第三の男



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初公開日(参考)1951年01月
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長編小説

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第三の男 (ハヤカワepi文庫)

2001年04月30日 第三の男 (ハヤカワepi文庫)

作家のロロ・マーティンズは、友人のハリー・ライムに招かれて、第二次大戦終結直後のウィーンにやってきた。だが、彼が到着したその日に、ハリーの葬儀が行なわれていた。交通事故で死亡したというのだ。ハリーは悪辣な闇商人で、警察が追っていたという話も聞かされた。納得のいかないマーティンズは、独自に調査を開始するが、やがて驚くべき事実が浮かび上がる。20世紀文学の巨匠が人間の暗部を描く名作映画の原作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

第三の男の総合評価:7.50/10点レビュー 14件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

どうしても映画と比べてしまうので

いわずと知れた大傑作映画の原作。もともと映画の企画としてスタートし、小説として完成してから監督と作家が協議してシナリオ化したとのこと。映画を見たのは、もう40年ほど昔のことなので詳細は覚えていなかったが、本作を読むに連れて甦るシーンも数多かった。
映画の名シーンの記憶が鮮烈なため、小説を読むより映画のあらすじを読んでいるようで・・・。作品のテーマ、ストーリーはレベルが高いのだが、映画の記憶が邪魔をしてミステリーとしての楽しみは減殺されてしまった。

iisan
927253Y1
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未読の方はご注意ください

No.13:
(2pt)

子供をダシに使うな!!

有名な映画「第三の男」の原作です。
 第二次世界大戦の直後、ソ連、イギリス、アメリカ、フランスの分割統治下のウィーンに、友人に会うためにイギリスから来た男が、当の友人が死んだと聞かされ、その死の謎を解こうとして、調べるうちに、友人が、闇市でペニシリンに砂を混ぜて売り、儲けていたこと、その砂を混ぜたペニシリンのせいで、病気の子供が死ぬという事態に至っている事、更に友人がまだ生きている事を知り、警察に協力して友人を捕まえる……という話です。……友情と正義の板挟みに遭う人間の苦しみ…又はそれとも違うというつもりかも知れないけど、“正義”というものを語るのに、子供をダシにしている感じは否定できません。……いつもは、自分の子供でもよその子供でも、ハナも引っ掛けないくせに、小説やドラマや映画となると、やたらに病気の子供だとか身体の不自由な人が闘病生活でがんばってるだとかいう、メディアや政治家のロジックそのものという感じがします。…映画も見たことないけど、見たいとも思いません。……安っぽい三文小説という感じ。
第三の男 (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:第三の男 (ハヤカワepi文庫)より
4151200010
No.12:
(1pt)

本が古すぎる(1955年・・・昭和30年版)。また先の購入者のペン書き事項があった。

同じハヤカワの物を読む。内容にダブりはあるが(負けたものがすべて取る)。これはこれで買うよ。体裁が非常に立派だ。
第三の男・落ちた偶像 (1955年) (Hayakawa pocket books)Amazon書評・レビュー:第三の男・落ちた偶像 (1955年) (Hayakawa pocket books)より
B000JB3P84
No.11:
(3pt)

崩れかけたウィーンの街

G・グリーンのオリジナルシナリオ。
これはまず映画ありきの原作なので本人も認めているように映像に軍配が上がる。
ラストシーンの違い。チターの伴奏。大下水道と大観覧車。
モノクロ映像のタッチと相俟って大戦後間もないウィーンの独特の世界に浸れます。
第三の男 (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:第三の男 (ハヤカワepi文庫)より
4151200010
No.10:
(4pt)

novelではなくentertainment

グリーンは自身の作品を本格小説ノヴェルと娯楽小説エンターテインメントに分類した作家である。
この作品は映画のために書かれたもので、readabilityが高くあっという間に読了した(映画を見た直後だったのもあり)。
先に読んでおけば映画がより理解できたかもしれないと感じた。

ところどころに置かれた笑える一コマが、なおさらハリー・ライムの「ピーター・パンのような」悪を際立たせている。
それは無垢な子どもの残酷さを思わせる。
彼が「一人前になる」=改心する、ということはない。カトリック信者だが、その解釈はご都合主義。
話し合って解決というのはやはり幻想にすぎないのかと考えこんでしまった。
事件を捜査してきたキャロウェイに「あなたの勝ちです。私の馬鹿野郎ぶりを証明なさったんだから」
と言われたハリーの友人マーティンズが、「勝ったんじゃありません、ぼくの負けでした」と答えたのは、
彼の正義と信頼が親友と思っていたハリーに通用せず、しかも彼を死に追いやってしまったからだろう。
確かにこれはかなり酷な展開だ。
その上に映画版のようなラストでは、「この種の娯楽物には不幸な結末は重すぎる」とグリーンが考えたのも無理はないだろう。
しかし、本人も認めているように、映画のラストの方が断然よかった!
(チターの音色にも助けられていると思うが)
映画とセットで最大限に楽しめるエンターテインメントだった。
第三の男 (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:第三の男 (ハヤカワepi文庫)より
4151200010
No.9:
(5pt)

A screen play without all the rhetorical writing

We have he a fun strait forwarded screen play with a small introduction by Andrew Sinclair. There is some information on Characters, credits, and casts. As with most screen play books the pages are interspersed with pictures from the movie and a smattering of explanatory footnotes.

A little information about the movie for those not sure on purchasing this book:

Holly Martins (Joseph Cotton) an out of work novelist (Westerns) is offered a job in post war Vienna by his friend Harry Lime (Orson Welles). When Holly arrives he finds he is late for Harry's funeral. The authorities are besmirching Harry's memory. Harry's girl (Alida Valli) after hearing of a mysterious third man at Harry's car accident suggested that Harry's death may not have been an accident.

Now it is up to Holly to clear Harry's name. We may be in for a few surprises.
第三の男 (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:第三の男 (ハヤカワepi文庫)より
4151200010



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