悪魔の選択
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全1件 1~1 1/1ページ
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勉強になりました。今やソビエトではなくロシアを含む多くの共和国になっていますが東西冷戦のころはヨーロッパも大変だったんだなと思いました。フォーサイスは「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」に続いて3冊目の読了でしたが一番楽しめました。多角的に進行するエピソードがだんだん集約していく構成にページをめくる手が止まりませんでした。結末も納得できるものでしたし最後のどんでん返しにヒューマンドラマを感じました。この本でさらにフォーサイスが好きになりました。 | ||||
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楽しく、読めました。 | ||||
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楽しい本です。 | ||||
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ソ連の穀物生産不足やエネルギー不足は70年代なかばから深刻度を増し、1985年にゴルバチョフが書記長に就任し、ペレストロイカ政策でソ連の建て直しを図った。 そして、アフガニスタン撤退をはじめとする冷戦終結へと向けた政策を採ったが、最終的には建て直しの行き詰まりによるソ連崩壊に至った。 本書で著者のフーサイスは、ロシアの穀物大凶作を背景にしてリアリティのある物語を創作している。 100万トンの石油タンカーがロッテルダム沖でハイジャックされ、下巻は終始その状況を描写しつつ、100万トンの原油を北海に放出するというハイジャック犯人たちの脅迫が、英米ソそして西ドイツ、オランダ、イスラエルなどの首脳陣を巻き込むというフィクションながら読者に緊迫感を与える。 大昔の東西冷戦時代の小説ながら、アフリカの角から出没する海賊などを現実に目の前にしていると、この小説もフォーサイスの世界情勢にたいする先見の明の確かさに驚かされてしまったのです。 訳者の篠原慎一さんが「あとがき」でフォーサイスの徹底した現地取材などに触れていたが、真摯に世界情勢を俯瞰する姿勢こそ著者の真骨頂なのだとあらためて思い知らされたのである。 ネタバレになってしまうが、ソ連の最高権力者マキシム・ルージンの掌の上で踊らされていたことを知った英国の情報員マンローが赤の広場のレーニン廟のまえで声をあげて笑い出して終えるところなどさすがフォーサイスだと思いながら本書『悪魔の報酬』下巻を読み終えたのです。 | ||||
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フレデリック・フォーサイスの『悪魔の選択』を、読んだ記憶がなく入手して読むことにした。 物語は東西冷戦中の1982年に始まる。 ロシア穀倉地帯の未曾有の凶作を背景にして西側(英・米)の諜報活動と東側(ソ)との熾烈な政治的な駆け引き(軍縮と穀物提供)を描いている。 もちろん物語は、作者フォーサイスが、70年代に未来を予見して創作しているフィクションであるから、その予見が恐ろしいように当たっていたから驚かされてしまった。 ベルリンの壁崩壊まであと10年ほどと捉えてこの小説を読むと興味も増して読み進むことになる。 ソ連首脳部に一矢報いようと画策するウクライナ人やウクライナ出身グループの暗躍。 英国諜報部で穀物凶作の実態を調査するため抜擢され、モスクワに派遣された一匹オオカミ的な諜報員の活躍。 日本の知多市にある石川島播磨で建造された100万トンのタンカーが航行してオランダのロッテルダム港へ向かう描写。 ホワイトハウス、ダウニング街10番地、クレムリン、などで各首脳の動きなどフォーサイスが見ていたように描写しているから面白く読ませてくれる。 ただ、目まぐるしく描写場面が変わるから、このような小説を読みなれていない読者には好まれないストーリー展開かもしれない。 小説のなかで石川島播磨で巨大タンカーを建造していたが、今は昔の話として読むと時の流れを感じてしまった。 まあ、少し冗長なストーリーではあるが楽しみながら『悪魔の選択』上巻を読み終えました。 | ||||
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内容は流石。☆5 届いた現物のコンディションは??? これで売り物ですかね。ボロ本。 よって店は☆0 | ||||
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