ヒューマン・ファクター



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初公開日(参考)1979年06月
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長編小説

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ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)

2006年09月30日 ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)

イギリス情報部の極秘事項がソ連に漏洩した。スキャンダルを恐れた上層部は、秘密裏に二重スパイの特定を進める。古株の部員カッスルはかろうじて嫌疑を免れた。だが、彼が仲良くしていた同僚のデイヴィスは派手な生活に目を付けられ、疑惑の中心に。上層部はデイヴィスを漏洩の事実ともども闇に葬り去ろうと暗躍するが…。自ら諜報機関の一員だったグリーンが、追う者と追われる者の心理を鋭く抉る、スパイ小説の金字塔。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

ヒューマン・ファクターの総合評価:8.23/10点レビュー 43件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

平坦なスパイ小説

何の盛り上がりもありませんでした。どこが名作なのかわかりません。

わたろう
0BCEGGR4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.42:
(5pt)

キム・フィルビー事件に触発されたスパイ小説

ル・カレとグレアムが書いた二重スパイに関する本の一冊で、冷戦時代や人種主義や植民地主義の最中、つまり今とは違う意味での国際関係が厳しかった時代のお話だけど、面白いことは面白いんだけど、読者自身で自分の体験と合わせながら読んでいく必要があり、めんどくさいと言えば、相当めんどくさい本だと思う。
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)より
415120038X
No.41:
(1pt)

ウーン

レビューの評価が高いので読んでみたけど、正直言ってそんなに素晴らしい作品なんだろうか。
アチラへの脱出の描写のみならず、重いはずの部分がいともたやすく書かれているし。
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)より
415120038X
No.40:
(4pt)

面白いけれど、あとに何も残らない…

本文庫に解説を寄せている池上冬樹氏によれば、小林信彦がこの小説について「完全に頭を下げた。私が間違っておりました、弟子にして下さい、という感じだった」と評していたとのことです。

 相互の諜報活動をつうじてイギリス、南アフリカ、アメリカ、ソ連などが関係する緊張をはらんだ国際情勢を背景に、物語は、イギリス情報部に勤める主人公とその家族や上司・同僚とのごく狭い人間関係を中心に、サスペンスをごくゆっくりゆっくり高めながら展開してゆきます。

 とにかく情報部、諜報活動、二重スパイ、南アの差別問題などの大がかりな道具立てをうまく使った、読者の注意を逸らさぬストーリーテリングがまずあります。また物語の展開のなかに、お菓子や料理や本、なによりウィスキー(J&B)や犬(ブラーという名のボクサー犬)などの小物や細部が巧みに配され、それらはくりかえし言及されることで、つよい物語効果をあたえ、読後も印象ふかく記憶に残りつづけます。

 うまく書かれた小説であることはたしかです。
 そして読んでおもしろかったということもたしかです。
 また、この小説がたんなるスパイ小説ではないことは解説者のいうとおりですし、「文学性とエンターテインメント性との融合」が見られる作品であることも別段否定はしません。

 が、評者としては小林信彦のように大絶賛したくなるほどの小説とはどうしても思えません。
 グリーンはこの小説で、情を殺し、指示されたとおり精密機械のように活動することが求められる情報部員ながら、その情を殺すどころか愛や恩義などのヒューマン・ファクター(人間的な要因)に突きうごかされ、みずからの行動を決する人物を描こうとしたと考えられますが、だからといってそれだけで人間存在の深部を浮かびあがらせるほどの深くて重い文学的内容をもつにいたるわけではないという思いもあります。

 そんなふうに言うのは、読んでいるときはこちらも物語がはらむ緊張を共有しハラハラする気持ちがありましたが、読後、上で挙げた小物や細部以外に、深く心に残るものはほとんどなかったからです。
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)より
415120038X
No.39:
(4pt)

夏目漱石が書いたスパイ小説(笑)

東大を出てNASAに十数年勤務し帰国後大学の教授を全うした友人から「面白いよ。」と薦められた1冊。300頁ぐらいまで内容がつかめませんでした。名前だけでは性別も分からない登場人物にも閉口しました。どうも頭の構造が友人と違うことを再確認することになりました。存在自体に意義がある主人公が脱出する当たりからがぜん面白くなりました。しかし銃にじゃれつく犬をを撃ち殺したり、年老いるまで再会ができないとする結末は悲しすぎました。スパイ小説ではありませんでした。たまたまこの後、「鳴かずのカッコウ」読んだら最後のこの本のことが出てきて笑えました。
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)より
415120038X
No.38:
(4pt)

予定通りに届いた

予定通りに届き 品質も説明通りだった。満足です。
グレアム・グリーン全集〈25〉ヒューマン・ファクターAmazon書評・レビュー:グレアム・グリーン全集〈25〉ヒューマン・ファクターより
4152003251



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