ストックホルムの密使
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後は意外にあっさり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
太平洋戦争三部作の完結編。前二作が開戦前の物語なのに対し、本作は日本の終戦工作を巡る話である。三部作の完結編だけあって、作家の視点がさらに明確に伝わるし、筆の滑りもよく、前作からの登場人物のキャラクターが深みを増したこともあり、三本の中では一番面白かった。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
NHKドラマ「エトロフ遥かなり」を見て購入したが、つまらない。途中で放棄した。 いい勉強になった。今後この人の作品を手に取ることはない。 日本人の冒険小説ってほんと、つまらない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
駐ストックホルム海軍武官夫妻が、独自に入手した米国の原爆実験成功とソ連対日参戦情報を本国に伝えるべく密使を派遣。天皇の戦争責任と国体の護持のはざまでポツダム宣言の扱いに激震が走る日本。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
敗戦を認めない政府は聖断によりソ連に仲介を依頼。自ら侵略・虐殺したアジア諸国や沖縄の悲惨、被爆者の苦しみを顧みず、天皇・皇室の安泰のみの視野狭窄症・日本に果たして学習能力はあるのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
敗戦後マッカーサー元帥が日本に降り立ち「日本人の精神年齢は12,3歳」と評したといわれ、痛くプライドを傷つけられて60年、この本を読んで「さもありなん」とようやく頷くことが出来た。国際謀議、策略、そういったものに全く慣れていないうぶな少年だった。人知れぬ東洋の小さな島国で海に囲まれ千年以上仲間内で農耕に励んでいた田舎のおっさん連中だった。故に仲間同士の喧嘩、悶着、苛めはお手のもの。国際謀略戦争の只中で翻弄される陸海軍上層部の迷走ぶりに、いたたまれぬ気持ち昂ぶり眼が潤むこと数回。 更に感じ入るのは、日本のそういう有様は現代まで全く変化も進化もなかったという驚くべき真実。今まさに2020東京五輪を迎えて上層部の混乱は戦争末期とどう違う?誰も決断ができない。様子見様子見で一日延ばし。できないまま外国人有力者に牛耳られていく。残るのは国民の阿鼻叫喚である。敗戦の反省や学びのなかったことが大きな悔いとなる。何故なのか?過去から学ぶ姿勢の皆無は? 天皇ご一家に対しては大きな敬愛を抱く者であるが、それでも「戦争責任」はあったのではないか、と思わせられたことも吐露しなくてはならない。せめて退位があったなら、日本はここまで無責任国家にならなかったのではないか。そう感じたのも初めてである。今の政治家が誰も責任を取らなくなったことの原因をそこに見るのは、うがちすぎであろうか。個人的ベスト20に入る名著であった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがの佐々木讓作品でした。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 33件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|