事件の核心
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を現在のひとは一見おとなしいからしてない風みえてそうじゃないのです。私もしかりです。実はわからずしてはいけないことをさらっとしている。ここんとほしかった本が読めなかったり、きつかったりした原因がここにたどり着いた気がします。すぐには楽にはならんけど、かたつむりのほふく前進のように、あと何年後かに効いてくるかもしれない。私も無事生きていれば。 | ||||
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グレアム・グリーンは、「第三の男」の作者である。 本書の訳者は名の通った方である。 しかし、「あとがき」に根本的改訳は断念した、とある。 私は通常の日本人なのであるが、この本は読んでも意味が分からないのである。 印刷体で読んで分からなかったので、Kindleで一文一文を明確にして、もう一度読んでみた。 しかし、意味が分からない。 一種の不倫小説である、そこにキリスト教がからんでくる。すると、もう分からない。 おそらく、(失礼ながら)純日本人たる訳者も、訳していて意味不明の部分が多々あったに違いない。 そう思わざるを得ない訳文が多数ある。 そもそも英国においてキリスト教徒であるということが、どういう意味を持つのか? 肌で分からない、だから、全部が心の中にストンと落ちてこない。 なぜこの本(「事件の核心」)が彼の代表作の一つなのか?これも分からない。 原題名The heart of the matterのmatterは何を意味するか? 訳者が「あとがき」で論じているが、私は最初からmatter=不倫として読んでいたので、 「あとがき」のこれに関する議論にはついていけなかったのだが。 | ||||
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特になし。 | ||||
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伊藤整が翻訳した今作であるが、彼はグレアム・グリーンの、特にこの作品から大きな影響を受けたという。 | ||||
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西アフリカの植民地の副警察署長が妻を抱えながら別に恋する女性が出き・・・というお話。 割と長い序文と訳者あとがきによるとカトリックという宗派に属する者が不倫に陥ったり浮気を起こすことが罪になるかどうかがこの小説の主題であるらしいです。私の場合はあまり信仰心がなく、恋愛自体したことのない40独身男なので、イマイチよく理解できない、ピンとこない部分もありますが、著者のグリーンがこういう三角関係を体験したり、この小説のネタになるような体験をしたということで、自身の恋愛観を総括する意味で本書が書かれたと推測することは難しくないと思います。 そういう部分を抜きにしても当時のイギリス統治下のアフリカ諸国の様子や戦後のイギリス市民のものの考え方等が興味深く読めて、第一級のエンターテインメント・ノヴェルとして十分楽しめました(著者はエンターテインメントとノヴェルを分けたそうですが)。 500ページ近くある小説ですが、一気に読める傑作。是非ご一読を。 | ||||
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