情事の終り
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友人から妻サラの様子がおかしいと打ち明けられた小説家のベンドリックスは、実はサラと以前、不倫関係にあった。忘れられないサラへの想いと、自分を捨ててまた別の男と不倫をしているサラへの憎しみを同居させたベンドリックスは私立探偵にサラの追跡を依頼した… 第二次世界大戦中のロンドンが舞台で、著者グレアム・グリーンもイギリス人。あとがきによれば、このグレアムも以前熱烈な不倫をしていたそうで、私小説的要素も含んだストーリーとなっています。 本書はグレアム・グリーンの代表作の一つだそうですが、これ以外にオーソン・ウェルズの「第三の男」の脚本も書いた人です。 本書については、私立探偵が出てくるので謎解き的なエッセンスも無くはないのですが、どちらかと言えば、ベンドリックスとサラの内面が描かれた私小説と言っていいでしょう。多分にというか過分に出てくるのが神との対話で、イギリスと言えば英国国教会なのですが、カトリックが二人の禁じられた関係に深く絡みつきます。これも著者のグレアムの不仲になった奥さんがカトリックだったことに関係しているそうですが、二人の悩みをひたすらにこじらせる役割を果たすだけで、ストーリー的な面白さは皆無です。 ただ、当時のロンドンでは毎日ドイツから飛来するV1ミサイルの爆撃で気持ちの収まる時もなく、日常と死が隣り合わせのような感覚だったはずなので、そういったなかで、神への信仰心と信頼が大きく揺らいでいたのではないでしょうか? 神との対話、成熟した男と女の大人の心の内面の細やかな機微を味わうことが好きな方にはとてもオススメできる本ですが、私のように本格的なミステリーを期待している人には正直、退屈な作品でした。 | ||||
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超迅速配達&丁寧な梱包でした。イギリスの有名な書籍なので、これからじっくり読んでみたいと思います。 | ||||
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特になし。 | ||||
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満足 | ||||
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何度もノーベル賞候補にあがったイギリスの偉大な作家の作品。 著者は著名な映画の脚本も執筆している。 絡み合った男女の関係に意外などんでん返しが・・ 推理小説でもあるようで、切ない純愛のようでもある物語です。 | ||||
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