キル・リスト



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初公開日(参考)2014年05月
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長編小説

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キル・リスト 上 (角川文庫)

2020年01月23日 キル・リスト 上 (角川文庫)

ホワイトハウスの暗い内懐に存在する、超危険人物が記された極秘名簿“暗殺リスト”。そこに、ネットでテロを扇動する狂信的イスラム主義者“説教師”が新たに加えられた。サイバースペースに潜む扇動者を抹殺すべく、米秘密軍事組織「TOSA」のテロリスト・ハンターで海兵隊中佐“追跡者”に、大統領行政命令が下る。各国諜報機関や秘密組織、そして天才ハッカーを巻き込み、圧倒的リアリティで描く、戦慄の国際謀略サスペンス!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

キル・リストの総合評価:8.08/10点レビュー 38件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

サイバーテロ・ハンター

フォーサイスの最新作は、ネット上でイスラム聖戦を呼びかける「説教師」を狩り出す、サイバーテロリスト・ハンティングの物語。広大なサイバー空間に身を隠した「説教師」を追いかけるのは、米国政府の秘密軍事組織の一員で「追跡者」と呼ばれる男。米国、英国の秘密情報機関に加えて、天才ハッカーの協力を得ながら、じりじりとその正体に迫っていく。
現実の世界でもたびたび起こっている、国際的なテロ組織とは無関係な、西欧諸国で生まれ育ったテロリストによる犯行を題材にした、フォーサイスお得意のマンハント小説で、安定したレベルのエンターテイメントに仕上がっている。ただ同時に、それが弱点というか、人間的な側面が削がれた薄っぺらいドラマになっているところが不満といえば不満。あくまでも、情報技術を駆使したスパイ作戦の高度化に驚くだけで、人と人の駆け引きを楽しむル・カレの味わい深さは期待できない。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.37:
(5pt)

期待通り

此方のショップでは何度目かの購入。いつもながらの迅速丁寧な対応です。
キル・リスト上・下を注文。商品は中古とは言えいつも通りの納得満足に行くものでした。
今後も利用を続けたいショップです。
キル・リスト 上 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:キル・リスト 上 (角川文庫)より
4041088828
No.36:
(5pt)

スピードは感じないけれど

スピードは感じないけれど、じっくり追い詰めていく感じがいいです。
臨場感があります。
フォーサイスの本は安心して読めます。
キル・リスト 上 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:キル・リスト 上 (角川文庫)より
4041088828
No.35:
(5pt)

さすがのフォーサイス

依然衰えない筆致で素晴らしい。ジャッカルの日やオデッサファイルも読み返したい。
キル・リスト 下 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:キル・リスト 下 (角川文庫)より
4041088836
No.34:
(2pt)

政治思想の貧困さ この程度かと残念

フォーサイスにしてこの程度か。具体の戦闘や諜報機関の動きを描くにはリア
ルに表現できる作家だが、政治的背景になると、典型的な小市民的発想しかない。
 ベトナム戦争の本質すらきちんと説明できず、「世界の警察官」たるアメリカ
(フォーサイスは英国人だが)の栄光しか目に入らない。対イラク戦争やアフガ
ン侵攻のことも同じ。アメリカの政治主張通りの説明しかできていない。

 今回の「お話」も、イスラームについては実にアメリカ的考え方をする。主人
公がイスラームについて詳しい高名なムスリムに会い、テロリストについて尋ね
るシーンもあり得ない。「(ムスリムの)テロリストにとって…怒りと憎悪がまず
あって口実がつく…イスラム過激派は信仰だ、それは偽の信仰だがね」と、身近
な人でもムスリムでもない人に言う。思わず読み直したが、こんなあり得ない設
定でお話は続く。「世界で指折りの『クルアーン』研究の…大学の長老的な学者」
がアメリカ兵にこう言うと本気で考えているとしたら、お年のせいか、フォーサ
イスも落ちたもんだ。この老教授はイスラーム過激派と共産主義がどこかでつな
がっていると思っているが、その説明がない。イスラームについても、このレベ
ルでは高校の「世界史」「倫理」レベル。「ハディース」など教科書でゴチック体
で載っている。

 敵をイスラーム過激派にするのはありふれていて、飽きてしまう。フォーサイ
スはどうも思想的、政治的なことになると、ありきたりの解説しかできない。文
才はあるが、それに見合った素養がなさ過ぎる。

 はてさて、イスラーム過激派のテロリストを暗殺するのが本書のストーリー。
9.11事件があり、アメリカの報復的殺害行為が正当化されたところから、お
話が始まる。CIAや米海兵隊が善で、イスラームが悪という、なんとも俗受け
しやすい骨組みとなっている。
 アメリカの政治家を主なターゲットとした、刃物や銃によるテロ。調べてみる
と背景に、謎の「説教師」がいましたとさ。そしてその「説教師」が、「アメリ
カのテロ行為による殺害目標」=「キルリスト」になる。

 しかしアメリカという国は面白いほど傍若無人にふるまう。他国にテロチーム
を送り込んで、特定の人間を殺害することを容認して(どころか積極的に計画・
実行する)、恥じない国家。そういえばビンラディンの殺害は、アメリカ国民が
万歳していたな、と思い出す。まあすごい国ですな。国際法もなにも全く無視す
る国。自分がルールブックと思っているのだろう。

 お話は、こうして、イラク、アフガン、パキスタン、でのイスラーム過激派の
活動や、活動家の成長の様子をこまめに記すが、このシーンは何ともリアリティ
がない。頭の中だけで考えたストーリーなのだろう。文章自体は(いつものこと
だが)とても読みやすく、会話やその場の情景を端的に的確に描写している。こ
れはさすがと思う。だが褒められるのはそれだけ。
 これらの小説で不可欠な「ハッキングの天才坊ちゃん」も登場し、更に陳腐。
 まあ物語は結局はいつものサクセスストーリーになるのだが、目新しいものは
ない。

 暇つぶしにはいいが、まともに読もうとすると困惑する。
 政治的に薄めた薄めた、調査や軍事的準備については濃い表現。

 まあ、借りて読んで下さい。それなりに評価が高いのが不思議。
 ☆は どうがんばっても ☆☆ のみ。
キル・リスト 上 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:キル・リスト 上 (角川文庫)より
4041088828
No.33:
(1pt)

ネゴシエーターとえらい違う。

フォーサイスの腕が落ちたのか、それとも翻訳家にセンスがないのか、余りにも面白くないので読むのを止めた。
キル・リスト (海外文学)Amazon書評・レビュー:キル・リスト (海外文学)より
4041014611



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