ヒューマン・ファクター
- スパイ小説 (146)
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何の盛り上がりもありませんでした。どこが名作なのかわかりません。 | ||||
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ル・カレとグレアムが書いた二重スパイに関する本の一冊で、冷戦時代や人種主義や植民地主義の最中、つまり今とは違う意味での国際関係が厳しかった時代のお話だけど、面白いことは面白いんだけど、読者自身で自分の体験と合わせながら読んでいく必要があり、めんどくさいと言えば、相当めんどくさい本だと思う。 | ||||
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レビューの評価が高いので読んでみたけど、正直言ってそんなに素晴らしい作品なんだろうか。 アチラへの脱出の描写のみならず、重いはずの部分がいともたやすく書かれているし。 | ||||
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本文庫に解説を寄せている池上冬樹氏によれば、小林信彦がこの小説について「完全に頭を下げた。私が間違っておりました、弟子にして下さい、という感じだった」と評していたとのことです。 相互の諜報活動をつうじてイギリス、南アフリカ、アメリカ、ソ連などが関係する緊張をはらんだ国際情勢を背景に、物語は、イギリス情報部に勤める主人公とその家族や上司・同僚とのごく狭い人間関係を中心に、サスペンスをごくゆっくりゆっくり高めながら展開してゆきます。 とにかく情報部、諜報活動、二重スパイ、南アの差別問題などの大がかりな道具立てをうまく使った、読者の注意を逸らさぬストーリーテリングがまずあります。また物語の展開のなかに、お菓子や料理や本、なによりウィスキー(J&B)や犬(ブラーという名のボクサー犬)などの小物や細部が巧みに配され、それらはくりかえし言及されることで、つよい物語効果をあたえ、読後も印象ふかく記憶に残りつづけます。 うまく書かれた小説であることはたしかです。 そして読んでおもしろかったということもたしかです。 また、この小説がたんなるスパイ小説ではないことは解説者のいうとおりですし、「文学性とエンターテインメント性との融合」が見られる作品であることも別段否定はしません。 が、評者としては小林信彦のように大絶賛したくなるほどの小説とはどうしても思えません。 グリーンはこの小説で、情を殺し、指示されたとおり精密機械のように活動することが求められる情報部員ながら、その情を殺すどころか愛や恩義などのヒューマン・ファクター(人間的な要因)に突きうごかされ、みずからの行動を決する人物を描こうとしたと考えられますが、だからといってそれだけで人間存在の深部を浮かびあがらせるほどの深くて重い文学的内容をもつにいたるわけではないという思いもあります。 そんなふうに言うのは、読んでいるときはこちらも物語がはらむ緊張を共有しハラハラする気持ちがありましたが、読後、上で挙げた小物や細部以外に、深く心に残るものはほとんどなかったからです。 | ||||
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東大を出てNASAに十数年勤務し帰国後大学の教授を全うした友人から「面白いよ。」と薦められた1冊。300頁ぐらいまで内容がつかめませんでした。名前だけでは性別も分からない登場人物にも閉口しました。どうも頭の構造が友人と違うことを再確認することになりました。存在自体に意義がある主人公が脱出する当たりからがぜん面白くなりました。しかし銃にじゃれつく犬をを撃ち殺したり、年老いるまで再会ができないとする結末は悲しすぎました。スパイ小説ではありませんでした。たまたまこの後、「鳴かずのカッコウ」読んだら最後のこの本のことが出てきて笑えました。 | ||||
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予定通りに届き 品質も説明通りだった。満足です。 | ||||
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