ヴァチカンからの暗殺者
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ヴァチカンからの暗殺者の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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主人公二人がいい。 | ||||
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昔、この作家の本は色々読んで面白かった印象がありましたので、購入しました。 期待を裏切らず、久々に面白い小説です。 「ジャッカルの日」を思い出しました。 お勧めします。 | ||||
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クイネルは結構いつも最後はあっさりとしているんですが、今回も広げたサブストーリーが一気に終末にむけて気持ち良く押し寄せます。個人的には東ヨーロッパの風景や人情、暗くどんよりとした低い雲などが印象に残りました。主人公の描写は素晴らしく倍くらいのボリュームがあっても苦にならないと思いました。 今となっては懐かしい冷戦時代のお話ですが、普遍的な感覚覚えるのは決して突飛な内容でないからだと思いました。 | ||||
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韓国訪問を予定しているローマ法王を密かにKGBが狙っている―。法王を守るためその側近たちが出した結論は、アンドロポフ書記長暗殺だった。〈法王の使者〉として選ばれた男は、亡命したポーランド秘密保安機関のエリート少佐。妻を装った若く美しい修道女を道連れに、クレムリンへの長く危険な旅が始まる!大胆な構想で展開する、息もつかせぬポリティカル・サスペンス。 | ||||
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20年前くらいに読んだのですがすっかり内容を忘れていました。 本は古いので少しカビのにおいがしました。値段が安いのでしようがないと思いました。 | ||||
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週間文春 1987年 海外第3位 1981年5月13日ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、サンピエトロ広場にて銃撃された。当時、ローマ教皇暗殺未遂事件は大きく報道されたと記憶しているが、本作品は、この歴史的な事実を背景にしたエスピオナージだ。ストーリーの核となるのは、事件の首謀者がソビエト連邦 書記長アンドロポフで、ローマ教皇の暗殺を諦めていなかったという大胆な仮説である。 ローマ法王が暗殺の危機にさらされているのを察知した、ヴァチカンのヴァーサノ大司教、メンニニ枢機卿、ヴァンバラ司祭は、計画を阻止するためアンドポフを葬り去ることを決意する。暗殺者として指名されたのは、上官を射殺し、ポーランドから亡命してきたスツィボル。スツィボルは、過去の出来事からアンドロポフへ憎しみを抱いているのだった。ヴァーサノ大司教らは、スツィボルのソビエトへの侵入を容易にすべく、夫婦ものとしての偽装を画策する。妻役として選ばれたのは、美しい修道女アニタ。アンドロポフ暗殺を遂行するため、スツィボルとアニタの命を掛けた潜入行が始まる。 ・・・・ 秘密裏に進められていたアンドロポフ暗殺計画は、メンニニ枢機卿の不注意からソビエト上層部に知られるところとなり、スツィボルとアニタは、KGBに追われるはめになる。ソビエトへの潜入ルートに張り巡らされた監視の目。スツィボルとアニタの潜入行は、息つく暇のないピンチまたピンチの連続だ。暗殺者の正体は、早々とソビエト側にバレてしまうのだが、これが、スピード感と緊張感をいや増すことになる。焦燥感を煽りたれられつつ、ぐいぐいと話の流れに引っ張られていく。ギリギリのところで危機をすり抜けるスツィボルとアニタ。執拗に追いすがる敵。はたして、アンドロポフ暗殺は成就するのか。最後まで、ハラハラ、ドキドキは止まらない。 冷酷無比な暗殺者スツィボルと、神のみに愛を誓う修道女アニタ(アニタはスツィボルの任務を途中まで知らない)。反感に近い感情を持っていたぎこちない二人が、危険な旅をとおして恋に落ちていく様が描かれていく。手に汗握るアクションと並行して、育てられていく二人の思いが素敵である。アニタが登場してきたあたりから、想像できてしまうのだが、二人の心が寄り添っていく過程が実に自然なのだ。英米の作品にありがちな、とりあえずデキちゃえば的な、性急さがないところが良い。余韻を残す締めくくり方も申し分ないし、恋愛小説としても楽しめる作品である。 | ||||
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