鷲と虎

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種別
長編
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あらすじ

2001年08月31日 鷲と虎 (角川文庫)

1937年7月、北京郊外で軍事衝突が発生。戦火はたちまち広がり、日中両国は全面的な戦争に突入した。帝国海軍航空隊の麻生哲郎は勇んで中国へと向かい、アメリカ人飛行士デニス・ワイルドは中国義勇航空隊の一員として出撃する。上海、南京、漢口、重慶。長江上空に展開する戦闘機乗りたちの熱き戦い。やがてふたりはお互いを、名前を持った敵として意識するようになった…。中国の大空を翔けた男たちの勇姿を見事に謳いあげた航空冒険小説。(「BOOK」データベースより)

評判

鷲と虎の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

鷲と虎の総合評価:

7.56/10点 レビュー 9件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(8pt)

空戦がロマンチックだった時代

零戦が登場する以前、まだ複葉の戦闘機が主力の時代、パイロット同士が顔を見ながら戦った空戦の時代のロマンチックな冒険小説である。
1937年7月、北京郊外の盧溝橋で発生した日中の軍事衝突は全面的な戦闘に発展し、海軍航空隊のパイロット麻生中尉は艦載機部隊の一員として上海、南京などの攻撃に参加する。一方、アメリカ陸軍航空隊を退役した飛行士デニスは、高額の報酬につられて中国義勇航空隊の一員として中国の防空戦に参加する。敵同士の二人は、何度か交戦するうちに互いを強く意識するようになり、単騎格闘戦へと突入することになった。
本作は、零戦を主役にした凡百の小説とは異なり、1930年代のクラシックな戦闘機が主役になっているところが味わい深い。機械が人を振り回すのではなく、人が機械を操って戦う時代の武士道的ロマンにあふれている。また、愚昧な大本営、暴走する現地軍、誤った作戦を繰り返し反省することが無い軍隊組織に対する鋭い批評精神に貫かれているところも小気味好い。
いわゆる戦記ものファンではなく、冒険小説ファンにオススメだ。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(3pt)

毛澤東が「マオゾートン」。中国語のルビがデタラメ過ぎて白ける

「昭南島に蘭ありや」「総督と呼ばれた男」でシンガポールものを読み、その二冊の広東語や福建語のルビがデタラメすぎて吹き、他方、この本で出てくる中国語は比較的メジャーな北京語なのでちゃんとしているのかなと思ったら、やっぱり間違いだらけでした。

もちろん、著者自身が執筆する小説の舞台の全ての言葉に精通している必要はないし、そんなことは無理だと思います。しかし敢えてわざわざ外国語の発音のルビを振るなら、きちんとその言葉が解る人に教えてもらい、正確に書いた方がいいと思います。

恐らく著者は日本にいる知り合いの中国人などに発音してもらって聞き取りルビを振ったのでしょう。しかし著者の外国語耳が弱い、あるいは発音した中国人の発音が間違っている(地方出身の人の多くは発音が訛っており、中国人なら誰でも正しい北京語の発音ができるとは限りません)か、どちらかの理由でこのようなことになってしまったのだと思いますが、ここまで間違いが多いと、編集者の責任もあるでしょう。

いきなり冒頭から、主人公のひとり、劉国祥(リウ・グオシァン)が「リュウ・コオシャン」と無気音が有気音になっており(この2つは全然違います。例えば、安倍をアベでなくアヘ、と発音している感じ)
デニスが覚えたばかりの中国語で「ニイハオ」というと、劉国祥が「上海の方言ではノンハオ」ですよとツッコミを入れるシーンがあります。しかし、上海語の発音は「ノンハオ」でなくて「ノンホウ」です。
わざわざネタとして取り上げるなら、正しく書かないと意味がないですね。

ほかにも、中国人の名前、鄭個瑜(ジェングーユー)が「チョンズーユイ」とグーがズーになり
謝謝(シィエシィエ)は「シェイシェイ」(パンダの名前!?)
大別山脈(ダービエ)が「ターピエ」山脈
毛澤東(マオツードン)が「マオゾートン」になり、も〜挙げきれません。
こんなに間違いだらけのルビなら、却って何もつけない方がいいでしょう。

時代背景についても、戦時中なのに主人公がいきなり上海の街角で流しのタクシーを拾ったり
(当時の上海に流し人力車はありましたが、流しのタクシーはありません。。)

中国市民が日本軍の罵詈雑言を年中耳にして日本語を覚えてしまったという下りでは、
その言葉は
「こんにゃろ、こんちくしょう、ばっきゃろ」
となってますが、確かに当時「バカヤロ」という日本語は中国で有名になっていて
今でも抗日映画やドラマに日本軍兵士がそう怒鳴りながら中国人を殴り倒すシーンなどよく出て来ますが、
「こんにゃろ、こんちくしょう」は、たぶん無かったとおもいます。(とくに「こんにゃろ」)

それから、国祥の婚約者の女性、麗珍が愛する国祥のもとに駆け寄って「劉!劉!」と叫ぶシーンがありますが、
普通、中国人の若い女性は恋人の男性の名前をファーストネームの一文字で呼びます。
「劉!劉!」って、それ可愛い若い女性が婚約者を「山田!山田!」と呼ぶみたいな感じ、麗珍どこの体育会系?と吹きました。

歴史小説なので、もうちょっと取材して、ディテールがリアリティを持つように正確に書いてほしいですね。
それから結末は、大団円に向かうのかと思ったところでいきなり尻切れトンボ的に終わり、え?という感じでした。
鷲と虎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鷲と虎 (角川文庫)より
4041998034
No.7
(3pt)

毛澤東が「マオゾートン」。中国語のルビがデタラメ過ぎて白ける

「昭南島に蘭ありや」「総督と呼ばれた男」でシンガポールものを読み、その二冊の広東語や福建語のルビがデタラメすぎて吹き、他方、この本で出てくる中国語は比較的メジャーな北京語なのでちゃんとしているのかなと思ったら、やっぱり間違いだらけでした。

もちろん、著者自身が執筆する小説の舞台の全ての言葉に精通している必要はないし、そんなことは無理だと思います。しかし敢えてわざわざ外国語の発音のルビを振るなら、きちんとその言葉が解る人に教えてもらい、正確に書いた方がいいと思います。

恐らく著者は日本にいる知り合いの中国人などに発音してもらって聞き取りルビを振ったのでしょう。しかし著者の外国語耳が弱い、あるいは発音した中国人の発音が間違っている(地方出身の人の多くは発音が訛っており、中国人なら誰でも正しい北京語の発音ができるとは限りません)か、どちらかの理由でこのようなことになってしまったのだと思いますが、ここまで間違いが多いと、編集者の責任もあるでしょう。

いきなり冒頭から、主人公のひとり、劉国祥(リウ・グオシァン)が「リュウ・コオシャン」と無気音が有気音になっており(この2つは全然違います。例えば、安倍をアベでなくアヘ、と発音している感じ)
デニスが覚えたばかりの中国語で「ニイハオ」というと、劉国祥が「上海の方言ではノンハオ」ですよとツッコミを入れるシーンがあります。しかし、上海語の発音は「ノンハオ」でなくて「ノンホウ」です。
わざわざネタとして取り上げるなら、正しく書かないと意味がないですね。

ほかにも、中国人の名前、鄭個瑜(ジェングーユー)が「チョンズーユイ」とグーがズーになり
謝謝(シィエシィエ)は「シェイシェイ」(パンダの名前!?)
大別山脈(ダービエ)が「ターピエ」山脈
毛澤東(マオツードン)が「マオゾートン」になり、も〜挙げきれません。
こんなに間違いだらけのルビなら、却って何もつけない方がいいでしょう。

時代背景についても、戦時中なのに主人公がいきなり上海の街角で流しのタクシーを拾ったり
(当時の上海に流し人力車はありましたが、流しのタクシーはありません。。)

中国市民が日本軍の罵詈雑言を年中耳にして日本語を覚えてしまったという下りでは、
その言葉は
「こんにゃろ、こんちくしょう、ばっきゃろ」
となってますが、確かに当時「バカヤロ」という日本語は中国で有名になっていて
今でも抗日映画やドラマに日本軍兵士がそう怒鳴りながら中国人を殴り倒すシーンなどよく出て来ますが、
「こんにゃろ、こんちくしょう」は、たぶん無かったとおもいます。(とくに「こんにゃろ」)

それから、国祥の婚約者の女性、麗珍が愛する国祥のもとに駆け寄って「劉!劉!」と叫ぶシーンがありますが、
普通、中国人の若い女性は恋人の男性の名前をファーストネームの一文字で呼びます。
「劉!劉!」って、それ可愛い若い女性が婚約者を「山田!山田!」と呼ぶみたいな感じ、麗珍どこの体育会系?と吹きました。

歴史小説なので、もうちょっと取材して、ディテールがリアリティを持つように正確に書いてほしいですね。
それから結末は、大団円に向かうのかと思ったところでいきなり尻切れトンボ的に終わり、え?という感じでした。
鷲と虎 (角川書店冒険・サスペンス書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 鷲と虎 (角川書店冒険・サスペンス書き下ろし)より
404873136X
No.6
(3pt)

取材不足では

「昭南島に蘭ありや」「総督と呼ばれた男」でシンガポールものを読み、その二冊の広東語や福建語のルビがデタラメすぎて吹き、他方、この本で出てくる中国語は比較的メジャーな北京語なのでちゃんとしているのかな〜と思ったら、やっぱり間違いだらけでした。

もちろん、著者自身が執筆する小説の舞台の全ての言葉に精通している必要はないし、そんなことは無理だと思います。しかし敢えてわざわざ外国語の発音のルビを振るなら、きちんとその言葉が解る人に教えてもらい、正確に書いた方がいいと思います。

恐らく著者は日本にいる知り合いの中国人などに発音してもらって聞き取りルビを振ったのでしょう。しかし著者の外国語耳が弱い、あるいは発音した中国人の発音が間違っている(地方出身の人の多くは発音が訛っており、中国人なら誰でも正しい北京語の発音ができるとは限りません)か、どちらかの理由でこのようなことになってしまったのだと思いますが、ここまで間違いが多いと、編集者の責任もあるでしょう。

いきなり冒頭から、主人公のひとり、劉国祥(リウ・グオシァン)が「リュウ・コオシャン」と無気音が有気音になっており(この2つは全然違います。例えば、安倍をアベでなくアヘ、と発音している感じ)
デニスが覚えたばかりの中国語で「ニイハオ」というと、劉国祥が「上海の方言ではノンハオ」ですよとツッコミを入れるシーンがあります。しかし、上海語の発音は「ノンハオ」でなくて「ノンホウ」です。
わざわざネタとして取り上げるなら、正しく書かないと意味がないですね。

ほかにも、中国人の名前、鄭個瑜(ジェングーユー)が「チョンズーユイ」とグーがズーになり
謝謝(シィエシィエ)は「シェイシェイ」(パンダの名前!?)
大別山脈(ダービエ)が「ターピエ」山脈
毛澤東(マオツードン)が「マオゾートン」になり、も〜挙げきれません。
こんなに間違いだらけのルビなら、却って何もつけない方がいいでしょう。

時代背景についても、戦時中なのに主人公がいきなり上海の街角で流しのタクシーを拾ったり
(当時の上海に流し人力車はありましたが、流しのタクシーはありません。。)

中国市民が日本軍の罵詈雑言を年中耳にして日本語を覚えてしまったという下りでは、
その言葉は
「こんにゃろ、こんちくしょう、ばっきゃろ」
となってますが、確かに当時「バカヤロ」という日本語は中国で有名になっていて
今でも抗日映画やドラマに日本軍兵士がそう怒鳴りながら中国人を殴り倒すシーンなどよく出て来ますが、
「こんにゃろ、こんちくしょう」は、たぶん無かったとおもいます。(とくに「こんにゃろ」)

それから、国祥の婚約者の女性、麗珍が愛する国祥のもとに駆け寄って「劉!劉!」と叫ぶシーンがありますが、
普通、中国人の若い女性は恋人の男性の名前をファーストネームの一文字で呼びます。
「劉!劉!」って、それ可愛い若い女性が婚約者を「山田!山田!」と呼ぶみたいな感じ、麗珍どこの体育会系?と吹きました。

歴史小説なので、もうちょっと取材して、ディテールがリアリティを持つように正確に書いてほしいですね。
それから結末は、大団円に向かうのかと思ったところでいきなり尻切れトンボ的に終わり、え?という感じでした。
鷲と虎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鷲と虎 (角川文庫)より
4041998034
No.5
(3pt)

取材不足では

「昭南島に蘭ありや」「総督と呼ばれた男」でシンガポールものを読み、その二冊の広東語や福建語のルビがデタラメすぎて吹き、他方、この本で出てくる中国語は比較的メジャーな北京語なのでちゃんとしているのかな〜と思ったら、やっぱり間違いだらけでした。

もちろん、著者自身が執筆する小説の舞台の全ての言葉に精通している必要はないし、そんなことは無理だと思います。しかし敢えてわざわざ外国語の発音のルビを振るなら、きちんとその言葉が解る人に教えてもらい、正確に書いた方がいいと思います。

恐らく著者は日本にいる知り合いの中国人などに発音してもらって聞き取りルビを振ったのでしょう。しかし著者の外国語耳が弱い、あるいは発音した中国人の発音が間違っている(地方出身の人の多くは発音が訛っており、中国人なら誰でも正しい北京語の発音ができるとは限りません)か、どちらかの理由でこのようなことになってしまったのだと思いますが、ここまで間違いが多いと、編集者の責任もあるでしょう。

いきなり冒頭から、主人公のひとり、劉国祥(リウ・グオシァン)が「リュウ・コオシャン」と無気音が有気音になっており(この2つは全然違います。例えば、安倍をアベでなくアヘ、と発音している感じ)
デニスが覚えたばかりの中国語で「ニイハオ」というと、劉国祥が「上海の方言ではノンハオ」ですよとツッコミを入れるシーンがあります。しかし、上海語の発音は「ノンハオ」でなくて「ノンホウ」です。
わざわざネタとして取り上げるなら、正しく書かないと意味がないですね。

ほかにも、中国人の名前、鄭個瑜(ジェングーユー)が「チョンズーユイ」とグーがズーになり
謝謝(シィエシィエ)は「シェイシェイ」(パンダの名前!?)
大別山脈(ダービエ)が「ターピエ」山脈
毛澤東(マオツードン)が「マオゾートン」になり、も〜挙げきれません。
こんなに間違いだらけのルビなら、却って何もつけない方がいいでしょう。

時代背景についても、戦時中なのに主人公がいきなり上海の街角で流しのタクシーを拾ったり
(当時の上海に流し人力車はありましたが、流しのタクシーはありません。。)

中国市民が日本軍の罵詈雑言を年中耳にして日本語を覚えてしまったという下りでは、
その言葉は
「こんにゃろ、こんちくしょう、ばっきゃろ」
となってますが、確かに当時「バカヤロ」という日本語は中国で有名になっていて
今でも抗日映画やドラマに日本軍兵士がそう怒鳴りながら中国人を殴り倒すシーンなどよく出て来ますが、
「こんにゃろ、こんちくしょう」は、たぶん無かったとおもいます。(とくに「こんにゃろ」)

それから、国祥の婚約者の女性、麗珍が愛する国祥のもとに駆け寄って「劉!劉!」と叫ぶシーンがありますが、
普通、中国人の若い女性は恋人の男性の名前をファーストネームの一文字で呼びます。
「劉!劉!」って、それ可愛い若い女性が婚約者を「山田!山田!」と呼ぶみたいな感じ、麗珍どこの体育会系?と吹きました。

歴史小説なので、もうちょっと取材して、ディテールがリアリティを持つように正確に書いてほしいですね。
それから結末は、大団円に向かうのかと思ったところでいきなり尻切れトンボ的に終わり、え?という感じでした。
鷲と虎 (角川書店冒険・サスペンス書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 鷲と虎 (角川書店冒険・サスペンス書き下ろし)より
404873136X
No.4
(4pt)

カッズ

日中戦争時、96艦戦を操縦する麻生哲郎大尉と、I-16を操縦する中国義勇軍に所属するデニスワイルドの戦い。武士道とは、騎士道とは?上海漢口重慶の空を舞台に男の意地がぶつかる!
鷲と虎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鷲と虎 (角川文庫)より
4041998034

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