かくれさと苦界行



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    初公開日(参考)1990年09月
    分類

    長編小説

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    隆慶一郎全集第七巻 かくれさと苦界行 (第4回/全19巻)

    2009年12月22日 隆慶一郎全集第七巻 かくれさと苦界行 (第4回/全19巻)

    今度お逢いした時は、きっと誠さんを刺します…吉原の惣名主となった松永誠一郎の前に、凛とつややかな女が現れる。柳生義仙が放った刺客、お小夜だった。惚れてはならぬ男と女、身を焦がす恋情と憎しみ。荒木又右衛門に仕込まれた義仙の邪剣が誠一郎を狙う!赤裸々に生きた人間たちが、ここにいる。他に「張りの吉原」を収録。 (「BOOK」データベースより)




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    No.16:
    (1pt)

    どういうジャンルに属する作品なのか?

    江戸期を題材にしているというだけで、リアリティを感じさせる時代小説とは程遠い作品である! 都市伝説的要素の中に必然性も裏付けもない無敵のヒーローが暴れまわり、超能力者が都合の良い部分だけ助けてくれたり、なんともご都合主義的なストーリー展開が延々と続くファンタジー!
    かくれさと苦界行 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
    410117413X
    No.15:
    (5pt)

    とても満足しています。

    とてもきれいな状態で満足しています。
    かくれさと苦界行 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
    410117413X
    No.14:
    (3pt)

    かくれさと苦界行

    徳川家康より与えられた「神君御免状」をめぐる裏柳生との争いに勝ち、松永誠一郎は色里・吉原の惣名主となった。だが、一度は敗れながら、なお執拗に御免状を狙う裏柳生の総帥・柳生義仙の邪剣が再び誠一郎に迫る。加えて吉原を潰すべく岡場所が各所に乱立し、さらに柳生の守護神・荒木又右衛門も江戸に現れた。ついに吉原と裏柳生全面対決の時が――。
    かくれさと苦界行 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
    410117413X
    No.13:
    (5pt)

    心が震えた

    前作以上に一人ひとりが際立っており、読んでいて何度も心が震えた。絶品。
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    No.12:
    (5pt)

    150頁前後からグイグイと面白くなる

    『吉原御免状』続編。読めば判るとは、正にこのような本のこと。前作に登場のいかにも個性的な面々に加え、荒木又右衛門や小太夫(お小夜)、吾妻などなど、濃い(いや濃すぎる)一団が物語を引っ張り、感動そして感涙の一気読みでした。それにしても、隆慶一郎の筆力はすごい。頭の中に場面々々の映像が明瞭に浮かぶのを超えて、何と云うか戦闘シーンをはじめとして評者自身がその場に立ち会っていたかのような錯覚を覚えさせられっぱなしでした。ただ唸るのみです。

    「吉原以外の、つまりは公娼ではなく私娼を置いた場所を岡場所といった。・・・ もっと簡単に埒をあけることが出来、しかも近間で値段の安いところが欲しくなるのは、低きに流れる人間の常である」(142〜4頁)。
    「吉原の太夫は、売る女であって、売られる女ではない。そして己れを売るのは、惚れた場合だけなのである。・・・ つまり当時の男は、殆んどが生涯恋というものを知らなかった、と云っていい。その男たちが、吉原では恋を要求されるのである。・・・ しかもその上に、永年の伝統によって磨き上げられ、繊細化された性技が来る」(247〜8頁)。
    「死の時に人は血圧が急速に低下する。この急激な血圧の低下の一瞬、人は何物にも替えがたい倖せを感じるという」(433頁)。
    「なんで殺さなきゃいけないんだ。この世はこんなに楽しいのに」(461頁)
    「色好みの忠清にとって、・・・ 手を伸ばし足を伸ばせば、そこに若い女体があった。顔もろくに見えぬ暗闇の中で、誰とも知れぬ女体を一晩のうちにいくつも、思いのままに犯せるのである」(486頁)。
    「以後の忠清は錯乱の連続だった。将軍家綱が僅か四十才で死に瀕した時、忠清は次の将軍になんと有栖川宮幸仁親王を迎えようと提議している。・・・ 忠清は将軍の血に、
    天子の血をまじえたかったに違いなかった」(521頁)。

    作中、最も評者の印象に残ったのは、やはり義仙の改心(461頁、470〜1頁)の箇所でしょうか。それにしても、青年から壮年へと足を踏み入れた松永誠一郎とおしゃぶ、おふうの行く末を描くはずであった第3部・第4部が本当に読みたかったです。なお、解説はネタばれしてしまうので、先に読まない方がよいでしょう。
    かくれさと苦界行 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
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