スタンブール特急
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オリエント急行を舞台にした小説といえば、クリスティーの「オリエント急行の殺人」と並んで?有名といわれる作品です。 一つの明確なストーリーがあるわけではなく、金持ちのユダヤ人青年、貧しい踊り子、秘密を抱える医者、野心的な新聞記者、人を殺して逃げる泥棒たちの大小さまざまなエピソードからなる群像劇です。 それぞれの登場人物は、例えば踊り子からすれば魔法のようにお金を使える金持ちもユダヤ人であることにコンプレックスを持ちいやな目にもあう、特ダネを追う新聞記者は若い恋人が自分から離れていることに怯えているなど、屈折した陰影に富んだ姿で描かれています。 「エンターテイメント」と著者自ら命名していますが、複雑な人物像、頻繁に変わる場面など、今のスリラーと比べればじっくり読む必要があると思います。しかし、文学全集に収録されるような多くの作品よりははるかに読みやすいと思いますので、じっくり腰を落ち着けて、それに見合う作品を読みたい人には十分お勧めできると思います。 | ||||
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