キル・リスト
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
キル・リストの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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フォーサイスの最新作は、ネット上でイスラム聖戦を呼びかける「説教師」を狩り出す、サイバーテロリスト・ハンティングの物語。広大なサイバー空間に身を隠した「説教師」を追いかけるのは、米国政府の秘密軍事組織の一員で「追跡者」と呼ばれる男。米国、英国の秘密情報機関に加えて、天才ハッカーの協力を得ながら、じりじりとその正体に迫っていく。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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此方のショップでは何度目かの購入。いつもながらの迅速丁寧な対応です。 キル・リスト上・下を注文。商品は中古とは言えいつも通りの納得満足に行くものでした。 今後も利用を続けたいショップです。 | ||||
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スピードは感じないけれど、じっくり追い詰めていく感じがいいです。 臨場感があります。 フォーサイスの本は安心して読めます。 | ||||
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依然衰えない筆致で素晴らしい。ジャッカルの日やオデッサファイルも読み返したい。 | ||||
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フォーサイスにしてこの程度か。具体の戦闘や諜報機関の動きを描くにはリア ルに表現できる作家だが、政治的背景になると、典型的な小市民的発想しかない。 ベトナム戦争の本質すらきちんと説明できず、「世界の警察官」たるアメリカ (フォーサイスは英国人だが)の栄光しか目に入らない。対イラク戦争やアフガ ン侵攻のことも同じ。アメリカの政治主張通りの説明しかできていない。 今回の「お話」も、イスラームについては実にアメリカ的考え方をする。主人 公がイスラームについて詳しい高名なムスリムに会い、テロリストについて尋ね るシーンもあり得ない。「(ムスリムの)テロリストにとって…怒りと憎悪がまず あって口実がつく…イスラム過激派は信仰だ、それは偽の信仰だがね」と、身近 な人でもムスリムでもない人に言う。思わず読み直したが、こんなあり得ない設 定でお話は続く。「世界で指折りの『クルアーン』研究の…大学の長老的な学者」 がアメリカ兵にこう言うと本気で考えているとしたら、お年のせいか、フォーサ イスも落ちたもんだ。この老教授はイスラーム過激派と共産主義がどこかでつな がっていると思っているが、その説明がない。イスラームについても、このレベ ルでは高校の「世界史」「倫理」レベル。「ハディース」など教科書でゴチック体 で載っている。 敵をイスラーム過激派にするのはありふれていて、飽きてしまう。フォーサイ スはどうも思想的、政治的なことになると、ありきたりの解説しかできない。文 才はあるが、それに見合った素養がなさ過ぎる。 はてさて、イスラーム過激派のテロリストを暗殺するのが本書のストーリー。 9.11事件があり、アメリカの報復的殺害行為が正当化されたところから、お 話が始まる。CIAや米海兵隊が善で、イスラームが悪という、なんとも俗受け しやすい骨組みとなっている。 アメリカの政治家を主なターゲットとした、刃物や銃によるテロ。調べてみる と背景に、謎の「説教師」がいましたとさ。そしてその「説教師」が、「アメリ カのテロ行為による殺害目標」=「キルリスト」になる。 しかしアメリカという国は面白いほど傍若無人にふるまう。他国にテロチーム を送り込んで、特定の人間を殺害することを容認して(どころか積極的に計画・ 実行する)、恥じない国家。そういえばビンラディンの殺害は、アメリカ国民が 万歳していたな、と思い出す。まあすごい国ですな。国際法もなにも全く無視す る国。自分がルールブックと思っているのだろう。 お話は、こうして、イラク、アフガン、パキスタン、でのイスラーム過激派の 活動や、活動家の成長の様子をこまめに記すが、このシーンは何ともリアリティ がない。頭の中だけで考えたストーリーなのだろう。文章自体は(いつものこと だが)とても読みやすく、会話やその場の情景を端的に的確に描写している。こ れはさすがと思う。だが褒められるのはそれだけ。 これらの小説で不可欠な「ハッキングの天才坊ちゃん」も登場し、更に陳腐。 まあ物語は結局はいつものサクセスストーリーになるのだが、目新しいものは ない。 暇つぶしにはいいが、まともに読もうとすると困惑する。 政治的に薄めた薄めた、調査や軍事的準備については濃い表現。 まあ、借りて読んで下さい。それなりに評価が高いのが不思議。 ☆は どうがんばっても ☆☆ のみ。 | ||||
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フォーサイスの腕が落ちたのか、それとも翻訳家にセンスがないのか、余りにも面白くないので読むのを止めた。 | ||||
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