狐たちの夜
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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「鷲は舞い降りた」と「狐たちの夜」。 どちらも血液沸騰の熱血面白小説であり、 読んでいる時間は実にシアワセだった。 だが、同じ作者による ふたつの作品の構成や設定には類似点が多い。 これをどう受け止めたらいいのか。 似ている点が多い、との言い方に 不満や批判を込めているわけではありません。 だって、どちらも猛烈に面白く読んだのだから。 それでも両作品を手にした各位は たとえば墓地から始まる一人称プロローグに まず、たまげたのではないか。 「え?また?」と。 導入部しては非常に魅力的であるけれど。 などとしゃべっていたら 「ヒギンズは使い回しの帝王だからね」 と教えてくれた人がいた。 「じゃ、しょうがないね」と、 それで納得してしまう己の底の浅さには笑うしかないぞ。 ところで、イギリスやドイツやフランスでは 「狐」が「騙す」とか「化かす」という隠喩で用いられることはなく このタイトルは狩猟する、それぞれの立場を象徴している のではないか、と語学に堪能な方から教示された。なるほど。 | ||||
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ノルマンディ上陸作戦前夜、Dデイの最高機密を握る連合軍将校が演習中に行方不明となった。やがて、彼がナチ占領下のジヤージイ島に漂着したことが判明した。機密漏洩を恐れる連合軍首脳部は、英国陸軍大佐マーティノゥと島出身の女性セアラを救出に差し向ける。だが、身分を偽装して島へ潜入した二人を待っていたのは、驚くべき謀略を心に秘めた“砂漠の狐”ロンメル元帥との出会いだった。 著者の傑作「鷲は舞い降りた」「脱出航路」と比べると面白さもスケールも小さいのは否めないのだが、 それなりには楽しめる。 欲を言えば、ヒギンズ得意のキャラクター造形の妙のひねりがもう一工夫欲しかった。 | ||||
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週刊文春 1988年 海外第10位。 本作品は、Dデイ前夜を背景にした謀略小説だ。 元イギリス特殊作戦執行部員セアラ・ドレイトンの回想として、物語は始まる。舞台は、ジャージイ島。 1944年4月 ドイツのEボートの攻撃を受け、演習中のアメリカ軍の揚陸船が沈没した。イギリス特殊作戦執行部は、ヒュー・ケルソゥ大佐が、ドイツの占領下にあるジャージイ島に流れ着いていることを知り、衝撃を受ける。ケルソゥは、Dデイの極秘情報を知る人物なのだ。 ハリー・マーティノゥは、イギリス特殊作戦執行部の指令により、ナチスの将校に偽装して、負傷して身動きが取れないケルソゥを救出べくジャージイ島へ向かう。マーティノゥの相棒は、フランス人娼婦を偽装したセアラ。 一方、ドイツでは、ヒトラー暗殺計画を実現するため、エルヴィン・ロンメル将軍が暗躍していた。ロンメルの偽物、役者のバウムをジャージイ島へ向かわせ、ヒトラーとその腹心たちの目を引きつけておこうというのだ。 ・・・ 本作品は、ロンメルがヒトラー暗殺計画に関与していたという設定になっている。単なる救出劇に終わっていないのは、上手くこの暗殺計画を絡めているからなのだ。ロンメルのジャージイ計画が、マーティノゥの作戦行動に、どう影響を与えていくかが見所になっている。 ケルソゥ脱出が不可能ならば、命を奪うことも是とする非情なマーティノゥ。マーティノゥとチャーミングなセアラが、徐々に心を通わせていくのはお約束事のようではある。しかし、このアルアルが、緊迫した状況下にあっては、なかなか心地良い。(女性同伴で救出に向かうというのは、説得力にいまいち欠けるのだが) 秘密野戦警察官ミュラー大尉の身辺調査により、窮地に陥るマーティノゥ。脱出行を目前にして、セアラがミュラーにより囚われてしまう。マーティノゥはどうする。はたして、脱出は成功するのか。ストーリーは、アクション炸裂のクライマックスへなだれ込んでいく。 回想録ゆえ、結末は承知してしまっている。狐たちの化かし合いを楽しむべきなんだろうなぁ。 | ||||
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非常に好きな作品です。私はTV版(アメリカのテレビ会社が90年代に制作、日本では年末SPとして、前後編で'94年12月31日に放送されてます)しか観てませんが。因みに、私が一番好きなのはマーティノゥですが、次に好きなのはアイルランド人の元将軍です。 | ||||
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