燃える男
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燃える男の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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今となってはプロット的に極めてシンプルな復讐劇だが、主人公クリーシィの魅力と質実剛健な文体が古き良きハードボイルド小説の趣で、心に沁みる読後感。 | ||||
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なぜかクライマックスに向けて涙が止まりませんでした。 映画のイメージがあったのでクリーシィとグィドーの表情が目に浮かびました。 とにかく痛快で読後感も最高でした。サッタは最後の最後までイタリア男でしたね。 | ||||
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当作品を原作としたという映画もふつうに面白いが、小説とは別もの。小説は圧倒的に面白い。 | ||||
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私は専ら文芸書や古典を中心に本を読むので、こういったバイオレンス系のジャンルに関しては初心者である。 本書はハードボイルド系、推理系を好む知人から紹介された形で手に取った。 物語のあらすじについては他の方がレビューをしてくれている通りである。 本作の舞台はイタリア本土→ゴッツォ島→イタリア本土と舞台が移るのだが、主人公クリーシィーがその都度別人かと思う程に描写が変わる。いや、舞台の移り変わりと共に、彼が元々持っていた人格や人間性が戻ってくると言った方がいいだろう。 最序盤のイタリア本土では飲んだくれの無職だが、ボディーガードをこなす内に彼曰く「本当の愛」に目覚め人間性を取り戻す。続くゴッツォ島での生活の描写が、私にはクリーシィーが一番生き生きとしている様に見えた。恐らくここだけの話でも物語として成立するだろう。 心と身体に大きな傷を負った男の物語として。 続くイタリア本土での傭兵としての能力をフルに生かした復讐劇が物語のクライマックスとなる。 クリーシィーは「生還の望みは1パーセントもないね」と漏らすのだが、死線を潜り抜けてきた彼から見れば、マフィア等どう見てもオーバーキルである。 さて、この手の物語は登場人物と訳者のセンスによって面白さが大きく異るのだが、物語中盤のゴッツォ島編から出てくる憲兵隊員サッタに焦点を私は当てたい。 頭脳明晰、容姿端麗、そして貴族とエリートを絵に描いた彼の推理が尽く明後日の方向に向いており、クリーシィーが何かしでかす度に逢瀬を邪魔されている姿に笑いを禁じえない。 そして彼の真骨頂だが、タイトルにある404ページだ。新潮文庫版なら404ページにこれは訳者のセンスだなと思う台詞回しがある。どんな台詞かと正直にレビュー欄に書けば、投稿禁止になってしまう台詞だが、是非とも見て欲しい。私ならもっと過激な訳にしただろうが、そこに訳者の良心と羞恥心がある様に思えた。 物語前半は重苦しいが、中盤以降の展開はスピーディーで目を見張るものがある。 手軽に読める作品としてオススメしたい。 | ||||
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面白くて 一気に読破しました…。 映画版も観たあとでも 凄く面白かったです… | ||||
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このジャンルの小説としては最高傑作の一つなのでそれ以上でも以下でもない。 | ||||
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疲れた男が、少女との交流から、 人間らしさを取り戻し、そこから立ち直りかけたときに、 少女が誘拐される。 それに対する復讐。 「がんばれクリーシイ」という下りが、勧善懲悪的で面白い。 日本的文化のようだ。 人を殺すという戦争の中で育ってきた人間は、 人を殺すことによってしか、 自分の主義主張を表すことしかできない。 | ||||
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