双生の荒鷲
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自作の映画化の打ち合わせに向かう途中,霧で不時着したヒギンズ夫妻が耳にした第二次大戦秘話。そう,あの名作「鷲は舞い降りた」のような導入部でいきなりしびれる。 ストーリーは実際に読んでいただくとして,双子のパイロットの数奇な運命,戦闘機乗りの誇り,組織の大義と個人の信念のはざまでもがき格闘する登場人物ひとりひとりの息遣い・・・と期待を裏切らないヒギンズワールドが広がっている。ラストのひとひねりもきまっている。 なお,「悪魔と手を組め」(ハヤカワ文庫)の解説の中で,訳者の黒原敏行氏が本書の導入部のうち,ヒギンズの生い立ちに触れた部分は「小説とはいえ/まずまちがいなく事実だと思われる」という重要な指摘をしておられます。そういう意味でも,特にヒギンズファン必読の一冊。 | ||||
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児玉清さん著の「寝ても覚めても本の虫」で紹介されていて興味をそそられたので購入して読んでみたのですが、数ページ読んだだけでこの物語に引き込まれてしまいました。 アメリカ人の名パイロットを父に、ドイツの名家の末裔を母にもつマックスケルソー・ハリーケルソーの双子の兄弟が主人公です。早くからパイロットとしての頭角をあらわしていた2人でしたが、父が急逝し兄のマックスは母とともにドイツに渡ります。そしてドイツ空軍に従軍します。 祖父と一緒に暮らし始めたハリーは、英空軍の米国兵となります。 敵として戦う双子の数奇な運命。克明な人間関係の描写。あっと驚く結末。そして戦争が一体どれほど愚かなものか。どれをとっても超のつく一級品です。さすがに巨匠のなせる技だと感嘆しました。皆さんもぜひお読みになってください。私がいてもたってもいられなくてこのレビューを書きたくなった訳もすぐにわかって頂けると思います。 | ||||
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