルボという名前であることがわかる。

    そこから先も、読者は何が何だか分からぬままに、豪邸に監禁されているはずの「私=タルボ」の不可解きわまる数々の隠密行動に付き合わされる。
    読者のいだく謎は深まるばかりだが、中盤にさしかかったあたりで、ネタバレしない範囲内で、多少の状況説明や、今までの経過の説明が出てくる。
    このネタバレしない範囲内の必要最小限の説明がじつに巧妙で (女性読者には失礼かも知れないけれど) チャイナドレスの横のスリットから、女性の美脚がチラッと見えかくれするような効果を読者に与えます。つまり、先を読まずには死んでも死にきれないような、超もどかしい心境におちいってしまう。この段階で、読者の私は文字どおり興奮してページをめくる手が止まらなくなっていました。

    その後も、何が何やらわからないままに事態は急展開し、終りのほうでタルボの操縦する深海探査船バチスカーフ (伊藤哲訳ではバシスカーフ) を駆って深海探査というSF小説的なシチュエーションになったところで、誰も近寄れない深海のただ中の狭いバチスカーフ潜水函内という究極の密室において、すべての謎が明らかになる・・・。

    冒険小説好きな方 (女性?) のサイトで非常に面白い作品として紹介されていたので読んだんですが、こんな不思議な冒険小説、こんな不可解なミステリーは生まれて初めてでした。いったい何が起きているんだ? このタルボという男はいったい何を目指しているんだ? この男の目的は? このドラマの背後にどんな衝撃的な事実や事件がかくれているんだ? 
    そんなことをずーっと考えながら、200ページ以上読まされるのは、まさにチャイナドレスのスリット越しに美脚のほんのわずかの部分が見えかくれする悩ましい状態がずーっと続くようなもので、えもいわれず甘美な拷問 (!) としか言いようがないです。
    生半可の冒険小説&ミステリーでは飽き足りないとお感じのかたにぜひ読んでいただきたい作品です。
    恐怖の関門 (1968年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:恐怖の関門 (1968年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
    B000JA3VZW
    No.4:
    (4pt)

    古さはさほど気にならない

    機転の利く主人公に二転三転する先の読めない展開と紛れもなく名作なのだが終盤はちょっと残念な感じになってきたのは否めない。
    特に車係を説得するシーンはもうちょっとどうにかならなかったのだろうか。
    恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)Amazon書評・レビュー:恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)より
    4150401357
    No.3:
    (4pt)

    ラストに待っている大きなカタルシスを味わってください

    はっきりいって冒険小説は、あまり得意な分野ではない。シュミレーションゲームがあまり好きでないのと同じで、細かい戦局の説明や軍事戦略などに疎いものだからどうにもついていけないのだ。
    そんな冒険小説を敬遠しがちなぼくでもおもしろく読んだのが本書「恐怖の関門」だった。
    本書は、たいそう手が込んだミステリなのである。冒険小説でありながらミステリとして機能している稀有な作品だといってもいい。なんて大口叩いて、冒頭でも書いたとおりそれほど冒険小説読み込んでるわけでもないのだが。
    とにかく本書には感心した。あらゆる出来事の謎がラストで氷解する快感は、並のミステリ以上のカタルシスだった。とりあえず本書の読み方としては何が起こっても、どんなに頭を傾げる出来事があっても一気呵成にラストまで読みすすめることをオススメする。
    で、いったいどんな内容なのかというのが気になるところだと思うのだが、読んだのが遥か昔なのではっきりいって詳細は忘れてしまった。
    確かメキシコ湾に沈んだ金塊か宝がからんでいて、主人公がことごとく読者の予想を裏切る行動をとっていくような話だったと思う。彼の真意が謎のメインになっていたはずだ。とりあえずのっけから謎また謎のプロットだった。どうか、振り回されるのを覚悟で読んでみて欲しい。最後には大きなカタルシスが待っているから。
    恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)Amazon書評・レビュー:恐怖の関門 (ハヤカワ文庫 NV 135)より
    4150401357



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