神の拳
- 衆人環視 (67)
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やはり、この著者は素晴らしいです。 久々に、一気読みをしてしまいました。 朝まで、やめれなかった…… これぞ、小説の醍醐味です。 ますます、本がやめれなくなる!! 好きになる!! そう思わせてくれる、最高のエンターテインメントでした。 もちろん、☆5つ。 ぜひ、お勧めです。 | ||||
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最初は英語版で読み今回は邦訳 たまたまイラン・イラク戦争当時イラクバグダッドに駐在していた為 ひとしお 懐かしく又楽しく読みました | ||||
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いつ読んでも フォーサイスはすばらしい | ||||
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1953年兄のマイク・マーチンが、1955年弟のテリー・マーチンがバクダットで生まれ育った。 兄のマイクは、母親の曾祖父から血を引き継ぎ黒髪で褐色肌で完璧なアラビア語をあやつるイラクの子供としても誰も疑うことなどないような風貌で頑健に育ったのちイギリス軍のSAS少佐になっていた。 弟のテリーは、学者肌でありその通りの道を歩み中東歴史学者となっていた。 SISの相談を受けたテリー・マーチンの一言から兄のマイクがクエートへ、そしてバクダットへの潜航活動が始まる。 サダム・フセインの暴挙としか思えないクエート占領から始まった「湾岸戦争」を背景にして「神の拳」という秘密兵器が何か? この「神の拳」が、本書の上巻で暗殺されたジェラルド・ブルが創った兵器と並行してサダムが密かに生産していた核が存在するのか(?)などに、この兄弟が関わって物語は進んで行く。 湾岸戦争もその後のイラク戦争も既知のことであるから、マーチン兄弟の活躍などフィクションと知りながらも、このスパイアクションに引き込まれて読み進むことになる。 本書『神の拳』(原題:The Fist of God)は、フレデリック・フォーサイスの1994年に刊行された小説だから、今、本書を読む読者には湾岸戦争の結末のことはだれでも知っているはずである。 が、ノンフィクションのように思える連合軍の軍事行動などの描写には、やはりフォーサイスのジャーナリストとしての取材の手腕の冴えを認める他あるまい。 ウィーンで活動していたモサドがとうとうサダム・フセインの裏切者である情報提供者「ジェリコ」が誰かを知るところとなり、隠密裏におびき出して処刑(処刑されるに値する人物だった)するところでこの物語は終えている。 本書を読み終え、なぜ連合軍はサダム・フセイン政権を存続させたのか(?) 混沌を極めた中東情勢など素人の評者には知る由もないのだが、もしサダムを失脚させてこの「砂漠の嵐作戦」を終えていたら、とも思ってしまったのです。 が、「イラクに攻め込んだら、アラブ諸国は我々を支持しなかったでしょう。たとえフセインを倒せたとしても、その新しい政権がフセイン体制よりよくなる保証はありませんでした」 上の「」内は、スコウクロフト氏の考えで、彼が仕えたブッシュ大統領の考えでもあった。 「イラク戦争」を初めてしまったブッシュ・ジュニア側近の軍産複合体に身を置くものたちとの違いを感じてしまったのです。 デティールを克明に描写するには、現地取材も必要だろうし、資料を漁ることも大変な仕事であろうと思えば、著者フォーサイスの作家魂に敬意を表しながらこのレビューを書き終えました。 | ||||
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サダム・フセインの注文で特殊な兵器を設計製造していたジェラルド・ブル博士が暗殺されたとろから物語は始まる。 サダム・フセインがクエートへ侵攻する少し前のことであった。 フォーサイスの相変わらずの緻密なプロット構成で始まる物語に惹きこまれて読み進むことになってしまった。 湾岸戦争を舞台にして主人公ともいえる英国SAS少佐のマイク・マーチンの諜報活動を縦糸にしてストーリは進んで行く。 もちろんこのマイク・マーチンの存在などフィクションなのだが背景として登場する主なる人物などは実在している。 湾岸戦争を俯瞰し、取材を重ね資料を集め、事実とフィクションを交えながら描写するリアルな面白さに、さすがフォーサイスだと思いながら本書『神の拳』上巻を読み終えた。 | ||||
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